半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『麻雀放浪記2020』を観ました。

2020-11-22 17:17:11 | えいがかんしょうの部屋
突然ですが、1945年の《戦後》から【東京■リン■■■】が中止となった2020年の新たな《戦後》へ“奴”はやってきた。
その男の眼に映るのは、彼の知る戦後とは別の意味で壊れたニッポンの姿
。 少子高齢化に伴う人口減少、マイナンバーによる過剰な管理社会、AI導入がもたらした労働環境破壊、共謀罪による言論統制・・・国が掲げる、輝かしい明日は何処へ消えてしまったの?
この一見絵空事のような未来に現れた“奴”の名は——————“坊や哲”(ボーヤテツ)!
二十歳で童貞なんていう若干無理な設定なんだけど、幾多の激戦を制してきた若き天才ギャンブラーが次に戦うのは、私たちの生きるこの世界、未来の日本だったのだ!
(東映公式サイトより)

 「麻雀放浪記」は、1984年の映画ですか・・・
見た記憶はあります。真田広之さんと加賀まりこさんの絡みの写真は特に焼き付いてます
それが2020年版として蘇った・・・リメイク作品・・・かと思ってました
・・・が、まさかのタイムスリップもの
1945年のギャンブラー・・・というよりは、ギャンブル好きな童貞少年が、2020年に来てしまうんですが、2020年の設定が微妙に近未来しているのが不思議です
マイナンバー、AIとかはヨシとしても、あの近未来組織の意味が分からないし、スカウターみたいなものも、あまり役に立ってると思わない・・・
でも、哲は特にカルチャーショックを受けることもなく、あっさり溶け込んでいます。
まあ、哲を取り巻く奴らが普通じゃないから、カルチャーそのものに違和感を感じる「暇」が無いのかも知れません
麻雀シーンについても、駆け引きがどーだとかいう話はなし・・・理不尽な現代ギャンブルの世界にイライラするばかりです。。。確かに面白味は無いですよね
一応、哲は自分のいた時代に戻るまでが話なんだけど、それがハッピーエンドに見えなかったのも、やっぱ何かがオカシイ作品かも
ちゅうことで、VRでああいった自我を作ってしまう現代人はちょっと怖いかも・・・で、40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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