半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『しあわせの隠れ場所』を観ました。

2011-03-20 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 父親の顔も知らず、母親とは引き離され、家も寝る所もない、ひとりぼっちの黒人少年、マイケル・オアー(クィントン・アーロン)。
凍てつくような真冬の夜、Tシャツと短パン姿で歩いていた彼に、声をかけたひとりの白人女性がいた。彼女の名前はリー・アン(サンドラ・ブロック)、夫と娘と息子の4人家族には広すぎる豪華な邸宅に、マイケルを招き入れる。
最初は、憐れみだけだった。しかし、リー・アンはマイケルの瞳の中に、お金では決して買えない輝きを見つける。
公式サイトより)

 実話モノです
マイケルとリー・アンが出会うちょい前から話が始まりますが、リー・アンの旦那のほうが、先にマイケルに目をつけたのではないかと思うのは、俺の気のせいでしょうか
リー・アンとの「出会い」については、普通でしたが、一度はその場を離れたものの、気になって引き返して、自宅に招き入れ・・・この辺の行動は、(事前のストーリーを把握してたんで、分かっていたものの)なんだか唐突感が強くて、そこまで行動する背景とか、気持ちの盛り上がりとかが感じられませんでした
本当のリー・アンもそれだけの行動をする持ち主なんでしょうが、「おてんば娘」サンドラ・ブロックが演じているだけに、そんな突飛な行動は逆に理解できちゃったりして
しっかし、この家族は出来すぎですね
旦那は理解あって格好良いし、一番嫌がりそうな存在の娘もやたら優しいし(かつ美しい)し、マイケルに一番近く接している息子も可愛いし
ふとした事から、アメフトへの才能に気付き、コーチそっちのけで叱咤するリー・アンは、まさにサンドラ・ブロック節全開ですね
一度は挫けたマイケルも、リー・アンの愛にちゃんと応えて、強くなってきてますよね
そんなサクセス・ストーリーも、大学への進学時に、第三者から思わぬ話をフキ込まれます。
果たして、この行動は「愛」なのか、それとも「欲」なのか、「作られた美」なのか
ま、映画としても、実話としても、「愛」で良かった・・・という事でしょうね
サンドラ・ブロックは、この作品で念願のオスカー主演女優賞を獲得しました
確かに、いつものサンドラと違い、金髪になってるし、若干抑え気味だし・・・そんな違いしか感じませんでしたが、好きなんでヨシとさせてください
ちゅうことで、エンディングで出てきたリー・アン、想像したまんまで、ちょっと安心・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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