半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『メタモルフォーぜの縁側』を観ました。

2023-04-08 18:22:12 | えいがかんしょうの部屋
 佐山うらら、17歳(芦田愛菜)。
みんなみたいにキラキラできない女子高生。唯一の楽しみは、毎日こっそりBL漫画を読むこと。
 もうひとりの主人公・市野井雪(宮本信子)、75歳。
夫に先立たれ、人生の終わりがちらつく今日この頃。
 ある日、ふたりは同じ本屋にいた。
うららはレジでバイト。その目の前に出された一冊のBL漫画。顔を上げるとそこにいたのは雪だった。
雪はBLの意味さえ知らず、きれいな表紙に惹かれ思わず手にとっただけ。初めての世界に驚きつつも、男子たちの恋物語にすっかり魅了され、老いた身体にときめきがよみがえる。
続きが読みたい。雪は新刊を求め、再び本屋へ向かうのだった・・・。
こうして出合ったうららと雪。好きなものを語り合える「友達」ができた。
あくなきBL愛を語り合う日々の中、雪が言う。
「うららさんは自分で漫画描きたいと思わないの?」
そして、ふたりはある挑戦を決意。
それは創作漫画の即売会「コミティア」への出展。
歳の差58歳、うららと雪の挑戦がはじまった。
そしてそれは、あるメタモルフォーゼ(=変身)をもたらしていくことになる・・・。
(公式サイトより)
 この作品を観る前に、「BLモノ」というネタだけ知りました。
過去にもそういった作品を観たことがあるので、一体誰が、どういった形で・・・という点に注目しましたが・・・そんな話ではなかったですね。
冒頭の解説の通り、BL漫画を通じて知り合った2人の女性の交流物語でした
これがねぇ・・・本当に微笑ましく、本当に心地よかったです!!
うららは、BL漫画に夢中だし、憧れているんだけど、年頃だし、学校もあるし・・・自分の素直な気持ちを外に出しづらい状況
感情を抑えつつも、見え隠れしちゃう本心・・・素直な気持ち、言動で接する雪と接して、綺麗に溶けてゆく表面の「氷」・・・
そんなうららが可愛いくて仕方ないです
一方の雪さん、思わず手にしたBL漫画に、最初こそ戸惑ったものの、見事にハマってしまいました。
そこからの雪さんは、とにかく「ストレート」です
自分の「好き」という気持ちを、隠すことなく、満面の笑みで、そして言葉で、うららやその他の人たちに伝えて・・・
そんな雪さんが、愛おしくてたまりません
そんな2人の掛け合いを観ているだけで、満足しちゃいましたし、演ずる愛菜ちゃん、宮本信子さんという2人の女優さんも魅了されちゃいました
ちゅうことで、2人が歌う主題歌・・・これも良い・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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