わたしのPCがなぜかずっとネットに繋がらなくて・・・
夫のPCを借りて久しぶりの更新になりました。
やっと少しガソリンが融通でき、20日に実家に行って来ました。
やっぱり見事にぺちゃんこでした。
いつもなら少し離れた道路からも二階の部分が見えて、「帰ってきたなぁ」って感じがしたものですが、ぽっかりと空いた空間。
家をまわした暴風のための木々だけがただ静かに、いつも通りにすくっとたっているだけ。
家に近づくに連れ、現実を目の当たりにするのがちょっと怖かったです。
胸に迫るものがあったけれど、腰が曲がった年老いた母が懸命に後片付けをしている姿の前では涙を引っ込めるのが精一杯。
おっと・・ あぶない、あぶない・・ うっかり涙が出そうな時は、デジカメでパシッパシッ!
今の段階では、つぶれた家屋の中から何か引きだそうにも危な過ぎて手も足も出ないといった状況。
瓦礫撤去の時に、少しでも大事なものや取っておきたいものを集められるいいのだけれど。
三時間半くらいの訪問でした。
余りにぐちゃぐちゃで、片づけを手伝おうにも何をどうしたら良いものか。
近所の方たちや親戚が持ってきてくれた当座の衣類等を、取りやすいように分類して片付けたくらいで時間切れ。
ホントはもっと行けたらいいのだけれど、電車もまだ復旧していないし、車のガソリンはないし・・
今度はいつ行けるかなって感じです。
わたしの職場にも実家が津波で流された人が何人も居ます。
いま休んで帰省している人のメールには、、
お母さんがとても痩せていたこと、お父さんが 「なにもなくなってしまった・・」 とつぶやいたこと など書かれていました。
帰ってきたばかりの20代の別の人は、お父さんお母さんの涙を始めて見たと、涙を流しながら話してくれました。
おばあちゃんがまだ見つからないのです。
辛すぎることがいっぱいです。
でも、みんながんばってます。