半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ラスト・ラブ』を観ました。

2010-11-06 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 NYでサックスプレイヤーとして活躍していた阿川明(田村正和)。だが妻の急死をきっかけにジャズ界から姿を消した彼は、1人娘の佐和と日本でひっそり暮らしていた。ある朝、明は清掃局の職員・結(伊東美咲)にゴミの出し方をきつく注意される。そんな最悪の出会いをした2人が、数日後、NYに向かう飛行機で再会。言葉を交わすうちに、結は大人の魅力を持つ明に惹かれていく。帰国後、佐和も結を慕い始め、3人の間には幸せな時間が流れるが…。
goo映画より)

 田村正和サンが、ドラマ「ニューヨーク恋物語」の監督・スタッフと制作した作品だそうです。
残念ながら、ドラマは見てませんが、この話を聞いて、この作品を見た限り、「どんだけNYが好きなん」と突っ込みを入れたくなりますよ
これって、やはり田村サンの「男の美学」というか、「哀愁」というか、そんな点が、NYだと冴えるって感じなんでしょうか
そんな「香り」はプンプンします。日本に帰ると、パジャマで生ゴミ捨ててるんですもん、そこに「美学」はないですもんね
話自体は、正直、あまり面白くないです。
愛妻の死、それを機に引退ってのはまだ分かりますけど、結との出会い(そのゴミ出しのシーン)は変だし、次の出会い(飛行機の機内)も出来レースっぽいし、その後の二人の仲もなんだか盛り上がりを感じません
タイトルが「ラスト」ということで、案の定、阿川が病に倒れ、残り少ない日々を、ジャズ界復活にかける・・・ここに絡んでくる結もなんだか中途半端・・・
ラストシーンも、臭すぎるくらい・・・
美学が感動に結び付かなかったのが残念無念・・・
ちゅうことで、田村サンのサックス演奏はマジだそうで、ここは「美しい・・・」で40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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