どんと祭

青い空も覗いているのに　小雪がちらほら・・・
こんなお天気も　なんだか素敵。


今日は　どんと祭ですね。
さっき夫がお正月飾りをもって　東照宮に出かけていきました。
わたしは風邪ひきさんで　鼻水が洪水のよう（大袈裟？）。
ひとり、留守番です。

「神様にヨロシク言っといてね！　わたしの分まで。」
「いやだよ。　俺の分だけお願いしてくるよ。」　　って・・

罰当たると思います。
こんな自分勝手なことじゃ！


「　“お飾り、捨ててきて。”　　なんていうヤツの方こそ　罰当たりだろ。
　　捨てるじゃなくて、納めるって言うんだよぉ！　」


無宗教のわたしとはいえ、
神職の曾孫としたことが・・・。

農民画

ふと、思い出して　見たくなった。

素朴でありながら鮮やかな色彩の　農民画。
中国の農民たちによって描かれたもので、行事や風景
また日々の暮らしなどが描かれている。

わたしも八年程前ひとり旅した折、北京の瑠璃廠で一枚買ってきた。
丁度いいサイズの額がなかなか無くて　丸めたままになっている。

たわわに実った何かの実の下で　鶏が餌をついばんでいる・・・
そんな　なんとも長閑な風景。
この色彩も　とても気に入った。　


随分前になるが仙台で　『農民画展』　が開かれたことがあった。
その時、主催者の方にいろいろお話をうかがったら　確か　色は絵の具ではなくて
石みたいなものを砕いて使っているといっていたような気がする。

これもひとつの中国の文化であり、素晴らしい芸術だと思う。


農民画ではないが　他にあと２枚お気に入りがある。
そちらはちゃんと額に納めて部屋に飾っているところ。

１枚は　シルクに描かれた芍薬。

もう１枚は、北京の景山公園内で個展を開いていた画家から　直接買ったもの。
月夜に　うずらのような鳥が描かれている水彩画。
後者は、最高に気に入っている。