「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

SVU S20-23「憎悪と偏見」

2019-10-23 13:50:20 | ~SVU S20
いや、思いがけなく(スンマセン)面白かったですね。


原題『Assumptions』 意味は~決めてかかる、事実だと思い込む、などなど。
または、引き受ける、我が物にする、などなど・・・・
原題は、今回のドラマを結構物語っているかと思います。

イスラム教徒で反ユダヤ主義を主張する女性市議会議員ナーラ・ナサール。
しかし、シナゴークでナーラは襲われる。
後頭部を殴られ、レイプされ・・・

シナゴークから逃げ出した2人の少年。ユダヤ系の少年達だ。
少年達は、事件当日の昼、ナーラに対し抗議活動を行っていた。
かなり激しい応酬・・・・
少年達は、その恨みからナーラを襲ったのか?

マスコミは煽り、世間は大騒ぎとなる。
ヘイトクライムが引き起こした犯罪なのか?

と・・・掴みはOK!!(笑)

そして・・・ウンウン、私的には「良し、ヨシ」でした。
結局は、元夫の犯行と分かる。
自分を同性愛者と自覚し、夫と離婚したナーラ。
元夫マスードは、ナーラへの愛情を捨て切れなかったのか?
もあろうが、
イスラムの教えでは同性愛は許されない。
自分の妻が・・・・自分への侮辱である、とも思いつめる。

ヘイトクライムだ~人種間の憎悪だ~という大きな括りと思いきや
まぁ宗教の教義もありますが
個人的な感情がそのベースにある・・・という展開で。

・・・・・・結局は、個人の感情が、行動を突き動かすってことで。

ウンウン、私にはかなり説得力がありましたね。

最終弁論

マスードの弁護人
「・・・・・赤い野球帽は、人種差別者で偽善者だとみなされる。
 シナゴークから逃げる少年たちは、反ユダヤ主義者とみなされる。
 イスラム人女性が襲われたら、人々はこう思う。
 “犯人はイスラム恐怖症だ”
 ですが今回の事件では、少年達が逃げたのは怖かったから。
 犯人はユダヤ人ではなかった。
 一般的な憶測は、すべて間違いでした。

 時代錯誤なコーランの教えに則って、依頼人が
 ナサールさんとレイプしたと考えるなら、
 恥ずべきことです・・・・」


検察 ストーン
「弁護人の話は憶測ではなく、固定概念です。
 ナーラ・ナサールはレズビアンです。
 元夫も知っていた。
 彼の信仰では、同性愛は死に値する罪です。
 彼は事件当夜、現場にいて
 ナサールさんは、彼が犯人だと確信した。

 ・・・・陪審員の役目は?
 事実を検討し、彼がレイプしたとみなす。

 ・・・・大丈夫です・・・・それが裁判です」

弁護人は、原題の『Assumptions』を引き合いに出し
マスードの犯行と考えることこそ、決めつけであると訴える。
しかしストーンは、思い込みや決め付けなどではなく
事実を捉え、それを根拠に考え判断することが
陪審員の仕事=裁判である、と訴える。

ウムウム・・・・短い最終弁論ですが、かなり内容は濃いと思います。

判決は有罪。
ナーラが失ったと感じた両親の愛情は、
変わりなくナーラに注がれる・・・・
しかし、イスラム教徒からの非難・・・罵倒や暴力が始まる・・・

と、相変らず(笑)救いがあったと思ったら落とす、という嫌な終わり方・・・

このラストも・・・らしい、かと(スンマセン)

そして次回の最終話に向かって、ベンソン大ピンチ~ですかね。
次回でピーター君も退場になりますが・・・・
いやいや、今回=ラストイヴ(?)でも、薄い存在感で・・・・

いやいや、別にピーター君が悪いわけではないのですがね(笑)




 

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