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『聯合艦隊司令長官 山本五十六』を観ました。

2014-03-01 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 昭和14年夏。日独伊三国軍事同盟締結をめぐり、日本中が揺れに揺れていた。2年前に勃発した支那事変が泥沼化しつつある中、日本は支那を支援する英米と対抗するためにも、新たな勢力と手を携える必要があった。強硬に三国同盟締結を主張する陸軍のみならず、国民の多くもまた強大なナチスの力に熱狂、この軍事同盟に新たな希望を託していた。だがその世論に敢然と異を唱える男たちがいた。海軍大臣米内光政(柄本明)、海軍次官山本五十六(役所広司)、軍務局長井上成美(柳葉敏郎)。彼らが反対する理由は明確だった。日本がドイツと結べば必ずやアメリカとの戦争になる。10倍の国力を持つアメリカとの戦は何としても避けなければならない。陸軍の脅しにも世論の声にも屈することなく、まさに命を賭して反対を唱え続ける五十六たち。その甲斐あって、やがて三国同盟問題は棚上げとなる。昭和14年8月31日、山本五十六は生涯最後の職である「連合艦隊司令長官」として旗艦「長門」に着任。しかし、時を同じくして世界情勢は急転し始め、アドルフ・ヒトラー率いるナチス国防軍がポーランドに進攻。それを機に欧州で第二次世界大戦が勃発した。快進撃を続けるドイツの力に幻惑され、日本国内では再び三国同盟締結を求める声が沸騰する。そしてその流れに抗しきれず、海軍大臣及川古志郎は従来の方針を改め、同盟締結に賛成してしまう。昭和15年9月27日、日独伊三国軍事同盟がついに締結。その後日本は急速に戦争への坂道を転がり落ちていった……。およそ40万人の将兵を預かる連合艦隊司令長官山本五十六は、対米戦回避を願う自らの信念と、それとは裏腹に日一日と戦争へと向かいつつある時代のずれに苦悩し続ける。だが昭和16年夏、どうしても米国との戦争が避けられないと悟った時、五十六は一つの作戦を立案する。米国太平洋艦隊が停泊するハワイ、真珠湾を航空機によって奇襲。五十六は世界の戦史に類を見ない前代未聞のこの作戦を、軍令部の反対を押し切ってまで敢行しようとする。それは世界に勝つためではなく、一刻も早く戦争を終わらせるための苦渋に満ちた作戦だった……。
MovieWalkerより)
 すみません。MovieWalkerの長文の解説を利用させて頂きました
作品自体は、「山本五十六の激動の半生を描いたもの」と1行で済まされるものではありますが、1行では語り切れない、大きな歴史がここにありましたので・・・
(かつ、歴史に疎い俺が解説できない部分もあり
細かい歴史や、当時の日本の情勢などを詳しく理解しないで感想を述べてしまうと、この山本五十六という人物は、「あくまで戦争反対」であり、そういった日本にしたい・・・という強い意志で行動しています
そんな単純な行動なのに、この作品のような長編になる理由は、やはり当時の「日本」であり「戦争」なんですよね・・・
今、そういった歴史を知っている俺たちだから、ドイツの隆盛の果て、とか、日本海軍と陸軍の思想の違い、とか、日本海軍の思惑外れ、とかが理解できるものの、当時の日本軍の勢いを考えると難しいところですよね
そういった部分は、この作品で良く伝わりました。
山本五十六という人は、そんな中で、じっとこらえ、静かに行動しなければならなかった・・・
まだまだ色々と話はあるようで、これからもうちょっとネットで勉強します
ちゅうことで、役者さん達も結構ハマってて良かったです・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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