ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

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教育基本法を改正しよう

2007-10-03 | 政治
いよいよ「背水の陣」内閣が始まって、国会も再開された。民主党は解散総選挙を第一に首相に迫っていく構えだ。まずは「テロ特措法」の延長阻止だが、これは試合をする前に相手がグラブを放り投げて逃げ出したので、とりあえずテロ特措法の延長はなくなった。給油に限った新法を政府は提出する予定のようだから、その新法を巡っての攻防が第一の山となるらしい。

 しかし、民主党の小沢代表は給油活動自体が憲法違反だという立場を崩していない。民主党も自民党から協議を持ちかけたらうやむやのうちに給油活動継続に荷担するのではないかと私は思っていた。副代表の前原ナントカなどがいる民主党にはやはり絶対の信頼は置けないからだ。小沢さんのぶれない姿勢は評価に値する。問題はやはり政権を取った後だろう。どういう反動がおこるか、それが心配だ。

 いま、民主党にもっともやってもらいたいことは、教育基本法の改正だ。アベシンゾーの右翼復古内閣で改悪されてしまった教育基本法を、この際もとのすばらしい教育基本法に再び改正してもらいたい。これができたら民主党は本物だと思ってもいい。歴代の自民党政府がやってきた民主主義をぶち壊す政策の最後の砦が平和憲法であり、その憲法と一体であったもとの教育基本法である。

 民主主義を基本とする民主党であるなら、いまから政権交代に向けて教育基本法の改正をぜひとも公約にして欲しい。