お茶のあずま園-しんちゃん-ここだけの話ねんけど・・・

自家焙煎の美味しい加賀棒茶「加賀棒ほうじ茶」を追求する、お茶のあずま園、店主、東信一の四方山話。全国の産地直送茶もOK。

素人大工ですが、納屋修理です。

2010年07月28日 23時09分16秒 | お茶屋
しんちゃんの山の家の後ろに、もう一代前の家が
あり、今は農作業小屋や農機具格納庫として使用しています。
この建物、おそらく明治前期~中期の建築で、
すでに100年を経ています。

昔の農家の作りで、広い土間と、板張りの広い、おいの間があります。
その後ろ側にいろんな部屋がありましたが、今は後ろ半分は
撤去してありません。
おいの間を囲んで、ケヤキの主柱6本があり、長年を経て
釘も打ち込めないほど固くなっています。
おかげで、農作業小屋としては、頑丈で重宝していますが、
それでも一部外に出ている部分が雨漏りしましたので、
しんちゃん自ら修復することに。

梅雨が空けた先週から、毎朝少しずつ取り掛かりました。
まず、屋根をまくり、腐っている垂木や板を撤去します。
屋根裏は、長年の埃が溜まっており、撤去中は顔も体も
埃で真っ黒になりました。

屋根をまくってみると、柱も一部腐食していましたので、
新しい柱をボルトで止め補強しました。
屋根の張り(モヤと言います)も補強し、新しい垂木を架け、
全体に板を張りました。

そして今日、屋根に波板を張りました。
暑い日が続きましたが、なんとか雨が降る前に
波板まで済ませることが出来、納屋の中に雨が
入らないようになり、ほっとしました。

あとは、周りにトタンを張るだけです。
素人が試行錯誤しながらの大工仕事でしたが、
まあ、なんとか格好が付きました。
最初は不安でしたが、何でも挑戦して見る事ですね。

これで雨漏りがなければ、また数十年持つことでしょう。
木造建築は、雨漏りさえ無ければ、本当に何百年も
持つから不思議ですね。
現代の鉄筋コンクリート建築では、考えられない年数ですので、
改めて日本の木造建築の素晴らしさに感服しました。
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