明日から休暇に入る。
肝硬変の末期で入院している知人がいる。 知人というか、わたしが就職して最初の二年間を一緒に過ごした(担任した)子。 子・・・ というには相当な大人だけど。
入院しているという知らせを受けて、先週の土曜日 お見舞いに行ってきた。
時折襲う痛みが酷そう、顔をゆがめて必死に耐えている感じだった。
幼い時から、そして大人になっても、家庭には恵まれなかったようで、しばらく前から一人暮らししてたって。
でも、友だちには恵まれて、毎日顔出してくれる友人や血を吐いて倒れた時の部屋の掃除をかってでてくれた友人、またもしもの時に動いてくれる友人。
いい友達がいっぱいなんだね。 血のつながりが一番とは限らない、どれだけいい出会いをもてるか、一生もんの出会いができるかが大事ってことを彼から確認させてもらった。
今の状況・・・ 誰もがもう退院はできないだろうとわかっている。
本人ももちろんわかっている。 主治医にはこの病状で今まで生きてこれたのが奇跡だとまで言われているくらいだから。
「わたしも入院するから、しばらく来れないと思う」 と言ったものの、なんか毎日気になってて。
入院中に、、、
やっぱり入院する前にもう一回、行ってこようかな。
一緒に過ごしたあの頃の写真を持っていったら、懐かしく見てくれるかな。
今年のお正月には、ある女性を訪ねた。
彼女もわたしが若い頃働いていた所で知り合った子。 今は脳腫瘍の影響から話しができなくなり、動かせるのは左手が少し、移動は車いすになってしまった。
関東の障害者施設で暮らしている。 当時の仲間五人でサプライズ訪問だった。 すごくびっくりしてたっけ。
生きるということを 考えた。
おみやげはこれ。 わたしが作った、ブリザードフラワーのリース
我ながら、可愛くできたな って思っちょります。