「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

CI S3-19「生まれ持った宿命」

2015-08-18 16:06:31 | ~CI S3
えっと・・・思ったことは・・・
「アァ~、ゴーレンが、子供を苛めている・・・」で御座います。
子供とは言えないが・・・まぁ、子供でも良いかと思う。

原題『Fico Di Capo』=イタリア語です。訳すると「冷静な頭」
しかし~出てきましたね!
入院中のマリオ・ダミアノお気に入りの、黒イチジク。
調べましたら・・・
シチリア産黒イチジクの種類に、この名のものがあるとか。

・・・日本語ではなかった・・・英語の場所です(ペコリ)

宜しかったら、どうぞ。
まぁ、書いてはありますが、そこまで・・・ネェ(笑)
私のような、ちょっと(?)おバカさんは仕方ないけど・・・ネェ(笑笑)
 
 ↓

The Fruit Forest


ココに書かれていますが、
どうも、この「黒」に、意味があるらしいですね。
一般的に思うイチジクは、白イチジクに分類されるようです。
だから、黒イチジクは、それに比べると、ちょっとスペシャル感有りって感じかと。

今回エピも、そういうことを頭ン中に入れて視聴すると、また別の面白さが。

マフィア?刑事が買収された?検事補の妻が襲われる?
等々、仰々しく並べましたが
終わってみれば、無軌道な青年達の暴走的事件・・・とも言えないか(ンン?)
当然それぞれの思いや野望があるでしょうが
ラストのゴーレンの仕掛けを見てみると
チョップスの心の哀しさ寂しさに、コレでもかッ!と畳み掛けて・・・

てな、事件で終了~で御座います。

拍子抜け?といえばそうでしょうし。
しかし、人間の心って、やっぱり幼い頃の傷が一生残っているのね、
といえば、そうだし。

いつも書きますが、
人間の心は、そういう部分に支配されるのかなぁ?一生??
というのが、私の考えにありますので・・・この展開でも良いかと。

しかし!
やはりゴーレン劇場になりますので、
「オイオイ、ちょっと、出来過ぎだろ」感は拭えない(ゴメン)

だって~
チョップスが、頑張ったら・・・ここまでゴーレンの思い通りには、イカンだろッ。

と思うが、そこは脚本が・・・ではなくて(だから、ゴメンなさいって)
ゴーレンが、心の痛い部分を、桐でグリグリ刺すように・・・あぁ、嫌だわ(笑)

チョップスの母親ジーナ
「・・・あの子は産んだだけよ。他にまともな息子が2人いるわ。
 (チョップスは)未婚で産んだのよ・・・
 産まれた時、歯が生え揃っていたわ・・・気持ち悪いでしょ。
 ・・・何でもいいけど、普通じゃないわ。
 ・・・・・・
 (だから養子に出したのか、とのゴーレンの問いに)
 生まれた日にね。彼は化け物よ。
 近所で小さな子をいじめて、“自分が王者だ”と言っていた。
 それで、年上の子に殴られていたわ・・・その時、ホッとしたわ。
 “手放してよかった”って・・・・」

が背景にあって・・・だからこそ『CI』に なる訳で。
そう思いますがね。
これ本家だったら・・・
マッコイ(予想)
「同じような境遇の者全てが、犯罪者になる訳ではない」
理論がまかり通り、心理が~などと・・・スコダさん丸投げだろうし。
そしてスコダさんの分析に期待するのは
「責任能力があるか否か」位だろうし・・・

同じ事件でも、恐ろしい位、視点&扱い&ラストも違うぞ!『CI』vs本家(笑って)

余談ですが、武蔵坊弁慶も、歯が生え揃って産まれて来た、といわれているのですよ。
彼は、母親の胎内に18ヶ月いたから・・・との伝説からで。
産まれた時、3歳児?ってことだわ・・・余談余談(ペコリ)

ラスト、チョップス&ルイス&マイキーが揃って・・・

チョップスは、再三、「警察のワナだ」と正しい指摘(実に正しい・笑)
しかし、ルイス&マイキーは、そこまで冷静ではない・・・
タイトルの「冷静な頭」って、多分チョップスのことだとは思うのですが
ただ・・・感情を表さないって意味もあるかナァ、とは思う。
このラストでも、ゴーレンは、チョップスに感情についても、畳み掛けていたし。

「・・・チョップスの宿命だよ・・・皆、去って行く」
「・・・死んだり、捕まったり・・・」
「それに母親には、捨てられた・・・今なら・・・“悲しみ”だな・・・
 それが適切な反応だ・・・」

「チョップス・・・言っておくが・・・恐怖では人を操れないぞ。
 “敬意”が人を結びつける・・・君にはない・・・
 ・・・・ 
 (チョップスに対して)王者になりたい?
 だが王者とは、敬う心で統治する。人々を大切にする。敵も含めてな。
 アァ・・・君には理解できるはずはないよな・・・愛情を知らないからな。
 ・・・・・・」

3人が互いを罵り合い、そして終盤へ・・・
「おい!今、激怒しているよな?
 よかったな。適切な反応だ」

このチョップスへの最後の言葉。
畳み掛け、更に!更に!!で御座いましょうか・・・・

でネェ、ラストのゴーレン
字幕「この先は・・・地獄だな」

英語音声「To hell? He's already there」
=「地獄に?彼はすでにそこにいる」

ウ~ン、字幕では、チョップスは今から地獄に行く、ですが
英語音声では、もうすでにチョップスは地獄にいる・・・今までの人生全てが。

これは・・・スパドラさんではない・・・他局さんだよね。
なんかネェ、ホント、ホント、小さなことなんですよ。些細なこと。
私も・・・なんか違和感~って思うから、その時は調べますがネェ。

ゴーレンの心情を、ちゃんとしてくれ!!と思う次第で。
ゴーレンは、当然チョップスを犯罪者として思い、扱う。
だから、酷い心をズタズタにするような追い詰め方をする訳で
(って、このドラマは、それは見せ場なんですがね)

でも、英語だと、ゴーレンは、チョップスは地獄のような境遇にいた。
それは、ちゃんと分かっている。そうですよね。
犯罪者としては、ですが
彼になんの罪もないこと、産まれた姿のことで、母親に疎まれて・・・
その後も・・・だから、それは、分かっている。
心情だけではなく、何とか信頼や愛情に似たようなものを求める。
そんな境遇にいた、ってことは分かっている。
暴力が支配するような環境で・・・心身ともに地獄に。

そうなると・・・視聴後の余韻が・・・違うんですよ、ネェ。

う~ん、今更~なんでしょうがね(苦笑)

でも、このラスト、調べて良かったわ。
やはり、字幕とは余韻が全く異なるものになりましたわ。

あ~ヨカッタ、ヨカッタ!!で、終わらせて頂きます(ペコリ)
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする