半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『マリー・アントワネット』を観ました。

2008-02-11 18:07:27 | えいがかんしょうの部屋
 わずか14歳で単身オーストリアからフランス王家へ嫁ぎ、18歳で即位した王妃マリー・アントワネット(キルステン・ダンスト)…歴史への舞台にあがるには、あまりにも幼かった少女(公式サイトより)

 慌しく嫁いでいく彼女の姿から物語が始まり、美しいベルサイユ宮殿(フランス政府の協力で実現したそうな…)での憧れの生活が…
…と思いきや、現実は全然違ってました。いつも監視されている状態、周囲の人々は、聞こえるような陰口と、世継ぎ話ばかり、肝心な15歳の夫も全く興味を示してくれず…これが現実だったんですねぇ
ただ、そんな嫌な環境にめげず、遊び、そして別の男性との恋をめぐらすマリーは、なかなかイケてますよ
歴史物、そして普通なら重い雰囲気になりがちなんだけど、ポップな音楽流れてるし、一風変わった展開ですね
ただ、子供が生まれてからマリーは、すっかり「母」としての姿を見せ、幸せに…と思いきや、国の財政が苦しくなり、華麗な王族は、すっかり「庶民の憎悪の矛先」になっちゃいます
坂を転げ落ちる状態での彼女…でも強くなったなぁって思いました
王家にしてみれば最悪の結末なんだけど、なぜか悲劇で終わったように見えないラストも、ホント不思議な作品です
監督のソフィア・コッポラの「技」なんですかねぇ
ちゅうことで、「衣装デザイン賞」はダテじゃない、60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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