役目に権利がくっついてる縦組織があるとして。
まぁ、組織なんてこういうのがほとんどだけども。
例えば、社長が一番の権利を持っていて、次に専務、次に部長、次に課長・・・とかいう順序があったとする。
例えば、その一番の権利を持ってる社長が不在のところに、何かその権利を使わないといけないような事態が起こったとしよう。
自分は専務だけども専務という『責任』は負います。
また、そこに与えられた『権利』だけは使わせていただきますが、いくら事態が事態だろうが、そこを飛び越えてまでは動きません。
という場合と、
自分は専務です。
専務という責務に対する『責任感』をすごく痛感しています。
また、そこに与えられた『権利』も理解していますが、事態によっては社長の権利を使わせていただくこともやぶさかではありません。
っていう場合があるかと思う。
90年代頭くらいから、大企業なんかで「改革!」とか積極的にやったところに多かったかと思うんだが、「権利を中間管理職にまで与えてしまえ!」っていう傾向。
要するに、あれって、「毎度毎度、上の指示ばかり仰いでないで、「自分にはその責任はない・権利はない・役目ではない」ってところで止まってないで、自分で判断して実行して、「考えてひとまずこうしておきました。」くらいできるようになって欲しい。」という裏返しの実験にも似た手段だったように思う。
オバチャマは、1986年(昭和61年)の20歳で就職して、1989年(昭和63年)の22歳くらいの時に、上司とか先輩にもうここら辺のあたりを指導された。
「いいのよ、「権利を与えられた!」ってくらい動いてくれて。
○そこら辺が理解できちゃう人(×権利が欲しい人)は動けばいいの。
あなたは動いちゃっていい。
そこに文句言う人は放っておけばいい。
そこにあわせて動いてる必要は無い。
こっちは見てるから大丈夫だから。」
とかなんとか。
当時はまだ200名ちょいくらいの中小企業だったからカチカチの組織体でもなく。
「ふ~~ん、そうですか。ならば。」って感じで。
だけどこれ、「こりゃぁ、マズかったですな・・・」ってのがあって、「何?」と問われれば、「こうしておきました。」ってことに対して、その上が責任を持たない(何を解釈間違えてるんだか下に責任まで押しつけてる(=逃げてる))ケースが結構あった・・・ってことッス。
多分ね、こういう人って、権利が欲しかった人達かと思いますよ。
おまけに「誰だってそうでしょう?その為に出世するんじゃん!!」って信じて疑わないような人達。
そうすると、まぁ、責任感で権利まで振りかざすかのごとく(そのように見える)何かをしたとしても、「正しい評価をしてる人が誰もいない」ってことになっちゃうわけ。
同僚とか下の部下が、「なんだよ、あの人。勝手なことをして!」と文句言ったって、それは別になんの正しい評価でもなくて、その上の人が毎度ちゃんとジャッジしなきゃマズイんですよね。
それがなければ、その環境ってのは、「勝手なことをしやがってよぅ!」の文句が伝染していくしかなく、責任感でやった人は単なる悪者に仕立てられるだけ。
こういう組織体って案外あったかと思いますヨ。
まぁ、組織なんてこういうのがほとんどだけども。
例えば、社長が一番の権利を持っていて、次に専務、次に部長、次に課長・・・とかいう順序があったとする。
例えば、その一番の権利を持ってる社長が不在のところに、何かその権利を使わないといけないような事態が起こったとしよう。
自分は専務だけども専務という『責任』は負います。
また、そこに与えられた『権利』だけは使わせていただきますが、いくら事態が事態だろうが、そこを飛び越えてまでは動きません。
という場合と、
自分は専務です。
専務という責務に対する『責任感』をすごく痛感しています。
また、そこに与えられた『権利』も理解していますが、事態によっては社長の権利を使わせていただくこともやぶさかではありません。
っていう場合があるかと思う。
90年代頭くらいから、大企業なんかで「改革!」とか積極的にやったところに多かったかと思うんだが、「権利を中間管理職にまで与えてしまえ!」っていう傾向。
要するに、あれって、「毎度毎度、上の指示ばかり仰いでないで、「自分にはその責任はない・権利はない・役目ではない」ってところで止まってないで、自分で判断して実行して、「考えてひとまずこうしておきました。」くらいできるようになって欲しい。」という裏返しの実験にも似た手段だったように思う。
オバチャマは、1986年(昭和61年)の20歳で就職して、1989年(昭和63年)の22歳くらいの時に、上司とか先輩にもうここら辺のあたりを指導された。
「いいのよ、「権利を与えられた!」ってくらい動いてくれて。
○そこら辺が理解できちゃう人(×権利が欲しい人)は動けばいいの。
あなたは動いちゃっていい。
そこに文句言う人は放っておけばいい。
そこにあわせて動いてる必要は無い。
こっちは見てるから大丈夫だから。」
とかなんとか。
当時はまだ200名ちょいくらいの中小企業だったからカチカチの組織体でもなく。
「ふ~~ん、そうですか。ならば。」って感じで。
だけどこれ、「こりゃぁ、マズかったですな・・・」ってのがあって、「何?」と問われれば、「こうしておきました。」ってことに対して、その上が責任を持たない(何を解釈間違えてるんだか下に責任まで押しつけてる(=逃げてる))ケースが結構あった・・・ってことッス。
多分ね、こういう人って、権利が欲しかった人達かと思いますよ。
おまけに「誰だってそうでしょう?その為に出世するんじゃん!!」って信じて疑わないような人達。
そうすると、まぁ、責任感で権利まで振りかざすかのごとく(そのように見える)何かをしたとしても、「正しい評価をしてる人が誰もいない」ってことになっちゃうわけ。
同僚とか下の部下が、「なんだよ、あの人。勝手なことをして!」と文句言ったって、それは別になんの正しい評価でもなくて、その上の人が毎度ちゃんとジャッジしなきゃマズイんですよね。
それがなければ、その環境ってのは、「勝手なことをしやがってよぅ!」の文句が伝染していくしかなく、責任感でやった人は単なる悪者に仕立てられるだけ。
こういう組織体って案外あったかと思いますヨ。