半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『g@me』を観ました。

2006-08-05 11:26:11 | えいがかんしょうの部屋
 広告代理店で自信満々の手腕をふるう佐々木(藤木直人)は、任されたビール会社の大案件を、その会社の副社長(石橋凌)に却下され、コケにされてしまう。また、この副社長と愛人の間にできた子・樹里(仲間由紀恵)は、不遇な生活から脱出すべく家出をする。この二人の利害が一致し、樹里を誘拐し、副社長に身代金を要求するという「誘拐ゲーム」を企てるのだが・・・

うんうん、元ゲーマーの俺が観ても、ちゃんとゲームしてますな
「誘拐ゲーム」を企てる2人なんですが、果たして見事、身代金をGETするのかっていう前半は、まあまだ普通のサスペンス映画なんですよね。
ですが、中盤あたりから、「果たしてどちらが、誰がこのゲームに勝っているのか」という展開がとても軽快で面白いです。このゲームを見る方が勝手に予想しつつ見るのも一興ですね
 この手の「だまし、だまされ」モノって、完璧な戦い・高度な戦いに見入るという展開は良く見てましたが、今回は、完璧を求めながらも、愛情が入ってしまったり、名誉が絡んでしまったりして、完璧になり切れない人達の戦いなんで、最後まで、物語の終着点がどこに行き着くのか分からないのが良かったですね。ただ最後の最後は、ちょっと俺の好みとは違ってました。二人で旅行行っちゃえばいいのに。まだ展開あるなんて、ちょっとクドイ
とはいえ、充分楽しめ、満足の105分でした。後から知ったんですが、「破線のマリス」の監督さん(井坂聡)だったんですね。あの作品も面白かった
ちゅうことで、仲間由紀恵で加点ありありで、90点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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