半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『あちらにいる鬼』を観ました。

2023-08-05 17:18:43 | えいがかんしょうの部屋
 1966年、講演旅行をきっかけに出会った長内みはる(寺島しのぶ)と白木篤郎(豊川悦司)は、それぞれに妻子やパートナーがありながら男女の仲となる。
もうすぐ第二子が誕生するという時にもみはるの元へ通う篤郎だが、自宅では幼い娘を可愛がり、妻・笙子(広末涼子)の手料理を絶賛する。
奔放で嘘つきな篤郎にのめり込むみはる、全てを承知しながらも心乱すことのない笙子。
緊張をはらむ共犯とも連帯ともいうべき3人の関係性が生まれる中、みはるが突然、篤郎に告げた。
「わたし、出家しようと思うの」。
(公式サイトより)
 ついさっき、瀬戸内寂聴さんのドキュメンタリー「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」を観たばかりです
ただ、あの作品は、出家してからのドキュメンタリーであって、作品中、言葉だけで語られていた、篤郎との「不倫」(と言っていいのかな?)を、この作品で知ることが出来ます
いや、篤郎さんが主人公なのかな
冒頭から強烈でしたよね。
篤郎と恋仲になって、2度も・・・そして自殺未遂をした彼女を見舞うのが、実の奥さん・笙子っていうのが
そっから、ひたすら、笙子には圧倒されちゃいました。
篤郎の浮気三昧に翻弄されまくり、二女を身ごもった時には少し弱気になったけど、それ以外は涼しい顔して・・・「強すぎる」
じゃあ、篤郎と見切るワケでもなく、篤郎の「甘え」に手を差し伸べている・・・男としては、「敵わない」ですよ
で、篤郎は・・・俺目線では、こちらも強烈な「ダメ男」ですよね。
彼が執筆しているシーンが無かったってのもあって、ひたすら酒飲んで、ひたすら浮気している。
でも、俺の分からない「魅力」があるようで、女性が集まってくる。。。
みはるもその一人、篤郎を愛おしい存在と認めらがらも、彼女は出家を決心する
出家を篤郎に伝えた後の、2人のまったりした「過ごし方」が、何故かハマっちゃいましたね。
一緒にお風呂に入って、みはるの髪の毛を洗ってあげて・・・
その後の、髪の毛をバッサリ切るシーン、あの時のみはるの表情、そして、篤郎が亡くなった後のタクシーでの彼女の表情・・・焼き付きます
(役者さんの力も物凄く感じるシーンが多かったように思えます)
ちゅうことで、エンディングの曲も妙に染みます・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』を観ました。

2023-08-05 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 大正、昭和、平成、令和と4つの時代を生きた作家が語る、「恋」と「革命」その人生。
密着17年――。誰も知らない瀬戸内寂聴の金言の数々と秘蔵映像。
(公式サイトより)

 冒頭の解説の通りです。
寂聴さんがお亡くなりになる直前まで、何と17年間も追っているドキュメンタリー作品です。
監督の中村裕さんと、寂聴さんの「関係」がとっても色濃いです。
決して「色恋」ではないです。何だろ 家族みたいな関係ですよね。
17年よりも前の寂聴さんの遍歴が詳しい俺ではありません。巷でのニュース知識と、彼女が原作の「花芯」という映画を観た程度です。ゴメンナサイ
この作品で語られる、その「過去」・・・何となく聞いていたものの、結構波乱というか・・・ぶっ飛んでいますよね。
こっちのほう(=過去)も興味が湧いちゃいましたね。
ただ、とっても純粋に生きてきたんだなぁ・・・と。
出家してからの、沢山の「講和」が見れましたが、ここの発言は、とっても人を惹きつけます。魅力的だなぁ・・と
彼女の話を聴いて、生き甲斐を感じたり、トン底から這い上がったり・・・沢山の人が救われていたんですね・・・
映画というより、そんな彼女を見れたっていう点だけで満足しちゃいました。
ちゅうことで、そのまま、次作も関連します・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『"それ"がいる森』を観ました。

2023-08-04 21:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 田舎町でひとり農家を営む田中淳一(相葉雅紀)は、元妻・爽子(江口のりこ)と東京で暮らす小学生の息子の一也(上原剣心)が、突然ひとりで訪ねて来たのをきっかけに、しばらく一緒に暮らすことになる。
ちょうどその頃から、近くの森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生し、淳一が住む町でも、住民の不審死や失踪事件が相次いでいた。
そんな矢先、淳一と一也も偶然得体の知れない「それ」を目撃してしまう。
「それ」の正体とはいったい・・・!?
淳一は一也の担任教師の絵里(松本穂香)とともに、怪奇現象に巻き込まれていくが、それは未知なる恐怖の始まりにすぎなかった。
(公式サイトより)

 オープニング、パンサー尾形さん扮する強盗犯が女とともに、森に逃げ込んで、何者かに・・・
そもそも大金持ってあんな森に逃げ込んでいるのも変・・・という突っ込みと同時に、「タイトルの通り」の展開で呆気にとられました
その後の物語はですねぇ・・・うーんと・・・あまり語るようなモノは無いです。スミマセン
正直言って、「ん、何を見せられているのかな」と思う展開でしたね。
一応、淳一と一也の親子の関係が修復されて、メデタシメデタシ・・・なのかな
それとも、「それ」の脅威を払拭して、メデタシメデタシ・・・なのかな
どれもこれも、それほど分厚い話になっていなくて、入り込むことが出来ませんでした。
「それ」についても突っ込んでおこうかな
ずっと前から地球に来て、相当な研究を重ねているような雰囲気はあったものの、弱点がダサすぎ
その弱点で、あえなく一時撤退 そんな根性なら、地球に来るなって
よってもって、たった90分程度の時間が「もったいない」と思ってしまった、残念な印象です
ちゅうことで、エンディングの実際の映像のが、マジマジと見ちゃいましたよ・・・で20点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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2023年第12戦 ベルギーGP

2023-08-01 20:00:00 | えふわんの部屋
 今年のスパ・フランコルシャンは、夏休み前に開催なんですね。早いなぁ
毎度ながらの「スパ・ウェザー」で、セッション開始延長とかもありましたね。
でも、(昨年の教訓からか)定刻での開始にこだわらない柔軟な対応は、好感持てます
スプリントの土曜日は、予選も決勝も、波乱が多かったですね。
マクラーレン躍進と同時にピアストリ選手も脚光を浴びてきました。
彼、F3とかF2とか、ダントツで速かったですからねぇ・・・アルピーヌとマクラーレンで取り合いする程の人材・・・イケメンだし、今後ファンが更に増えそうです。
彼を獲られてしまったアルピーヌですが、ガスリー選手が見事な3位でした ・・・ただ、チームは激動のようで、心配です
そして、本戦のほうは・・・
フェルスタッペン選手が降格にあっても、今の勢いだと、「じゃあペレス選手が優勝する」と思えないくらい、強すぎますね。
ホンダエンジンの信頼性も抜群だし
マクラーレン・ホンダ時代の連勝記録を破ったとの事ですが、あの頃と今とでは、環境、ライバル、マシン信頼性・・・全ての要素が違い過ぎて、単純比較できないですよね
他のライバルチームが、もっともっと頑張ってくれないと
そんな中で、久々に角田選手が光ってくれたのは、嬉しかったですね
予選でしっかり中団勢の上位につけて、決勝も、マシンのアップデート効果もあって、着実に順位を上げていました。
後ろにいた「直線番長」のアルボン選手に対しても、しっかり差をつけていましたし・・・
ちょっと10位ってのは「残念」にも思えるくらい、いい走りをしていました。
後方にいたノリス選手が、何故か上位で入賞しているし・・・(2回観るまで、謎でした)
夏休み明けからは、一気に鈴鹿まで気分がアゲアゲになる期間です。
鈴鹿に来る頃には、アルファタウリ、いいポジションになっていることを祈りたく・・・
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