「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

シーズン9 #19「過去のない男」

2013-01-15 16:16:37 | シーズン9
地下鉄の線路に転落し、マリアン・ホリスが死亡した。
事故か?誰かに突き落とされたのか?
捜査を開始するブリスコー&カーティス。

「路線を運行停止にした」「死んだ女性も恐縮してるさ」
「定刻運行が、自慢なのに」「どの仕事も同じだ」

「ベンチの下で寝てたら、男女が足を止めてケンカを始めたので追っ払ったんだ」
「男の外見は?」「靴が黒」

それから女性の美人度がまぁまぁ、とか・・・
今回、このように目撃者の市民や店員さんが面白く、随所で笑えた~。

似顔絵から、ホリスと一緒にいた男性が分かる。
ファロン。娘の大学入学の為、家族でNYにやって来たと言う。
目撃者のよる面通しも決定打ではなく、逮捕には至らない。
ファロンを調べる刑事コンビ。
ファロンがNYで、1人でピザ店に行っていたことが分かる。
なぜ、家族を残し、観光地でもない場所に?
ピザ店で話を聞く。
店主は、ファロンを昔の常連だったと話す。名前は知らないが。

「間違いなく?」「髪は減ったが、彼だ」

で、コンビ、帰りにピザを持ち帰り~。買ったのか?店主の御好意か??
さらに、ファロンの過去に疑問が。
1985年以前の記録が見つからないのだ。全てがそれ以降から始まってる。

「その年以降は存在してないと?」「この名前ではな」

ホリスがファロンを追っていたという目撃情報もある。
今度はホリス側から捜査することに。
ホリスの旧友エレノア・マーカス。今の姓はタスカ。
タスカを訪ねて話を聞く。そしてファロンの写真を見せると・・・
驚くタスカ。写真の男は、前夫のニック・タスカだと。
離婚して親権は母親のタスカが得たが
夫は学校から子供たちを連れ出し、それ以来音信不通だったと。1984年のことだ。

ファロンがホリスを突き飛ばしたという目撃者はいない。
しかしホリスがファロンを追って、地下鉄のホームへ行ったのには間違いない。
ファロンには動機と方法があると、アビー。
しかし証拠がない、とマッコイ。
ファロン側と話し合う検察コンビ。
しかし話し合いは噛み合わず、ファロン、証書で保釈へ。
この時ファロンが、神経質そうに鉛筆を等間隔で並べていたのが象徴的(怖ッ)

マッコイの執務室。ファロンの現妻シルビア、次女アレクシス、検察コンビ。
ファロンは事件時に、次女と一緒だったと証言したため、話を聞く。
父親の事件関与を否定するアレクシス。
話題はファロンのことに。妻に訪ねるアビー。

「・・・あなたにも、前妻は死別したと?」「・・・夫に従えば間違いない」
「偽名のことは知ってた?」
「4時にホテルのカフェで待ち合わせてる。遅れられない」
「彼がカップの位置でも、直し始めるから?」

尚も父を庇うアレクシス。あわてて立ち去る母娘・・・。
マッコイとアビー。

「気味が悪いわ」「2人共、おびえている」
「ウソを連発してる」
「皆が父親の機嫌を取ってる。洗脳されてるんだ」

アビーの調査で、ホリスがアレクシスと話していたことが分かる。
再びアレクシスに話を聞くが、父親を庇うばかり・・・
実母のタスカと話す検察コンビ。
ファロンに、次女の親権を元妻に認めさせることに協力する。
その見返りとして、アレクシスから真実を聞きだしてほしい。
協議の結果、判事、タスカに親権を認める。
しかしアレクシスは実母を拒否(そりゃ、そうだろう)
長女のスーザンまでもが、実母を拒否する始末。
その上、アレクシスが、ホリスを突き落したのは自分だと言い出す・・・
アラマァという顔の検察コンビ。特にマッコイは・・・・笑えた(スマン)

アレクシスの言葉を全く信じる気のない検察コンビ。
アレクシスの弁護士も同意見だ。アレクシスを精神鑑定に。

スコダ医師の診断。
娘にとって、父親は絶対的存在になっている。
父親自身も自分を絶対的だと思っているので、
娘の心情などお構いなく、洗脳できるのだと。

マッコイ、ファロンを第1級誘拐罪で起訴しようとする。
「・・・身代金の要求もなく、人質も死んでない」
「“脅迫目的での拉致は誘拐罪に当たる”ファロンは娘たちを脅迫し続けた」
「証人は?」「スコダ医師と前妻です」
「医師は倫理のみで、前妻は離れてた」
「問診記録を読んでほしい」
「銃を突き付けていたも、同然の脅迫です」
「冷静になれ」
「ホリスの死を導く状況を招いたのはファロンです・・・ダメですか?」
「いや」

と、シフの許可(?)を得て、判事の元へ。
判事、検察の主張を支持。
ファロンは、第1級誘拐罪で裁かれることに。

法廷。前妻タスカの証言。過去の結婚生活を話す。

「・・・奴隷のように逆らえなかった。
 シャツの畳み方や食料庫の整理法まで、夫に指導された。
 ・・・子供達にも、行動や考え方、感じ方まで指導しました・・・」
“悪い子はパパは嫌いだ”“良い子はパパを怒らせない”・・・
こういう言葉で、子供達を脅迫していた。
そして子供たちは、パパを怒らせないために、従順な子供に・・・・

長女スーザンへの、マッコイの質問。
父親は家族を愛しており、家族も父を愛してる。
何も問題ない。

「・・・君はキャンプへ行ったことがある?」
「そんな所は、親の無精で行かされるものよ」
「パジャマパーティへは?」「行かない」
「父が反対したから?」「私が、父と離れたくなくて」
「父の機嫌を損ねるのが怖い?」
「父を失望させたくないわ」
「・・・自分のやり方や要求こそ絶対だと説教されるから?
 父なしでは生きられない、と」

裁判所の外。検察コンビに文句を言うシルビア。

「・・・スーザンが可哀そうだわ。夫と娘たちは互いに命も同然の仲よ」
「では、あなたは?」
「Mrs.ファロン、夫が家族に及ぼしてる害を、あなたは分からないのか?」
・・・顔色を変えて立ち去るシルビア・・・

法廷。ファロンが証言台へ。
またまた、家族の結束を強調するファロン。
傍聴席の家族も、笑顔で頷く姿が・・・・怖いワァ~。
マッコイ、突然反証人として、妻のシルビアを請求。
判事、了承。シルビア、証言台へ。
この時、マッコイがファロンとシルビアの間に立ったことに注目!

「外で仕事を?」
「時代遅れの考えでも、主婦は子供の帰りを待つべきです。子供こそ宝です」
「しつけは誰が?」「夫です」
「家計の管理は?出入り業者との交渉は?」「主人が」
「子供たちを学校へ送るのは?」「夫です」
「買い物に連れて行くのは?」「主人」
「家族における、あなたの役割はタオルを畳むこと?」
 
 ・・・・夫の顔を見ようとするシルビアに対し・・・
「夫の指示は仰げない・・・結婚した時アレクシスの年齢は?」
「2歳でした」
「被告人は本当に“オムツを汚すのは悪い子だ”と?」
「他人からはおかしく見えても、彼の言葉は奇跡を起こす・・・」
「例えば?」
「ええ、スーザンは4歳で靴ひもの結び方を覚えた・・・特別だわ」
「その過程は?」
「何時間も座って、小さな手で練習を繰り返した」
「4歳児が?どうして?
 父親が“夕方までに覚えないと嫌いになる”と言ったのでは?」
「2人とも、父親を喜ばせたいのよ」
「そうだろうとも・・・結び目を中央に、輪は均等にと教え込んだ?」
 
 ・・・・・・
「子供を産んでないのは?」「夫婦でそう決めた」
「本心では、自分の子が欲しいのでは?」「夫は“要らない”と」
「どう思った?」「「うちでは重要な決め事は、相応しい人がするの」
「なるほど・・・両親に会ったのは?」
「さぁ・・・ずっと前よ。夫は家を空けないようにと」
「聞いてると、夫は指図する一方だ。
 一度でもあなたの望みを聞いたことがある?」
「最終権限を持つ人は、必要よ。Mr.マッコイ」
「・・・つまり、夫が家庭を完全に支配してたと?
 子供たちを“出来が悪い”と常に叱っていたのでは?
 絶えず怯えさせていた?
 自分の非常識な期待に応えねば、愛してやらないと。
 ファロンは子供たちを脅迫し続けた。何年もの間、毎日毎日。
 父親の考えが、自分たちの考えだと思うまでに」
「・・・・ええ、そうよ・・・」

ファロン、静止を無視し立ち上がり、妻を侮辱する・・・・。
この時の両手の動きが・・・こ、怖い・・・理由なく怖い・・・

ファロン、次女の親権争いは両親が受け継ぐと。
嫌気が差す表情の検察コンビ。
しかし、罪を軽減してくれるのなら、元妻に親権は渡すと。
検察、取引きに応じる。
しかし、2人の娘は実母を拒否。そして父親を思い、泣く・・・

総括。マッコイとアビー。

「一生の傷だな」
「父親は支配される気分を学ぶでしょ」
「それも正義か」


家庭内の精神的DVでした。洗脳と、言ってましたよね。
ファロンの手の動きが効果的で・・・
語らなくても、怖さが強調・・・・怖い、怖い・・・(ブルブル)

なんか、家庭内風な事件が多いような?最近か??
恋人のVD、娘の母親殺し・・・オォ!
何回か書きましたが、『L&O・SVU』開始から本家の性犯罪は減ってきます。
その分・・・家庭内が増えてきたのかも?と邪推。
また、家庭内から事件は、何となく現代に通じるものもあるし。
段々、現代に近づいているのかなぁ、とこれまた勝手に納得。

警察パートで、書きましたが、市民さん方が楽しい!
ちょっとした会話に笑いが・・・イイですネェ。

そして検察。マッコイ、お父さんモードに!!って違います??
もうスーザンやアレクシスに対する表情、話し方が・・・優しすぎるって(ウンウン)
スーザンへの質問で、キャンプは、まぁ分かるとして
パジャマパーティ??あらまぁ、詳しいですね、検事長、などと呟く私。
アビーに特訓でも受けたのか(笑)
SWには娘さん2人います。その経験か?
娘(息子も)そんなイイ子で育つかぁ==!!という親の叫びなのか??(笑)

で、ンンン???って、思ったのは・・・
スーザンへの質問の後、フンって感じで鼻を鳴らしませんでした?
これは、どういう意思表示かな~って。
こんな風な態度は・・・女性&子供に対しては珍しい。

一家の女性達の笑顔が、不気味で怖い・・・なんか怖いばかりだなぁ。
恐怖で支配。肉体的ではなく精神的暴力で。
シルビアに焦点を当てたのは、まぁ当然か。
家族で唯一、外の世界を見て来た女性だからね。
おかしい、おかしい、と思っていても・・・どこかで突破口があれば・・・
そんな思いに、マッコイが小さな穴を開けて・・・な感じ。

マッコイのシルビアに対する質問。
まるで、音楽の一小節を聞いているようでした(褒めすぎか?笑)
小さく小さく始まって・・・少しずつ音が豊かになって・・・主旋律へ。
ホォ~、今回はなかなか芸術家ですね、検事長、などと・・・スンマセン。

今回の見所は!!
家庭的なマッコイ(?)でしょうかね?
こういう印象のマッコイは、なかなかお目にかかれないので・・・
感嘆しながら視聴しておりました。
それに・・・若々しかったナァ(ウンウン)
私のお気に入りの、40代後半にような感じだったナァ(ウンウン2)
つまり・・・素敵な検事長を、大いに堪能したってことで。
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