半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『眠りの地』を観ました。

2023-12-02 14:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 実話に基づくストーリー。葬儀社のオーナーであるジェレマイア・オキーフ(トミー・リー・ジョーンズ/アカデミー賞®受賞者)は超巨大企業のローウェン・グループに狙われ家業存続の危機に立たされるが、訴訟を起こすことを決意。そこで、敏腕弁護士ウィリー・ゲイリー(ジェイミー・フォックス/アカデミー賞®受賞者)を雇い、共に一世一代の裁判に挑む。対照的な性格の2人だが、やがて年齢や人種を超えた友情が芽生える。
(amazon prime video紹介より)
 ジェレマイア自体は、「おとなしく暮らしたい」っていう典型的な良い「オジサン」に見えました。奥様も素敵だし
でも、彼が手掛けているものに対して、食い掛ってくるローウェン・グループがねぇ・・・
明らかに「口八丁手八丁」って感じなんだけど、周囲の人はかなり騙されてしまったようで・・・
用心深い(のは奥様のほう?)ジェレマイアは、馴染みの弁護士と対抗するものの、相手がかなりの上手をとってきちゃっています
そこで、TV出演もしていたウィリーに弁護を頼むことになりました。
ウィリーの得意分野じゃなくて、最初は避けていましたが、実情を知って、そして、カミ合わなかったジェレマイアと会話を重ねるにつれ、強い意識を持つようになりました
黒人が多く在住する場所での戦いで、ちょっと可哀想だったのは、馴染みの弁護士さんでしたね。
彼が白人であること、そして、父親が差別主義であったことが、裁判上で突っつかれて、一気に厳しい立場になっちゃいました。
ジェレマイア、そしてウィリーを支持しつつ、自らは弁護から外れるという苦渋の決断でした。
ウィリーの裁判所での言動は、まさに「劇場」でしたね。
相手に考えるスキすらも与えない・・・早い口調で、話の流れも上手で、どんどんと引き込まれている「雰囲気」を感じました。
正直、かなり強引な話の進め方で、裁判官が話を止めようとしないのが、有利に働いたような気も・・・
お金も充分持ってて(それを控えめにすることなくお披露目しちゃって)、奥様もTVにガンガン出るような派手な夫婦なんだけど、ジェレマイアを「家族」として接してくれてて、なんだか凄いですね
裁判モノという緊張感ではなく、スカッとする劇場物語って感じでした。
ちゅうことで、1億の攻防から、結果的に4億以上・・・200%勝利ですね・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『#マンホール』を観ました。 | トップ | 2回目のコンロ購入&交換 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

えいがかんしょうの部屋」カテゴリの最新記事