ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

17、食べちゃった (琿春)

2009-10-03 | ■韓国・延辺の旅 09/9
三国国境地帯の 琿春 で昼食をいただいた。
町中、三国国境地域だけあって三か国語(中・朝・ロ) の看板だらけ。
Sさんが前もってリサーチしたお店でいただいたものは・・・      ヤンロウチュアン。
何とも懐かしいこの香り!    羊肉串! 
大連に居た時、時々行った学校近くの羊肉串店。   うまかった! 
こちらのお店はちょっと上等で、炭火でこんなふうにして焼く羊肉串。

        

ここは、調味料を付けながら食べる。
人気店は、調味料が美味しい店なんだそう。    肉は柔らかかった。
どちらかと言うとわたしは、あの大外上のヤンロウチュアンの方が、好きかな。 
Sさんは別人のような迫力で、バシバシ食べてた。    とにかく凄い勢い! 
一年分食べて、そしてまた、これからの一年分をお腹に詰め込んでいるみたい。
するとお父さん、「わたしは若い頃、70本食べましたよ。」 って。
羊肉串食い! の親子だった。 

          

「筋肉です。」 と言って出てきたこれ。
味はあんまりしないけど、とんでもなく固い!! 
少しいただいただけでお手上げ。
「もう入歯にするしかないですね。」 と歯医者さんに言われているわたしの奥歯じゃ、噛むの無理。   
ギブアップです。 
これもなんなく噛み切ってムシャミシャ食べてる Sさん父息子。
強靭な歯の持ち主たちだった。  

        



そしてとうとう、その瞬間がこの日に訪れようとは!

これまで、中国で暮らしていた時も、またあちらこちら旅をした中でも お目にかかったことは何回もあった。
でも、自分から食べてみようなんて挑戦心を抱いたことはなかった食材。
冬場の学食に並んだって、 うわぁ・・  と見遣るだけだったし。

しかし・・・

せっかくのSさん一家の御もてなし。
基本的にわたしは、食べ物で好き嫌いはない。
食べてもみないのに嫌い! なんてものもない。 
あえて食べる必要を感じないものは、食べなかったりするけど。
勧めてくださるものを食べもしないで断るのは失礼だと思うから、覚悟した。

それは、これ。 
肉ではなく、その右側の蚕のさなぎ。
前の日、市場でムニムニ動いてたあのシロモノ・・ 。     市場
まさかの不意打ち! 
   
        

「あっ・・・  」 と、心で思いながら見ていたら、
串に刺さされながらも、ピクピク動いているではないですか・・・   新鮮なんだと思うけど。
思わず、わたしはアメリカ人化!? してしまった。
両手をあげて、ウワォ! 
 
「たまごみたいなものですから 食べてみて。」 と、お父さん。
これもこの親子、何匹も次々食べてるし・・・
でも、お母さんは一回も食べたことないんだって、実は。  「こわい。」 そう。

「たまごですか・・・ 」 
どうぞと勧められたものを、自分でもう少し焼きなおしてから食べた。
たまごと言えば、そうかなぁ。
大した癖もなく虫と思わなければ、どうってことないかも。
ただ、外側のカラ? が少しカラカラしていて口に残るので それは出した。
お父さんもそうしてたし。
でもSさんは、殻ごと食べてたけど。

わたしの虫は焼き過ぎたのか、中身がしまって半分くらいになっていた。
生だとクリーミィで、半熟でもちょっとトロッとする感じらしい。
食べず嫌いじゃありません! と豪語しかけたけど、生はちょっと・・   断りたい。 
一串は三匹。
何とか三匹は、いただけた。 
今後、自分から注文する機会はないだろうと思う。

        

    
                                


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