「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

本家S21ー2「かなわぬ夢」<1>

2023-01-01 09:55:13 | シーズン21
セントラルパークで男性の遺体が発見される。
男性の名はカイル・モリソン。射殺されていた。
カイルはガン検査などヘルスケアを扱うハイシーナ社のCEOであった。
そして共同経営者である同じくCEOのニーナ・エリスの婚約者でもあった。

ハイシーナ社は、上場を間近に控えた優良企業である。
しかし苦情が多いことも事実だ。
ハイシーナ社のガン検査では陽性陰性判定の精度が劣っている。
そう主張する利用者もいる。
その不満を持った顧客がカイルを狙ったのか?

ハイシーナ社は、検査の精度は96%だと主張している。
しかしそれはウソなのかも?
技術責任者のシーヴァーが、カイル宛にメールを送っている。
「この検査はインチキだ」と。

シーヴァーの話を聞く刑事のバーナード&コスグローヴ。
シーヴァーは既に退職しており、その際機密保持の誓約書を交わしているという。
だから、何も話せない、と。

次はニーナに話を聞く。
シーヴァはトラブルばかり起こしていたと。
そしてカイルとも険悪ムードだったと。
ニーナは検査の精度は確かだと、言うが・・・

シーヴァはハイシーナ社の上場直前にクビになっていた。
巨額の富を逃したのだ。その恨みがあったのかも。
また他の署から、
犯行に使用されたと思われる銃が下水道で発見されたと連絡が入る。
その報告を疑問に思うディクソン警部補。
そもそも何故下水道を捜査しようと思ったのか?
それは・・・目撃情報が入ったからだと分かる。
「男が車を止めるのを見た」との情報が入ったのだ。
そして目撃された車は、シーヴァーが所有している車と同じだ。

シーヴァーを27分署に連行し、話を聞く。
弁護人と同席し、取り調べを受けるシーヴァー。
銃のこと、何も知らない。
カイルを嫌っていたからクビにされた?
違う。カイルは友達だ。それにクビではなく辞職だ。
上場直前の会社を辞職?おかしいのでは?
刑事コンビの追求に、シーヴァーは答える。
その通りだと。ハイシーナ社の検査はインチキだ。
精度は50%。ガン検査だぞ。命が懸かっているのに・・・
では何故承認されたのだ?
それは・・・ニーナがデータを改ざんしたからだ・・・

シーヴァーは、カイルにその話をしたが信じてもらえなかった。
だから元データを見せた。
その後カイルから「信じる」と連絡が来た。
「製品を回収し、上場を延期する」と。
その後何者かに射殺された・・・
「誰が犯人だと?」バーナードの問いにシーヴァーは答える。
「ニーナ・エリスに間違いない」と。

ニーナの自宅を家宅捜査する。
カイルが射殺された当日、ニーナが来ていた服から
血痕の反応があった。
しかし検察は、ニーナの逮捕に消極的だ。
プライスとマルーンを説得するディクソン。
血痕、元従業員を犯人に仕立て上げようとしたこと
誤魔化すための通報・・・上場前に発覚した検査精度の真実・・・
つじつまは合うが言い逃れできるものばかりだ、とプライス。
ディクソンも負けてはいない。
ハイシーナ社の検査が無効だと広めるためにも、
ニーナの逮捕は必要だ、と。

そしてニーナは逮捕される。カイル殺害の容疑だ。
起訴されるが、保釈金を払い保釈されるニーナ。
その様子にカイルの父親は苛立ちを隠せない。
不満をプライスにぶつける。

保釈されたニーナは、報道陣に不満を言う。
殺人事件を、野心を持つ女性起業家への圧力だとすり替えようとする。
その様子を見る検察コンビ。厳しい闘いになる。
ニーナは、野心のためなら血も涙もない女だと・・・

判事の執務室。
検査の精度を動機としたいプライス。
しかしニーナの弁護人は否定する。
殺人事件の裁判であり、ガン検査の精度を論点にすべきではない、と。
検査がニーナの動機なのだ、と主張するプライスだが
判事は「検査ミスによる証人は立てないように」と判断を下す。

強力な動機が使えない。焦るプライス。
それならば・・・陪審員の選定で有利に運ぼうとするプライス。
「被告人に同調しない人物・・・男性よりも女性・・・
 学歴は低く、生活が苦しい人たち・・・」
マルーンの抗議の声も無視だ。
「“確証バイアス”だ。人は同じ境遇の人物を信じる傾向にある。
 被告人と正反対で、リッチな白人女性はウソつきだと
 判断する陪審員を」

検察は冒頭陳述で、ニーナは会社の上場が阻まれることに不満を持ち
婚約者であるカイルを射殺した。
血も涙もない女・・・それがニーナの本性だと主張する。

その後検察に連絡が入る。
ニーナ側が答弁を変えたと。
殺人ではなく、虐待を主張する、と。
つまり、ニーナはカイルに精神的肉体的、そして性的にも虐待されたいた。
だから・・・という主張に変えたのだ。

マッコイの執務室。マッコイ、プライス、マルーン
答弁を変えたニーナ。
しかし検察が知る限り、虐待の証拠となる物はない。
「・・・証言台でウソを?」「得意ですから」
「“人間の記憶力ではウソをつき通せない”」
「リンカーンの言葉ですか?」
「ああ、そうだ・・・しかし時代は変わった。
 正直者は流行(はや)らない。皆ウソをつく。
 それに慣れてきている・・・ウソを受け入れる社会・・・
 これは極めて危険だ。 ・・・ニーナにしゃべらせよう。
 ウソを非難し、真実を暴けばいい。
 陪審員に被告人の本性を見せてやれ」

裁判 証言台のニーナ。カイルとの関係を話す。
愛し合い婚約したが・・・暴力的な一面が見えてきた。
カイルを射殺した1週間前には、特に酷かった・・・
浮気を疑われ、口汚く罵られ、暴力、レイプ・・・
やめてと頼んでも笑われるだけ・・・
涙を流しながら訴えるニーナ。
暴力は日常的・・・殺されるのが怖かった、と。

プライス&マルーン。
数人の陪審員が、ニーナに同情的だと話し合う。
ニーナの成功者としての姿に反感を持つ陪審員を選定したが
今はそれが検察に不利に働いている・・・
虐待のウソを暴こうとするプライス。
しかしマルーンの意見は異なる。
確かにガン検査の精度はウソだった。
だからといって虐待もウソと言い切れるだろうか?
誰にも話していないし通報もしていない。
ニーナの虐待の話は、ウソとしか言い様がない。
プライスはマルーンを諭す。しかしマルーンも譲らない。
被害者は口を閉ざす。それに#MeToo運動も広がりを見せている。
女性が虐待を訴えても信じてもらえない・・・検察の今の姿勢だ。
それは昔のこと。今は違う・・・虐待は慎重に扱うべきなのだ、と。

マルーンの意見に賛同するプライス。
しかし我々の仕事は法に従い、被害者に正義をもたらすことだ。
政治に左右されない、と。
しかしマルーンは現実を見つめる。
そして陪審員の問題も・・・選定基準が違うのだ・・・
陪審員の中には、家庭内暴力の被害者だった人もいる。
また身近な身内が暴力傾向にあるパートナーと一緒だという人も。
検察に不利は評決が出る可能性が高い。

取引を。検察の話に憤るカイルの父親。
当然だ。殺された上、息子は暴力男だと主張されているのだ。
息子を社会的にも殺すつもりなのか・・・と。
父親の言葉に戸惑うプライス。

マッコイとプライス
「カイルの父親の怒りは分かるが、判断するのは我々だ」
「分かっていますが・・・司法取引も父親を思ってのことでした。
 でも父親は正義を貫きたい、と」
「君の心が動いたのか?」
「そうです」
「気持ちは分かるが、それで勝てるわけではない。
 陪審員の気持ちも動かせはしない。
 暴力の被害者への同情は消せないんだ。
 モリソン氏は息子を殺されたばかりだ。
 怒りと憎しみで思考は鈍っている。
 そんな人間の要求はのめない。
 決意は買うが、エゴを持ち込んではいかん」

「エゴじゃありません。信じているんです」
「信じている?・・・何を?」
「刑事法体系と12人の陪審員をです。
 自身の経験に左右されず、真実を見るはずだと。
 評議に入る頃には、陪審員にも僕と同じものが見えるはずです。
 魅力的でこざかしい殺人犯を、です」
「・・・分かった・・・やってみたまえ」

裁判 ニーナへの反対尋問
申請データの改ざん。あなたが改ざんしたのでは?
データは改ざんしてない。文章は編集したが。
ガン検査に多数のクレームが来ている。
偽陰性と偽陽性に関するものだ。
科学も完璧ではないので。
精度は50%・・・これで検査と言えるのか?
解雇された従業員からも不満が。
ハイシーナ社は破産申請をした。
あなたが言うように素晴らしい技術ならば、出資者が訴訟を起こしたりしない。
管財人は会社の価値はゼロだと言っているが?
それはこの裁判のせいだ。
この裁判で私が殺人罪に問われているからだ。

「あなたが殺したからです」
「殺さなきゃ殺されていました」

なぜ虐待のことを誰にも言わなかったのか?
それは恥ずかしかったから。
以前あなたはインタビューで、男性社会への挑戦を口にしている。
そして恐れ知らず、だとも。
それは表の姿です。本当に姿は違う。
虐待は本当です。殴られてレイプされた。
3ヶ月前には腕も折られた・・・病院へも行った・・・
疑うのはもうやめて

プライス
「それが私の仕事です。
 “本当”を疑い・・・ふざけた主張を疑う」

裁判後、街を歩くプライス&マルーン
「虐待は追求しないかと思った」
「考えが変わったんだ」
「なぜ?」「必要だと感じたからだ」
「虐待を疑うことが?」
「私が疑ったのは信頼性だ」
「でも彼女の術中にはまり、陪審員の心は離れたのでは」
「いや陪審員も疑い始めたかも知れない。
 被害者としての共感を、利用されているとね。
 経験や性別や#MeToo運動は関係ない。
 争うのはニーナによるカイル殺害だ」
「でもあなたは証言をウソだと言い、レイプも疑っていると示したわ。 
 証拠はないのに」
「見つけるさ」「何ですって?」
「もし3ヶ月前にカイルに腕を折られているのなら、
 医療記録を大々的に証拠として提出するはずだ」
「分かった・・・
 コスグローヴとバーナードに連絡するわ」

刑事コンビは、ニーナが診察を受けたという病院へ赴く。
確かに骨折で診察に訪れていたが・・・

裁判 証言台には女性が。ニーナの乗馬のインストラクターだ。
3ヶ月前ニーナはレッスン中に落馬した。
その結果腕を骨折してしまった・・・
病院へはインストラクターが付き添った。
夫のカイルはレッスン中にも病院にもいなかった。

評決 第1級殺人で有罪

納得できないニーナ。
プライスに礼を言うカイルの父親。

裁判所を出るプライス&マルーン
周囲を見渡すプライス「抗議運動がなくて安心したよ」
「どうして?」
「人々にもニーナのウソが見えたんだ」
「でも、どうかしら? 被害者の真実こそ真実では?」
「ああ、被害者が真実を伝えていればね」


はい終わりです。こんなに書いたのは何年ぶり??(笑)
正直、疲れました。もう若くない(笑)
感想等々は次で。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 申し訳ありません | トップ | 本家S21ー2「かなわぬ夢」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

シーズン21」カテゴリの最新記事