『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦/地球星人の大地』を観ました。

　今年はウルトラセブン誕生４０周年だって　俺と同い年じゃん
何度も言ってるかも知れないけど、ウルトラシリーズの中で、セブンってのは、個人的には一番好き(それもダントツ)。
そんなセブンの続編として、1994年にTVスペシャルで企画されたのが今回の２作品だそうだ

続編といっても、独自の設定だね。時代が経ってもウルトラ警備隊が地球を守ってるし、一番隊長に向かないと思われてたフルハシ(毒蝮三太夫)が太った隊長してるし
アンヌ(ひし美ゆり子)もすっかり一時の母で貫禄でちゃってるし
大好きだったポインター(車)も、市販車に…
・・・なんか、ガックリの連続
昔の音楽を使ったり、エレキング等の怪獣も昔のものを復活させたりと、全体の世界を壊さないようにしているのは分かるけど、形ばかりでちょっと…
もっと鼻についたのは、作品としての訴え方ですかね。
ウルトラセブンの特徴として、メッセージ性の強さってのはとっても好きだった。
ただ、今回のはちょっと前面に出しすぎ　後から知ったけど、通産省とタイアップして環境問題・エネルギー問題を主題にしたとか
ちゅうことで、セブンの特徴を利用した茶番に絶句で２０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

『ホワイト・プラネット』を観ました。

　温暖化の影響が心配される「北極」を捉えたドキュメンタリー映画です。

なんか最近、この手のドキュメントが多いですね
撮影技術の向上で、「こんなん、どうやって撮影してるんだろか」ってくらいビックリする世界を録れるようになったのも一因だと思えますが、それ以上に、こういった自然界の現状を人類は理解しなければいけないんだという製作者側の強い意志を感じます
　さて、この映画は、北極で生きる動物達を撮影しています。誕生したばかりの白熊、アザラシ、クジラ、ジャコウウシ…それぞれが「生」に向けて必死で生きているのが分かります。時に微笑ましく、時に壮絶で…
　全ての生き物に対してハッピーエンドで終わらない所が、ドキュメンタリーたるところでしょうね
ただ、そんな彼ら自身が理解しているか否かは分かりませんが、最大の脅威は「温暖化」なんでしょうね…住む場所が侵されているワケですから
心地よい音楽、ハイビジョン向けの素晴しい映像をバックに、色々と考えることの多い83分でした。
ちゅうことで、ウシの対決、痛そうで５０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません