半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『シンデレラマン』を観ました。

2007-04-08 10:55:29 | えいがかんしょうの部屋
 “シンデレラマン”と呼ばれた男がいた…。アメリカが希望を失った時代に、どん底の生活から一夜にして栄光をつかんだ伝説のボクサー、ジム・ブラドック。彼の姿は絶望のふちに立つ多くの人々に“希望”という言葉を思い出させた。彼は、一度たりとも勝利や名誉を求めたことはなく、ただ愛する家族を守りたいがために、命をかけて戦った…(公式サイトより)

 貧しいボクサーが夢をつかむ…、現在、最新作が公開されているロッキー風に思いきや違ってました。
ジム(ラッセル・クロウ)の場合、貧しいなりにも、家族を養い、頑張って試合をしてました。が、試合中に拳を痛め、ライセンスを剥奪され、その上大恐慌となりゆく時代…運命急降下です
愛する子供を失いかけ、妻とも衝突してしまい、ゼロになってしまった彼に向けられた1試合限定のボクシング・マッチ…ここから運命が大きく変わります
奇跡の勝利、そして得た生活費…。こうなると、典型的なアメリカン・ドリームかと思うんだけど、そうならないのがこの映画、そしてジムの性格の良いところ
彼の人生に山谷の時間があっても、決して子供達に接する姿が変わらない、弱音をはかず、希望をもって強く生きる…マジでカッコ良いです
そんな彼をひたすら支える妻のメイ(レニー・セルウィガー)がこれまた素晴しい
も一つ言うと、ジムのマネージャーであり、親友でもあるジョー(ポール・ジアマッティ)も良い奴です
このジム・ブラドックという実在のボクサーを知らなかった俺なんで、最後の命をかけた試合は、結果がどうなるか分からず、結構ハラハラしました
最後に「栄光」を得るのですが、そんな「栄光」より、ジム本人と家族、そしてジムを応援している人たちの「幸せ」を感じることが出来て良かったぁ
ちゅうことで、賞は予想外であまり取れなかったけどいい映画だよ~で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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