半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『扉をたたく人』を観ました。

2010-03-26 05:25:11 | えいがかんしょうの部屋
 コネチカットで暮らす大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)は、妻と死に別れて以来本を書く事にも、教える事にも情熱を燃やせず憂鬱な日々を送っていた。ある日、出張でニューヨークを訪れた彼は、マンハッタンにある自分のアパートで見知らぬ若いカップルに遭遇する。知人に騙されて住んでいたというそのカップルは、シリアから移住してきたジャンベ奏者のタレク(ハーズ・スレイマン)と彼の恋人でセネガル出身のゼイナブ(ダナイ・グリラ)だと名乗る。
goo映画より)(公式サイト
 「この人はなんだか不器用で、人付き合いが苦手そうだなぁ」
・・・と序盤のシーンで思わせてくれる、とっても分かり易いですね
そんな彼がNYでタレクと出会い、ちょっとずつ印象が変わっていきます。
「不器用だけど、なんだか優しいぞ・・・」
ま、これはタレクの魅力ってのもあるんでしょうね。彼はいい青年です
どんどんタレクに魅了?されちゃってるウォルター、どんどん印象変わります。
「やるじゃん、おっさん
しかし、不法移民が判明してしまい、警察に捕まったところから、思わぬ展開に・・・
ウォルターの献身的な行動に、見入るばかり・・・
「おっさん、ホントにいい人だなぁ・・・」
タレクの母親との交流も暖かいし、これでハッピーエンドになればいいなぁ・・と思いましたが・・・
待っていたのは、厳しい現実。9.11以降、非常に厳格になったアメリカの移民政策でした。
拘置所の壁に描かれている自由の女神の絵を前に、「間違っている」と怒鳴るウォルターのシーンはなんともはや・・
地下鉄の長椅子でジャンベを奏でるウォルターは、明らかに人生変わりましたね。
あとは、タレクに幸福が訪れることを祈って・・・
ちゅうことで、ピアノ売ってもらったあの先生・・・ちゃっかりだなぁ・・・で80点

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