第２戦 マレーシアＧＰ 予選

時差が少ないマレーシアは、ＴＶ観戦も夕方なんで助かります。
　第１ピリオド。琢磨選手、井出選手ともに頑張って周回をこなすが、今のマシンでは仕方ない。前のＭＦ１と２秒以内に入った琢磨選手に拍手。今はとにかく我慢だね。ただ、２レース目となるエンジンを酷使してるのが気になる。
トロロッソ、ＭＦ１、そしてスーパーアグリと、順当な下位決定ですな。
　第２ピリオド。めまぐるしいタイム争い。バリチェロ選手の不調が気になる。ＢＭＷ勢もイマイチ。気温３７℃、路面温度５０℃の過酷な環境では、ドライバーはもとより、マシンにもつらい。ラルフ選手のトヨタエンジンも悲鳴。第２をクリアしたのにトラブルストップという変な展開。
　第３ピリオド。２／３の時間を過ぎて各車ニュータイヤにチェンジし、いよいよアタックへ。バトン選手の仕掛けが早く、ずっとトップタイムを堅持。最後の最後、フィジケラ選手の見事な逆転ポール。やっと運を手につかんだか。
アロンソ選手は、作戦なのかトラブルなのか、平凡なタイムに沈み、マクラーレン勢も不気味な６，７番手。光ったのは、前戦、新人でファステストラップを記録したロズベルグ選手。同僚であり、予選スペシャリストであるウェーバー選手をも破り、見事３番グリットを獲得。今の彼には明らかに勢いと光があります。
さて、今回、エンジン交換をしたため、予選１０番手降格する選手が多々いるので、実際明日のグリットは結構変わってしまう。フェラーリはどういった戦略を立てるのか？？　スーパーアグリは、幸運にも、最後尾は逃れたね。明日は井出選手に完走してもらいたいです。