半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ステップ』を観ました。

2021-04-04 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 健一(山田孝之)はカレンダーに“再出発”と書き込んだ。始まったのは、2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事の両立の生活だ。
結婚3年目、30歳という若さで妻を亡くした健一はトップセールスマンのプライドも捨て、時短勤務が許される部署へ異動。何もかも予定外の、うまくいかないことだらけの毎日に揉まれていた。そんな姿を見て、義理の父母が娘を引き取ろうかと提案してくれたが、男手一つで育てることを決める。妻と夢見た幸せな家庭を、きっと天国から見ていてくれる彼女と一緒に作っていきたいと心に誓い、前に進み始めるのだ。
保育園から小学校卒業までの10年間―――。子供の成長に、妻と死別してからの時間を噛みしめる健一。そんな時、誰よりも健一と美紀を見守り続けてくれていた義父が倒れたと連絡を受ける。誰もが「こんなはずじゃなかったのに」と思って生きてきた。いろんな経験をして、いろんな人に出会って、少しずつ一歩一歩前へと踏み出してきた。健一は成長を振り返りながら、美紀とともに義父の元に向かう。
そこには、妻が残してくれた「大切な絆」があった―――。
(公式サイトより)

 ウチも、あんな感じで、カレンダーに予定をしっかり書き込んでいるタイプです
この予定(ほぼ子供の行事)を、仕事をしながらこなしていく健一・・・そりゃ大変ですよ。
健一の会社も、しっかり男性の時短を考慮してくれているみたいだし、必死になる「土台」はあるように思えました
でも、「こなしている」だけでもダメなんですよね。序盤の美紀ちゃんの保育園での雰囲気、そして保育士の言葉にあった「子供のペース」というのが凄く分かります。
どうしても、自分のペースに子供を付き合わすと、どっかに歪みが生まれるんですよね・・・自分も経験がありました。ただ、自分の場合はカミさんと2人で協力できて子育てできていたからなぁ
美紀ちゃんも素直にスクスク育ってくれているのは微笑ましいんだけど、彼女の内内では、やはり母親のいない状況ってのは、しっかり刻まれちゃっている点も辛いですね。
健一が奈々恵という女性を意識し始めて、初めて美紀ちゃんを交えた食事・・・とっても微笑ましく、問題なく終わったと思ったけど、あんな形で体に反応が出ちゃうんですもんね・・・
しかし、健一は序盤とは違いますよね。しっかり美紀ちゃんのペースに付き合って、急かすことなく、じっくり時間をかけて、思いやっている。
そんな健一を惚れた奥さんですもん、天国でしっかり健一を応援してくれてますよ
個人的には、奥さんの両親ですね もう本当にいい人で、自分の娘と同様に、健一を愛して、後押ししてくれる・・・あんな親になりたいです
ちゅうことで、娘の成長を観ているだけで、涙が出てきました・・・で、80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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