半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『きっと、またあえる』を観ました。

2021-06-26 11:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 受験生の息子が病院に担ぎ込まれた?!
そこに集まった、今は親世代になったかつての仲間たち7人。
年を重ねて、太ったり容姿もだいぶ変わったけど、学生時代に泣いて笑ってバカをやったあの日の友情は変わらない。
親友アニの受験に失敗した息子を励ますため、悪友たちは「負け犬時代」の奮闘を病室で語りだす・・・。
(公式サイトより)

 「フィルムフェア賞2020」を5部門、「スター・スクリーン賞2020」を4部門、「ノミネート」されたそうです。
受賞はしてないのね・・・。ていうか、この賞の存在自体、知らないんですけど
いやぁ、確かに「受験」というのは、人生の岐路になりうる重要なイベントであることは理解してますが、こんなに落ちると落ち込むもんなのかなぁ
確かに父親のプレッシャーがあったのは分かるけど、自らの命に手をかけようとするくらい、受験失敗は厳しいものなのか・・・
なんでも、インドは受験生が100万人いて、99万人の人が受験失敗するとか・・・国が動くくらいの動揺になっちゃうじゃないですか
別れてしまっているアニとマヤは、この子を挟んで、自分、そして相手を非難しちゃいます
そんな二人、そして生きるために戦っている息子さんの元に、アニのかつての友人達が集合しちゃいます
息子に当時(の父親たちの生活)を語りつつ、過去のシーンがふんだんに出てくる・・・そんな展開ですね。
過去のシーンは・・・観てて楽しかったです。
悪友たちのアダ名から始まり、格差のある寮、H3とH4との熾烈な争い・・・
H3の連中、確かに生活するにはよさそうな建物に住んでいるけど、性格悪いし、差別意識満載だし・・・
でも、H4のいやらしい戦略によって、急激にヨワヨワになってる・・・
白熱していた戦い、映画らしい「逆転劇」にはならなかった。
・・・けど、「負け組でも(楽しいし、いい友人だし)誇らしい」という点を、瀕死の息子に伝えられたのが目的だから、これで良かったんでしょうね
ちゅうことで、インド映画恒例のラスト・・・言葉分からないけど、踊りたくなりました・・・で、65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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