妻が夫を殺害する事件。
アナベスが夫トミーを殺害した容疑で逮捕される。
アナベスの自供もある。証拠もある。
楽勝の裁判・・・・ストーンはそう思うが・・・・
ちょっと、擬似法廷in控え室って感じでしたね。
いつもと異なった趣向で・・・コレはこれで面白かったです。
トミーにモラハラ疑惑が。
アナベスの話では、暴力は振るわないが
言葉や態度などで、アナベスに恐怖を抱かせ
自分に従うようにさせる・・・・姿が見えてくる。
楽勝の裁判なのに
徐々に苦戦に強いられる気がするストーン。
それは・・・SVUメンバーの証言が原因だ。
ベンソン、フィン、ロリンズ、そしてカリシ。
それぞれがそれぞれに立場で、この事件を考える。
アナベスは被害者なのか?
何もできなかった・・・・そうなのか?
メンバー内での論争で
ロリンズがどうもアナベスに対して批判的~に描かれています。
これをどう考えるか?
「アマンだって、薄情ね」「ちょっと視野が狭いのでは」
などなど・・・・思う方もいたでしょうかね?
私は、そうは思わなかった。
だから・・・何?ってことではないのですがね(うんうん)
まず・・・・ロリンズの視点は、ある意味公正かと。
分かり易く書くと、
実際の裁判では、こういう視点で進むのでは?ということです。
でも、それじゃ、情がないし・・・・
でも現実には、そうですよね?
乱暴されていない=身体にアザや傷が残っていない。
精神的に追い詰められた=証言はアナベスのだけ。
・・・・まぁココで友人や身内そして近所の話などが
出てきても~ですが、今回はスルー(笑)
つまり・・・・夫トミーのパワハラやモラハラなどは
アナベスの証言しかない・・・・
これはストーンが突っ込む部分でしょうね。
そしてロリンズは、自分の両親と照らし合わせていることは確かで。
ロリンズも父親は母親に暴力を振るっていた。
えっと・・・・ロリンズにも?でしょうか?
ちょっとこの部分、私は??なので・・・・ご勘弁を(ペコリ)
でもね、ロリンズが母親に批判的であり
そしてアナベスにも批判的であるのは・・・・
ロリンズは“娘”の立場で話している、ことに留意が必要かと。
「逃げることができた」と母親やアナベスを非難するが
それは同時に「子供を守ってくれないのか」という悲しい問いであることを
考えると・・・・ロリンズの言葉は、グッと重みが出てくる。
まぁアナベスに子供がいたかどうかは??ですが。
言及がないのですから、いないって考えるのが道理ですがね。
アナベスに母親を重ねているように感じました。
母親への怒り=アナベスへの非難ってことで。
ベンソンは、終始アナベスに同情的で。
これは、これまたベンソンの過去によるもので。
これも、分かりますよね。
アナベスの恐怖とある意味無力感を、体現しているベンソン。
だからこそ・・・・
そしてカリシは、自分の過去の事件とリンクさせて考える。
カリシは、なかなか鋭いことを言っていますね。
自分たちは一介の警官なのに
時にはその言葉一つで、他人の人生を左右させることができる・・・
だからこそ慎重に。だからこそ真実を。
だからこそ・・・・何が真実かを見極めて・・・
これもある意味ひとつの正義なのかもしれませんが
どうしても・・・・危険性が伴う。
でも心と頭・・・・感情と理性(法)の鬩ぎ合いって考えることもできる。
フィンは・・・・アナベスに同情的ですが
どとらかというと・・・メンバーへの影響を気にしている風に思えました。
まぁコレがフィンの立ち位置なんでしょうが・・・
最後にベンソンが証言台へ。
一貫してアナベスに同情を示していたベンソンですが
ストーンの問いに対する証言は・・・・
ベンソンの証言を聞き、
衝撃を受けたように表情を強張らせるアナベス。
それは驚きと同時に
自分に対して同情的だったベンソンが・・・・という絶望。
結局は誰も分かってくれなかった・・・・という絶望。
ベンソンは証言前に控え室で
また人生を生きて欲しい風に言っていましたが・・・
その温かい言葉が消え去るほどの、小さなでも決定的な証言。
陪審員ではなく、アナベスを写したことに拍手=====!
このアナベスの絶望が・・・・現実で・・・・
この絶望のまま終わらせることが・・・良かったと思います。
なかなか私的には、高得点なエピでした(花丸ッ)
アナベスが夫トミーを殺害した容疑で逮捕される。
アナベスの自供もある。証拠もある。
楽勝の裁判・・・・ストーンはそう思うが・・・・
ちょっと、擬似法廷in控え室って感じでしたね。
いつもと異なった趣向で・・・コレはこれで面白かったです。
トミーにモラハラ疑惑が。
アナベスの話では、暴力は振るわないが
言葉や態度などで、アナベスに恐怖を抱かせ
自分に従うようにさせる・・・・姿が見えてくる。
楽勝の裁判なのに
徐々に苦戦に強いられる気がするストーン。
それは・・・SVUメンバーの証言が原因だ。
ベンソン、フィン、ロリンズ、そしてカリシ。
それぞれがそれぞれに立場で、この事件を考える。
アナベスは被害者なのか?
何もできなかった・・・・そうなのか?
メンバー内での論争で
ロリンズがどうもアナベスに対して批判的~に描かれています。
これをどう考えるか?
「アマンだって、薄情ね」「ちょっと視野が狭いのでは」
などなど・・・・思う方もいたでしょうかね?
私は、そうは思わなかった。
だから・・・何?ってことではないのですがね(うんうん)
まず・・・・ロリンズの視点は、ある意味公正かと。
分かり易く書くと、
実際の裁判では、こういう視点で進むのでは?ということです。
でも、それじゃ、情がないし・・・・
でも現実には、そうですよね?
乱暴されていない=身体にアザや傷が残っていない。
精神的に追い詰められた=証言はアナベスのだけ。
・・・・まぁココで友人や身内そして近所の話などが
出てきても~ですが、今回はスルー(笑)
つまり・・・・夫トミーのパワハラやモラハラなどは
アナベスの証言しかない・・・・
これはストーンが突っ込む部分でしょうね。
そしてロリンズは、自分の両親と照らし合わせていることは確かで。
ロリンズも父親は母親に暴力を振るっていた。
えっと・・・・ロリンズにも?でしょうか?
ちょっとこの部分、私は??なので・・・・ご勘弁を(ペコリ)
でもね、ロリンズが母親に批判的であり
そしてアナベスにも批判的であるのは・・・・
ロリンズは“娘”の立場で話している、ことに留意が必要かと。
「逃げることができた」と母親やアナベスを非難するが
それは同時に「子供を守ってくれないのか」という悲しい問いであることを
考えると・・・・ロリンズの言葉は、グッと重みが出てくる。
まぁアナベスに子供がいたかどうかは??ですが。
言及がないのですから、いないって考えるのが道理ですがね。
アナベスに母親を重ねているように感じました。
母親への怒り=アナベスへの非難ってことで。
ベンソンは、終始アナベスに同情的で。
これは、これまたベンソンの過去によるもので。
これも、分かりますよね。
アナベスの恐怖とある意味無力感を、体現しているベンソン。
だからこそ・・・・
そしてカリシは、自分の過去の事件とリンクさせて考える。
カリシは、なかなか鋭いことを言っていますね。
自分たちは一介の警官なのに
時にはその言葉一つで、他人の人生を左右させることができる・・・
だからこそ慎重に。だからこそ真実を。
だからこそ・・・・何が真実かを見極めて・・・
これもある意味ひとつの正義なのかもしれませんが
どうしても・・・・危険性が伴う。
でも心と頭・・・・感情と理性(法)の鬩ぎ合いって考えることもできる。
フィンは・・・・アナベスに同情的ですが
どとらかというと・・・メンバーへの影響を気にしている風に思えました。
まぁコレがフィンの立ち位置なんでしょうが・・・
最後にベンソンが証言台へ。
一貫してアナベスに同情を示していたベンソンですが
ストーンの問いに対する証言は・・・・
ベンソンの証言を聞き、
衝撃を受けたように表情を強張らせるアナベス。
それは驚きと同時に
自分に対して同情的だったベンソンが・・・・という絶望。
結局は誰も分かってくれなかった・・・・という絶望。
ベンソンは証言前に控え室で
また人生を生きて欲しい風に言っていましたが・・・
その温かい言葉が消え去るほどの、小さなでも決定的な証言。
陪審員ではなく、アナベスを写したことに拍手=====!
このアナベスの絶望が・・・・現実で・・・・
この絶望のまま終わらせることが・・・良かったと思います。
なかなか私的には、高得点なエピでした(花丸ッ)