半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『夢売るふたり』を観ました。

2014-01-04 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 東京の片隅にある、小料理屋。腕が確かな料理人で、愛嬌のある夫・貫也(阿部サダヲ)。その夫を支えながら店を切り盛りする妻・里子(松たか子)。ふたりの店は小さいながらも、いつも常連客で賑やかだった。ところが5周年を迎えた日、調理場からの失火が原因で店は全焼。夫婦はすべてを失ってしまう。もう一度やり直せばいいと前向きな里子とは対照的に、やる気を無くした貫也は、働きもせず酒に酔う日々。そんなある日、貫也は駅のホームで店の常連客だった玲子に再会する。酔っ払った勢いに任せて、玲子と一夜を共にした貫也。翌朝、浮気は里子にすぐにバレてしまうが、妻はその出来事をキッカケに、夫を女たちの心の隙間に忍び込ませて金を騙し取る結婚詐欺を思いつく。自分たちの店を持つという夢を目指し、夫婦は共謀して次々と女たちを騙して始める。結婚したい実家暮らしのOL、男運の悪いソープ嬢、孤独なウエイトリフティング選手、幼い息子を抱えたシングルマザー。計画は順調に進み、徐々に金は貯まっていく。しかし、嘘の繰り返しはやがて、女たちとの間に、そして夫婦の間にさえも、さざ波を立て始めていく…。
公式サイトより)

 「夢売るふたり」というタイトル・・・確かに・・・怖いですねぇ・・・
この夫婦、料理屋が火事になる前は、至って普通の頑張り夫婦だったんですけどね
貫也の最初の浮気に対する里子の反応が、めっちゃ怖かったです
そこからの、「詐欺計画」は、ほぼ里子が仕組んだシナリオだったんでしょうね・・・
最初のOL(田中麗奈)との話も、電車で遠目からじーっと見ているし
確かに「詐欺」ではあるんだけど、「里子が怖い」という点以外は、あんまり犯罪って感じがしないのは、貫也の人間性なんでしょうか作風がコミカルだからでしょうか
(まあ、そういった感じじゃないと、詐欺は働けないんでしょうが
頂いた(借りた)お金を、部屋にしっかり飾っている点も、良くも悪くも、「目標に向かって頑張る夫婦」してます
新たな店を立てる頃には、正直、二人とも崩壊しちゃってます
そこから、詐欺バレになるまでの流れは、別の映画かと思うくらい、なんかシリアスになっちゃいました。
結末がどーなるか分からないので、最後まで興味を持って見れました。ま、結末がすごいかというと、あっさりなんでしょうが
ちゅうことで、別な視点で言うと、松たか子さんの色々なシーンにビックリ・・・で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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