咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

いいレースだった・・・・東京優駿

2010-05-31 19:20:00 | スポーツ
 東京競馬場も曇り空のなか、昨日の雨で稍重に近い良馬場であったが、素晴らしい見ごたえのある第77回日本ダービーが行われた。
 1番人気に支持されたのは、やはり皐月賞馬のヴィクトワールピサで単勝2.1倍、2番人気は青葉賞を獲ったペルーサで、単勝2.6倍と人気を分けた。
 3番人気には、皐月賞2着のヒルノダムールの単勝8.8倍と10倍以下はこの3頭。

 レースの方は、3枠6番のアゼリオ、同枠の5番コスモファントム、大外から16番シャインが引っ張るレース、1番人気の7番ヴィクトワールピサは絶好の5~6番手の内々を追走し、8番ローズキングダムはその2、3頭後方を追走。
 1番エイシンフラッシュは中団に位置し、2番人気の9番ペルーサは後方から2、3番手の位置に下げて追走。

 前半1000m通過は61秒6。典型的な逃げ馬が不在の中、超スローペースとなった。

 直線に入ってからは、横一線の追い比べとなり、決勝点手前200mからトゥザグローリー、ヴィクトワールピサ、ゲシュタルト、エイシンフラッシュ、ローズキングダムの5頭が真横に並び壮絶な叩き合い。

 その中から、ローズキングダムが最初に抜け出しを図ると内からヴィクトワールピサも追い出しに、7番、8番のウマタン裏表の流れに・・・・・と思ったのもつかの間、上がりの決め手勝負となったところで、一呼吸置いて追い出したエイシンフラッシュが一瞬のうちにローズキングダムを突き放しゴールに飛び込んだ。

 ローズキングダムが懸命に追うもクビ差退けられた。イチオシのヴィクトワールピサは一瞬の脚ではやはり分が悪いのか・・・・その部分だけの負け。

 上がりの時計は、なっ・・何と32秒7、2着のローズキングダムも32秒9・・・・速い。

 ペルーサも直線に向いて一瞬反応しかけたが、思うように伸びず残念な競馬であった。

 「・・・ペースが遅く、向正面から3コーナーで馬に力みが見られました。最後の直線、抜け出すタイミングもよく、前も開いたのですが弾けませんでした。道中の力みが影響していたのかもしれませんが・・・」と岩田康誠騎手のコメント。


 「第77回日本ダービーは内田博幸騎手騎乗の7番人気エイシンフラッシュが、中団追走から最後の直線で馬場のど真ん中を上がり3ハロン32秒7の脚で力強く抜けて優勝を果たした。勝ち時計は2分26秒9(良)。鞍上の内田騎手はJRA移籍3年目にして“ダービー・ジョッキー”の栄誉を獲得。本馬を管理する藤原英昭調教師も日本ダービー初制覇となった。
 2着はクビ差で後藤浩輝騎手騎乗の5番人気ローズキングダム。3着は1馬身3/4差で岩田康誠騎手騎乗の1番人気ヴィクトワールピサ。2番人気に支持された横山典弘騎手騎乗のペルーサは伸びを欠き6着に敗れた。なお、18番ダノンシャンティは骨折により出走取消となっていた。」(JRA-VAN NEXT レース回顧抜粋)


 それにしても、一頓挫あったローズキングダムは、2キロでもプラス体重が良かったのかやはり力のあるところを示してくれた・・・・・・追っかけ馬なので。

 馬券にうまく繋げることができなかったが、とても素晴らしいワクワクとするダービーを観戦できて良かった。

 夏競馬から明日のダービー馬を探す・・・・・楽しみが(夫)



「5.30 日本ダービー」(出典:JRA公式HP抜粋)

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