咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

どうなる東京都知事選・・・・

2011-02-24 23:00:20 | 報道・ニュース
 我が国日本の国政、その舵取りをする首相も小泉首相引退以後、短命首相が相次いでいる。取り分け、国民の期待を一身に受けて政権交代を行った民主党も、政権与党になった途端に内紛の火種がくすぶり続けており、舵取り役の首相も前政権時以上の体たらくを露呈している。

 未だに国の施策を実行すべき国家予算を確立することもできないで、検察審査会により強制起訴された民主党元代表(一兵卒で身を呈するはずであったが)の我が物顔の言動と行動を制することもできない党執行部と代表及び幹事長。

 その体たらくぶりばかりがニュース報道されている現政権与党・・・・情けないね。

 国会軽視の内紛に奔走する政権与党内部、日米関係をぶっ壊した前首相、国益を守ろうとしないこの人たちの言動と行動を見透かしたような中国とロシアの露骨な動きを誘発している。

 国益と国民の利益を守るべき国政のかじ取りも暗礁に乗り上げており、そろそろ解散総選挙を行ってもらいたいと願っている多くの国民の声・・・・・今度こそは、シッカリと見極めて1票を投ずるべきである。

 国政がグラついている中で、日本の首都東京では気骨ある石原都知事が「都政から国政を変える」との思いで、3期にわたり采配を奮って今日に及んでいる・・・・日本の首都ここにあり、国政は何をやっているんだと、余りにもひ弱な国政を嘆きつつ

 そして、任期満了に伴う今春(4月)の都知事選、その去就が注目されていたが、22日、長男で自民党の石原伸晃都連会長が「石原慎太郎知事(78)が、4月の都知事選挙に出馬しない」と支援者らに伝えたとのこと。


 第三者からみると近年の国政の体たらくとひ弱さが目立つ中で、都政のあるべき姿を描きリーダーシップを発揮している石原都知事には、もう1期出馬して国政にも渇を入れて貰いたかった・・・・ちょっと残念。

 元首相、元熊本県知事・細川護熙さんの弁に「『花無十日紅 権不十年久』と申しますが、権力というものは、知らず知らずのうちに腐り易いものです」と・・・・・熊本県知事を2期務めて勇退。

 石原都知事も3期目の出馬の際に「最後のご奉公」という言葉を使われていたとのこと、この「権不十年」も当てはまったのだろうか・・・・・。

 それにしても、首相をやったものは引退すべきで自分も引退と言っていた方、その前言を翻して居座るつもり・・・・・権力にしがみつき「権不十年」の分からない政治家が多い。


 さて、都知事選は俄然混沌としてきたが、外食大手で成功し教育分野にも手を広げコメンテイターとしても売り出し中の方、また、地方の知事として少しばかりうまくいったからといって都政に関わろうとされる方などの立候補が取りざたされているが、どちらも日本の首都・東京都政を任せるには「帯に短し、たすきに長し」の感が否めない・・・・。

 
 現都知事が後継候補として白羽の矢を立てているとの松沢成文神奈川県知事、この方の去就が今後クローズアップされることは必定

 力量からも物事への取り組み方からも・・・・・。


 国家浮沈を賭けた首都決戦、強いリーダーシップと国政を変える勢いの現都知事に勝るとも劣らない・・・・・リーダーの出現に期待。


 今春の統一地方選挙、日本の動向を左右する重大な選挙となるだろう。(夫)


にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 剣客商売・・・・池波正太郎 | トップ | 断然か・・・ヴィクトワールピサ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
都政はピンと来ないものの (楽観)
2011-02-24 09:04:37
幸せになりたいと言う万人の願いは同じでありながら、余りにも利害の対立が見られる国内外の政治・経済社会、どの目標が正しくどの目標に向かうべきなのか指針が揺らいでいます。
国内的には、国と地方の政治で、世界に目を 転じれば民主・社会・共産主義の凌ぎ合いが見られます。
民主政治が本道としても、日本の政変後の政治の実態は目を覆うものがあり、ご指摘のように
何の為の仕分けであり、何の為の内閣改造であったのか、生みの苦しみかどうかは別にしても
実績の伴わないもの・無駄が多過ぎます。
市民の目指すものは同じです。あらゆる面での利害対立を最小限度にした政治を行うリーダー
の人選が望まれます。
単に首をすえかえる(言葉は適正でないかも知れませんが、どなたかもおっしゃっていましたが)だけでは済まされない、根本から皆が見直さなければならない大事な時期だと痛感しています。
返信する
ありがとうございます (咲とその夫)
2011-02-24 09:42:43
 大変、結構なコメントありがとうございました。

 今読んでいます“剣客商売”の中で、時の老中田沼意次の妾腹の娘・佐々木美冬が、父と政治を「汚らしい」と思っているとの件(くだり)があり、主人公・秋山小兵衛が「政事(まつりごと)は、汚れの中に真実(まこと)を見出すものさ」と言うところがあります。

 また、“その男”では、主人公・杉虎之助が晩年、「世の中が、いかに変わろうとも、人間の在り方に変わりはない」と、言っています。

 そして、“幕末新撰組”の主人公・永倉新八が晩年になって、「なあに、明治維新なんてもんはね、つまり薩長たち雄藩と徳川との争いさ。いまのような文明開化の世が来たのも、そいつは時勢というやつでね。つまりは日本国民がえらいのだよ」・・・と、これらすべて、当方が大好きな著者・池波正太郎の物の考え方が如実にでている言葉だと思います。そのほか、池波小説にはいろいろと考えさせられる深い言葉がちりばめられており面白いです。(余談)

 所詮、政治の世界も人の生き方もこのようなものかも知れませんが、えらいと言われた日本国民がそろそろ真剣に考える頃かと思われます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

報道・ニュース」カテゴリの最新記事