半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ビューティフル・デイ』を観ました。

2019-06-15 02:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 元軍人のジョー(H.フェニックス)は行方不明の捜索を請け負うスペシャリスト。ある時、彼の元に舞い込んできた依頼はいつもと何かが違っていた。依頼主は州上院議員。愛用のハンマーを使い、ある組織に囚われた議員の娘・ニーナ(E.サムソノフ)を救い出すが、彼女はあらゆる感情が欠落しているかのように無反応なままだ。そして二人はニュースで、依頼主である父親が飛び降り自殺したことを知る―
公式サイトより)

 第70回カンヌ国際映画祭の脚本賞&男優賞をGETした作品です
主人公ジョー・・・最初っから、とにかく「不気味」ですね。
彼がやってる「仕事人」稼業は、ハンマー一つで、どんな所にも単身で突入しちゃう・・・相手のセキュリティが甘々というのもあり、いとも簡単に目的地まで辿り着いちゃうし、敵と対峙しても、どーみても(敵の)銃のが有利なのに、ハンマーで勝っちゃう
で、ハンマーでボコるシーンは、恐怖を感じますね
その一方で、自分の母親と一緒に暮らしてあげてるし、掴めないなぁ・・・と
簡単にニーナを救ったけど、まだまだ上映時間の半分です・・・更なる窮地に立たされるのは目に見えてましたよね。
依頼人の自殺だけにとどまらず、自分の母親までも惨い殺され方をして・・・
普通の映画だと、ここから、ジョーの鬼神のリベンジショーが開幕するんでしょうが、あくまでジョーは静かに敵地に向かい、ハンマー一つで殺しまくる・・・
ここまで徹しているのが凄いし、ニーナという存在が彼を救っているんでしょう。
確かに、ニーナも不思議な魅力はありますが、ジョーとの「絆」を感じるシーンが少ないので、イマイチ乗れないんですよね。
一度は母親と一緒に沈もうと思った彼が、なんでそこまで奮い立たされたのか・・・それだけの「モノ」がニーナにあったワケで、そこが知りたかったなぁ
よってもって、「レオン」のような哀愁には届かず、若干ホラーサスペンスが入るという、不思議なテイストの作品だったと思います
ちゅうことで、H.フェニックスのあの体系も凄い・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので気分害されましたら申し訳ありません

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