お役ご免の電車？ちょっと懐かしい雰囲気！

金沢駅に隣接する、操車場の横の道路を通ったとき、
１両ポツンと止まっている電車。
色合いといい、錆び具合といい、ノスタルジックな雰囲気の
たたずまい。
鉄道マニアではないのですが、
一番道路側の線路に止めてあったので、
写真に収めました。

この色合い・・・あまり見かけない車両です。
形式は、「キハ５２－１２５」、所属は「金ホク」
と書いてありました。
あと前面にテープで目隠ししてあるところも見受けられました。
う～ん、この電車、何処を走っていたのだろうか？？？
帰って、ネットで調べると、、、情報がありました。
それも、この車両そのものの情報（らしい）！
（３番目と４番目の写真です）

１９９１年には、福井県の「越美北線」を走っていたようで、
その頃は色もデザインも違っています。
その後、２００７年には、新潟県の大糸線を走ることに。
その時に「鉄道省色」に変更されたようです。
福井と新潟を走っていたので、金沢では見かけないハズですね。
（このカラーは、鉄道省色・・・だったんだ）
そして今、操車場にひっそりと置かれています。

この車両・・・この後どうなるんでしょうね？
また塗装し直して、元気に何処かの線路を走るのか。
それとも、どこかに払い下げ（海外とか）となるのか。
最悪は、廃車両となるのか。
ここに置かれて、見るものに、何かを訴えているかのようです。

つい、この電車の歴史をたどりながら、活躍していた頃の雄姿を
思い浮かべました。
そして、「お疲れ様でした」！