半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『エメランスの扉』を観ました。

2013-04-07 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1960年代、ブダペスト。女性作家マグダは夫ティボルと引っ越した先の近所に住む老婦人エメランスを家政婦として雇う。エメランスは奇行が多く、何より20年以上も自宅のドアの中に誰も入れてこなかったという変わり者だが、優れた仕事ぶりと正直な性格をマグダは気に入る。ある日、エメランスはマグダにだけ、自分の複雑な過去を明かす。しかしそれだけがエメランスが自宅に誰も入れない理由ではなく、他にもある秘密が……。
wowow番組紹介より)

 日本未公開作品だそうですね
 マグダが、エメランスを家政婦として雇ったのは、単に近所でホウキをはいてるのを目撃したから
このエメランスが、掴めない人ですねぇ・・・俺だったら、いくら仕事が熱心って言っても、雇わないなぁ・・・掴めないってコトは、その人を「信頼」できないワケですもん
ホント、雇い主に対しても、言いたいコトはズバズバ言う彼女、彼女のお蔭で、ティボルは命をとりとめたようなもんですからね
話の中心は、このエメランスの家の中と、マグダとエメランスの関係ですね。
決して他人を入れることがなかったエメランスですが、雨の日にマグダと居て、あっさり入れちゃいましたね
家の中は一応、一癖あるんだけど、そんなにインパクトは無かったですね。
・・・というか、この家の中で住むエメランスの「過去」が非常に大きな傷として、エメランスに刻まれているようです
マグダとエメランスの関係は、最後までギクシャクしちゃってましたね・・・
通っているようで、繋がっていなかった・・・ちょいと哀しいものです
最後にマグダが言う、
彼女は愛して、そして救った。私は愛して、そして殺した。
という言葉が効きます・・・
ちゅうことで、ラストの天候変化(嵐から晴れ間に)は、エメランスの心情なのかなぁ・・・で50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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