半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『正義のゆくえ I.C.E特別捜査官』を観ました。

2011-02-13 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 ロサンゼルス・・・北アメリカの国境の近く、東洋と西洋が交差するこの街には、夢を追って来た若者、一家で移住してきた家族、そして無断で国境を越えてきた不法就労者まで、あらゆる人種が集まってくる。マックス(ハリソン・フォード)は移民局I.C.E.に所属するベテラン捜査官。不法滞在者の取締りが任務だが、正義感が強く良心的なために、彼らの立場に同情的だ。
公式サイトより)
 FBIやら、NSAやら聞きなれていましたが、I.C.E.ってのは、初めて聞きましたね。移民税関捜査局って言うんですね
冒頭の通り、ホントに色々な人が、色々な目的でアメリカに入国してて、(見ててちょっと混乱しますが)、一人一人をじっくり見て行くと、とっても考えちゃいますよ・・・
「自由の国」ということで、(テロなどに対しても)自分の意見をしっかり言うんだけど、やはり(場所が場所なだけに)ヒドイ目にあってしまう学生とか、この地に残るために、売春まがいの行為をしちゃう女性とか・・・
普通に幸せに暮らしたいだけの家族なんかも、一つ都合が悪いことがあっただけで、引き裂かれてしまう・・・
アジア系チンピラなんかは同情できないんだけど、その他は、マックスの気持ちがとっても分かるくらい、自身の判断が揺らぎますよね・・・
ただ、アメリカの立場というのも理解できちゃうのが、この作品の難しいところ。
どこかで一定の基準や、規則を作らないと、いくら自由の国なれど、崩壊しちゃいますよね
所々出てくる弁護士さんとか、移民局の人が、規則を重んじつつ、なんとかしようと色々と提案したり、協力したりしている点は、(実際にはあるのか不明ですが)暖かくて、良かったです
終盤、マックスの同僚の事件はちょっと浅い話でしたが、この同僚が出くわしたアジア系チンピラとの、スーパーでの強盗事件は、この同僚のおかれた状況、そして相手の青年の状況がそれぞれ描かれていただけに、神妙になっちゃいました
ハリソン・フォード主演作は、彼が全面にバーンと出るものが多いですが、ちょっと控えめ、静かでした・・・でもやはり主役ですね
ちゅうことで、至るシーンでアメリカ国旗が出る点も、意味があるものでした・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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