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往年の映画スター3人が終結し、それぞれが個性豊かな演技のぶつけ合い。
それもコメディタッチに描かれており、徐々に映画の中に吸い寄せられた。
B級映画プロデューサーのマックス役のロバート・デ・ニーロ、映画を観ていて腹立たしいシーンもあるが、ハマり役であると思った。
さすがの名演技。
出で立ちからして、何やら怪しそうな、インチキそうな雰囲気が垣間見られるから、素晴らしい。
高利貸しのようなギャングのレジー役のモーガン・フリーマン、息の長い名優の一人。
ケビン・コスナーと共演したロビンフッド、ブラッド・ピットと共演のセブンなども良かった。
これはこれでピッタリのはまり役。
ちょっと頼りなさそうな子分二人をいつもそばに置いており、コメディの雰囲気が出ている。
自殺願望の往年の映画スターのデューク役のトミー・リー・ジョーンズ、西部劇の名優と云う役柄なのであろう。
老いてもスタントを淡々とこなす役柄。
派手な衣装もよく似合っている。
往年の映画スターが老人ホームに入って、ロシアンルーレットで狂気の自殺願望。
マックスから映画出演依頼を受けると、考慮の結果喜んで出演する。
ところが、マックスは不慮の事故でデュークが死亡し、保険金が転がり込むことを目論んでいる。
マックスの意に反して撮影は思いのほか順調に進む。
そこで、不慮の事故を招くため危険なシーンを追加するが、デュークは次々とクリアするから、さらにいいシーンの詰まった映画になって来た。
ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンの三者三様に火花を散らす名演。
最後は、思いもよらない展開になってくる。
序章は、間延びしているように思えたが、徐々に面白くなってきた。
終わってみれば、いい映画だったと感心しきりである。(夫)
[追 記]~解説~
ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンとオスカー受賞の名優たちが顔をそろえたコメディ。1970年代のハリウッド。B級映画プロデューサーのマックスは、ギャングのレジーからの借金返済に頭を悩ませていた。そんなマックスが苦し紛れに思いついたのが、危険なスタント撮影での死亡事故で保険金を手にするというとんでもないトリックだった。
マックスは往年のスターであるデュークを老人ホームから担ぎ出し、西部劇の撮影をスタートさせる。撮影の本当の目的は映画を絶対に完成させずに、撮影中にデュークに死んでもらうこと。しかし、マックスの目論見ははずれ、デュークが思いのほかしぶとかったために撮影は順調に進んでしまう。
マックス役をデ・ニーロ、デューク役をジョーンズ、レジー役をフリーマンがそれぞれ演じる。監督はデ・ニーロ主演のコメディ「ミッドナイト・ラン」で脚本を手がけたジョージ・ギャロ。
(映画com 抜粋)
(映画com 抜粋)
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