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ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

私は人殺しを手伝ってしまった

2007-10-18 | 政治
 秋が始まったばかりなのに寒さが急激にやってきた。こたつを引っ張り出したいと早くも思うようになった。窓から遠く見える浅間山ももう雪化粧だ。暑い夏の後は早い冬の訪れだろう。

 海上自衛隊がテロ特措法で行っていた米軍への給油はほとんどすべてイラク戦争のために使われていたことがはっきりしてきた。空母キティホークの指揮官だった人が「キティホークの任務は100%イラク戦争だった」と証言している。しかし、日本政府は米国大使と口裏を合わせ、日本が給油した燃料はすべてアフガンのテロ対策に使ったと言いつのっている。

 米国が言っている以上それを信用するのが当然という石破防衛大臣の言葉は、日本政府の情けない外交路線を如実に示している。米国との交渉でどれだけ密約があっただろうか。沖縄返還の核持ち込み密約、日本の肩代わり支払い、金大中拉致事件の韓国との密約など、どれも密約の存在が明らかになってもいまだに認めない日本政府の態度。まして現在問題になっていることで密約を認めるはずもない。それが密約の存在をますます強く暗示している。

 やりきれないのは、私が支払った税金からこれらの石油が買われ、そしてそれが米軍に供給され、イラクの多くの女性や子供などの非戦闘員を殺していることだ。けっして賛成もしなかったのに私の手が彼らを殺戮することに使われてしまった。こんな悲しいことはない。そして嘘を言ってそのことをした日本政府と自民党に言いようのない怒りを感じる。

 一時も早く自衛隊は帰ってくるべきだ。アフガンでやっている作戦だってテロの防止にはなんの役にも立ってはいない。アフガンでやっていることは米国が仕組んだ侵略戦争でしかない。この戦争の後でテロは10倍に増えた。


早くも化けの皮が剥がれそう

2007-10-18 | 政治
 アベシンゾー内閣の政権放り投げの後を継いだ福田内閣は低姿勢を売り物にしている。なんでも野党ともよく相談して、なんて言っている。なんとか民主党と連立を画策して自民党が下野するのを避けたいと思っているのだろう。国会での福田首相の答弁を聞いても、まったく自分の意見をいわず、それもこれもよく相談してとか、議論をして慎重に、とか言うばかり。なんだこれって思うような答弁だった。

 しかし、いろんなメディアによると福田さんは以外とキレやすい人だという。小泉政権でもっとも長い官房長官をやったことで知られているが、それ以外の閣僚経験はない。官房長官をやめたのも国民保険料の未払いがあったことが理由で突然辞任を表明した。これも実は小泉政権の中でアベシンゾー重用に反発していたのが、コイズミの「人生いろいろ」発言などの無責任に一矢を報いたつもりなのだという話もある。まあ、我慢するのをやめてあの時点でキレたのだろう。

 昨日の国会の答弁を聞いていてびっくりした。テロ特措法延長が無理になって、新テロ特措法を閣議決定したが、野党の皆さんに十分議論していただき納得いく説明をしたいと言っていたはずなのに、国会で野党議員に米国艦隊への給油がイラク作戦に使われたという疑惑を突かれて、「どんなに議論したって、どうせ反対って言うんでしょ」と答えている。野党の皆さんに十分議論を通して納得してもらう、というのは建前だと言うことはすっかり判っちゃっているけれども、それにしても委員会審議が始まってすぐこのような答弁をするというのは、「衣の下の鎧」が見え見えだ。

 この国会のおもしろいところは、福田さんのキレるときはいつかということだろう。その時が解散総選挙へとなだれ込む政治の季節の到来だろう。福田さんのあの達観したように見せているにやけ顔が怒りに引きつるまでの過程をこの国会に期待したい。そして、民主党にはこれまで反対してきたテロ特措法や教育基本法、教育二法などをもとの法に戻す手続きを進めて欲しい。民主党も自民党と同じかどうかが問われている。