半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『タイタニック3D』を観ました。

2014-08-02 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 現代。タイタニック号引揚げ作業の責任者ラベットが、タイタニック最大の秘宝と伝えられるダイヤモンド“ハート・オブ・ジ・オーシャン”を身につけた若い美女のスケッチ画を発見。そのニュースをテレビで見た102歳のローズが、絵のモデルは自分だと名乗り出る。悲劇の航海の様子が、ローズの口から語られる。
公式サイトより)

 「タイタニック」が上映されたのは、1997年ですか・・・17年も前なんですねぇ
劇場公開前の予告編から興味を持ってて、公開後すぐに劇場で見ました。
公開直後はあまり話題になってなくて、他の作品(「エアフォース・ワン」とか、「メン・イン・ブラック」など)のが盛り上がってましたが、その後、ジワジワと口コミ等でも広がって、セリーヌ・ディオンの曲のヒットも手伝い、超ロングヒット作品となりました
その後も、この作品に執着していたジェームズ・キャメロン監督が、タイタニックの出向・沈没後100年という節目である2012年に、この名作を3D化して再公開しました。
 物語に関しては、もう今更語るまでもないですよね
(当時ブログしてないので、感想はしっかり書けてませんが、今書こうとしても、思うところが山ほどあって、まとまりません
今見ても、全く色褪せませんし、やはり涙が出てきますね
もう何度も観ているんですが、新たな発見があるのも、うれしい限りです。
後半の沈没シーンで、さまざまな人(メイン級じゃない人)が出てきますが、その人たちが序盤の搭乗シーンとか、途中の船内シーンにさりげなく映ってて・・・感慨深いです
で、今回の特徴である3Dです。
もともとオリジナルでも、タイタニック号の大きさや、さまざまなシーン(序盤でローズが飛び降りようとするシーン、写真のシーン、後半の沈没時に船尾が持ち上がって見下ろすシーン)は、立体感や迫力を感じました。
それが、3Dになって、更にパワーアップしました。
現代のシーンで海底にねむるタイタニック号を探索するメカからのモニター画面の描写一つとっても、海底のゴミがコッチに迫ってきますし、時計台付近の立体階段も奥行を感じました。
沈没シーンは圧巻ですね・・・
過去作品を3D化したってのは、「トイ・ストーリー」なんかもありましたが、これはもともと3Dアニメを2D放映していると思われ、3D化に向けても基礎データなんかはあったと思うんです。
しかし、このタイタニックは、CGで作ったところは、それなりのデータはあるのかもしれませんが、生身の人間が映っているところは、そんなデータは無いワケで、かなり大変な変更作業だったんではないでしょうか
昨今の技術進化って、すごいなぁ・・・
オリジナルを変更せず、違和感ない3D化が出来るなら、今後も、過去の名作を3D化してほしいなぁ。
(ジェームズ・キャロメン監督ですから、彼の「T2」とか、「エイリアン2」「ABYSS」とかも是非
ちゅうことで、永遠の名作がさらに美しく・・・で90点
追伸です
 軽く4~5時間ある映像特典もやっとこさ観ました。
3D化については、まず映像を綺麗にするところから始まり、1コマずつ3D化していくという無茶苦茶大変な作業でした
また、ジェームズ・キャメロン監督を始めとして、専門家を集めてタイタニック号の沈没についての徹底的な考証をしていくのもすごかった。
映画を作った当時と、その後の検証とで、違いがハッキリわかりましたもん
一番興味のあった、「未公開シーン」も、監督の解説があったので、理解を深めました。
監督は、やはりこの「悲劇」をリアルに伝えたいところが多々あったんでしょうねぇ・・・
ジャックとローズの物語を中心にしなければならないため、やむを得ずカットした多くのシーンに、現実に被害者から聞いた事実(悲劇)のシーンが幾つもありましたもんねぇ
「もう一つのエンディング」については、確かに理解はできますが、あのラストシーンは、ローズだけで終わらせるという劇場公開時のシーンがやはり好きですね・・・その他の人があのシーンに介入するのは、興冷めしちゃいました

※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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