半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『おとなの恋は、まわり道』を観ました。

2020-01-13 16:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 リゾート・ウェディングに招待されたフランク(K.リーヴス)とリンジー(W.ライダー)は飛行機を待つ空港で出会う。最初は軽い挨拶のはずが、口論に発展し、嫌な気分で飛行機に乗ると席は隣同士。しかも、フランクは花婿と絶縁中の異父兄弟で、リンジーは花婿に捨てられた元婚約者だった。その後、ホテルへ向かう車も一緒、ホテルの部屋も隣同士で次第に意気投合していく。
(MovieWalkerより)

 キャストだけを観て、チェックした作品です。
・・・しっかし、大好きだったW.ライダーさん、なんか雰囲気が変わったなぁ・・・と。相変わらず素敵ですけど・・・
空港の待ち時間で出会うフランクとリンジーですが、どーみてもフランクが偏屈・・・
その後の機内での会話もねぇ・・・リンジーもクセ者だけど、それ以上にフランクの「毒づき」が気になって仕方ありません
現地でも宿泊部屋が隣り、パーティの席も、(あんなにガラガラなのに)2人は隣同士。
でも、「運命の出会い」にはほど遠い、口論ばっかり・・・
・・・でも、その口論も、お互いの話をしていくうちに、お互いの「領域」について会話するようになっていって、雰囲気が少しずつ変わってきます。
そんな「ゆったりペース」に嫌気が差したヤマライオンが、2人の距離を強引に近づけました。
ちょっと乱暴な言い方をしますが、「会話より体」。少なくとも、リンジーのほうは、これを「運命」と位置付けて、フランクに寄り添ってきます
・・・しかしフランクは、なかなか折れないどころの話ではない・・・観ている俺も距離を置きたくなります
まあ、フランクの中にも、確実に芽生えているモノがあるので、映画としては分かり切ったラストになります。
あまりに「まわり道」が長すぎて、ラストの2人の再会が一瞬で終了 上映時間も短いしね
ちゅうことで、中肉中背のK.リーヴスは、なかなかのクセ者・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『弟切草』を観ました。

2020-01-13 05:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 幼い頃に生き別れた父親の遺産を相続し、元恋人とともに遺産の屋敷を訪問した奈美。父親が伝説的な画家だったことを知った彼女は、自分の出生の秘密に興味を抱きはじめる。やがて1枚の写真から衝撃的な事実が明らかに!
(MovieWalkerより)

 2001年の映画ですが、過去に多分、観た記憶があります。曖昧ですが
なんで今さら再チェックしたかと言うと、元となったスーパーファミコンのゲーム「弟切草」には、かなりハマったからです
静止画と音だけでゲームを進めていく「サウンド・ノベル」の最初の作品だったと記憶しています。
ゲームをやっている俺らの想像を駆り立てる文字と絵、選択肢によっては、様々な物語が展開される。
基本的に怖い話ばかりなんだけど、一つだけ、涙なしにはいられない哀しい話が頭にずっと残っています
そんな名作が映画になったんですから
で、この作品ですが、舞台である「古びた館」に入るまでの設定が強引ですな。まだゲームのほうがすんなり入れたと思ってます。
主人公・奈美と、彼氏?が、その館をひたすら探索する流れでした。
そりゃあ、暗いし、朽ちているし、人形とか肖像画とかあるし、「不気味アイテム」は満載なので、怖い要素はありました。
・・・が、肝心な物語が全くついていってない
まあ、入り方が雑だったから、無理やり、ゲームで出たような話を入れても、違和感がでちゃうのかなぁ・・・
話が盛り上がらずに、ゲームと同様、焼けて終わる館・・・残念ですねぇ。
今のデジタルTV時代なら、dボタンを押して、話の選択肢を選べる・・・みたいになったら面白いのかも知れないけどね。
ちゅうことで、奥菜恵サンはホラーに映える女優さんだと思います・・・で、30点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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