お茶のあずま園-しんちゃん-ここだけの話ねんけど・・・

自家焙煎の美味しい加賀棒茶「加賀棒ほうじ茶」を追求する、お茶のあずま園、店主、東信一の四方山話。全国の産地直送茶もOK。

金沢は、7月1日は、「氷室まんじゅう」一色

2010年06月30日 23時48分27秒 | お茶屋
7月1日は、金沢では「氷室の日」です。

前日の6月30日に、金沢の奥座敷、湯涌温泉の
氷室小屋から、冬に詰め込みし貯蔵していた雪をとりだします。
今日のローカルニュースは、どの局も、この氷室開きの話題でした。
(北国新聞参照)

今年の氷室の雪は、春が気温が低かったおかげで、
ほとんど残っているとのことでした。
(暖かい冬の年は、ほとんど残っていない年もあります)
取り出した雪の塊は、30cm四方に切り出し、神社に奉納したあと、
観光客に、振る舞われました。

藩政時代には、加賀前田家から将軍に献上された、と言われており、
加賀藩の下屋敷があった、東京板橋区の商店街にも贈られるそうです。

この「氷室の日」には、金沢の和菓子店では、
どこでも、「氷室まんじゅう」が販売され、行列が出来ます。
この「氷室まんじゅう」、特段美味しいと言うのではないのですが、
このまんじゅうを食べると、無病息災と言われ、
縁起物ですので、金沢市民のほとんどが買い求め、食べます。
そして、娘が嫁いだ先方の家にも、贈る習慣が今でも残っています。

もちろん、しんちゃんも買ってきました。
どの和菓子屋にしようかと迷いましたが、
昔ながらの形が気に入り、今年は「諸江屋」さんの
氷室まんじゅうにしました。
中には、氷室の由来や、氷室まんじゅうの謂われが入っており、
とても親切です。

これで、今年も無病息災?かな。 色
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