肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

そっちかよ

2009-06-30 12:58:02 | 子供の話題
石川遼君がミズノオープンよみうりクラシックで優勝。

すごいねー、すごいねー。




16番のチップイン・イーグルをちょうどテレビ中継で見ていました。

その前の12番でOB2発たたいて+5だったことを知り、
普通だったらそこで終わるだろうに・・・・
なんて精神力なのでしょう。
インタビューでも堂々と受け答えができるし、
とても17歳とは思えない!
と、感動しておりました。

隣で見ていた同じく17歳の長男

「石川遼君ってすごいね~。
学校でも話題になる?」

と、聞いてみました。

「うん、オレ達さぁ、




すげぇよ!1億だぜ、1億! おまえ、1億あったら何に使う?

みんなでそう言ってるんだよ。」









おいおい、そっちかよ。

けちけち大作戦

2009-06-29 15:25:37 | Weblog
歯磨きの時に使うチューブ入りの歯磨き剤。

残り少なくなってくると、
下の方からギュギュッと絞っていって、
出し口の所を親指で押し出しながら
最後の最後まで使いますよね、ね?

夫と息子達は、
その辺のところが、どうも私の感覚と違うみたいで
私からすると「まだ出るじゃん。」
というレベルでも
「もうなくなったー。」
と新しいのを要求します。

仕方ないので、しぶしぶ新しいのを下ろすと
彼らは、何の痛みを感じることなく、そちらを使い始めます。

でも、私は、古いのを捨てることが出来ないの・・・・
「いつまで絞り出せるか、限界まで挑戦!」
毎日ぎゅー、ぎゅーを繰り返し、
一人奮闘してそれから2週間以上、完全に絞り切るまで使うのです。

ちび姫はまだお子ちゃまなので、
大人用のミント味は「辛い~」と言って使えません。
イチゴ味のドぎついピンク色した子供用のを使っています。

それを使うのは彼女だけなので、
結構長い期間使っています。

ある日、
「ママー、はみがきもうなくなった~。」
というので
「大丈夫、まだまだ使えるのよ~
と、ぎゅーっと絞り出して、
歯ブラシに付けてやりました。

翌日も、
「ママー、はみがきもう今日はなくなった~。」
と言うので、
「まだまだ使えるわよ~
さらにぎゅーぎゅっと絞り出して
また歯ブラシに付けてやりました。
そんなこんなで、
もう1週間、ぎゅーが続いています。
ちゃんと次に使うミント味のを買ってきてあるので
ちび姫、早くそちらを使い始めたいみたいですが
ママがぎゅーっとするたびに、
すごい!・・・でもがっかり・・・・の顔をします。
そろそろ新しいのにしないとね。(笑)


それからティシュ。
鼻をかむときはそのまま豪快に使うんだけど、
口紅を押さえるときはケチに徹します。

まず、2枚組になっているのを1枚に剥がします。
そして、一枚は畳んでドレッサーの引き出しにしまっておきます。

そうです。
2枚組のティッシュをバラバラにして使おうという作戦です。

口紅を塗りおえて「Mw!」と唇でティッシュを挟むようにして
べたつきを抑えます。

みなさん、それをゴミ箱に捨てます?

tenchanのけちけちは、ここから始まるのですよ。

なんと、翌日もそれを使うのです。
キスマークが付いた所を避けて、白い部分のところに
「Mw!」をやるのです。

何日かすると、ティッシュはキスマークだらけになってきますので
今度は裏返して「Mw!」をやります。

もうこれ以上ダメ~両面真っ赤っかだ~となったら、
引き出しにしまっておいたティッシュの片割れを出してきて
また「Mw!」をやるのです。

いったい、tenchanは2枚組のティッシュを
何日間使い続けるのか?

それは、とても恥ずかしいので
申し上げられません。(爆)

以上、私のけちけち作戦でした。

世界の子供達

2009-06-25 14:09:57 | Weblog
お絵描きが大好きで、 毎日何か書いているちび姫

広告の裏の白いやつとか、PTAでもらったお知らせの紙の裏に 自分ワールドを展開します。

この間は「矢島美容室」のストロベリーを描いたのを記事にしましたが 今日は「世界の子供達」をお見せします。←といっても3カ国だけですが・・・・
 これは分かりますよね。







国旗をつけるとはなんて安易な・・・・・できれば着物とかにしてほしかった~。






 では、これはどうでしょう?



髪型と衣装で分かりますね。 胸の模様がよく特徴を表しています。 でも何故、目が > < なんだろう??

では最後に、これはどこの国?

 



ちょっとむつかしいですね~。 こたえはこちら

今日はこのオムライスと運命を共に

2009-06-24 13:10:30 | お店レポート
↓携帯で記事の編集をすると、原稿の字数が限られるみたいで、
そのまま投稿したので、オーバーした分はカットされたというわけです。
見直したら記事が半分消えちゃっていて、焦ったわ・・・・
というわけで、本日もう一度編集し直し。
でも、なかなか同じ文章は書けないものですね。
いや、参りました。




とても久しぶりに、一人でランチをする機会がありました。

うーん、どこへ行こうかな?何を食べようかな?
町の情報誌やネットで色々検索して
いくつか候補を挙げ、考え抜いた末に、
とある洋食屋さんの「オムライス」に決定。
最近Nsさんのところで、オムライスの画像を見たものだから
意識のどこかにオムライス~オムライス~って残っていたような。(笑)

「オムライス」って、実は私の大好物メニューの一つなんです。

ケチャップで味付けたチキンライスをオムレツで包んだ(或いはオムレツを上にのっけた)洋食屋の定番メニュー。
家でも簡単バージョンで作ったりして、
それはそれでおいしいと思うんだけど

やっぱり、洋食屋さんのオムライスというのにとても惹かれてしまいます。

なぜって、中がトロッとしたオムレツは、私には到底出来ないし。
コトコト煮込んだであろう自家製のドミグラスソースは
家庭では真似できないんだもの。

さて、午前中に仕事を済ませ、いざ目的のお店へ。

お店の前の駐車場はもう車がいっぱい。
仕方がないので、案内してある契約駐車場へ止めました。
でもそこも、私が止めたらスペースがなくなってしまいました。

ひょっとして、混んでいて入れない?
心配しながらお店に入ると、よかった、大丈夫。
「お一人様」ということで、カウンター席に案内されました。

お昼のメニュー一応見ましたが、迷わず「オムライス」を注文。

最初にサラダとスープが来て
しばらくしてメインが運ばれてきました。

ここのオムライスは、チキンライスの上にオムレツが載っけてあるタイプ。
周りにドミグラスソースがかけてあります。



オムレツを横一文字に置き
ナイフで一気に切り目を入れると、
トロ~リ、中身が流れ出てきます。

何かいい感じじゃない~

オムレツ、チキンライス、ドミグラスソースをザクッとスプーンですくい、口の中へ入れると・・・・・・・















瞬時に自分の口には合わないことが分かりました。

もうこれは、好みの問題だから一概には言えないのだけれど
何がダメっていうと、

①ドミグラスソースが妙に甘く、ボッテリとしている。
 
このソースに期待してきたんだもの、これが口に合わなければ、その時点でアウトです。

②チキンライスのケチャップが多すぎる。しかもご飯が軟らかいので食感がぐっちゃぐちゃ。

いくらケチャップで味付けをするといっても、ちょっと多すぎかな~。
ケチャップ食べてるみたい。
ご飯はご飯でちゃんと存在してて欲しかった。

③ドミグラスソースも濃い、ケチャップも濃い、「濃い×濃い」味付けの中で
オムレツが無味に感じてしまう。

味が濃いから塩味が薄く感じるのか、
それとも本当に塩加減が薄いのか、
もうよく分かんなくなってしまいました。

④オムレツを食べたらジャリっといいましたぞよ。

3回ジャリッといいました。
卵の殻が入らないように、ちゃんと気をつけて下さいっ!

あー期待して来たのになぁ・・・・
これだもんなぁ・・・・・

・・・・・一口食べるごとに気分が沈んでいく・・・・

でも、今日は

このオムライスと心中するつもりで

かなり頑張って完食しました。

ところで、他のお客さんはみんな満足しているんでしょうか?
気になって周りを見渡すと、
丁度、隣の女性のところへ、カルボナーラが来たところでした。

そのお皿を見てビックリ!
卵と生クリームとチーズの海にパスタが浮いている・・・・
・・・・・それは・・・・・たぶん・・・・・重すぎるぅ・・・・・
お嬢さん、あなた、完食できます??
人ごとながら心配になってしまう。
だいたい、カルボナーラって、ちょっと違うと思うけど・・・・
(イタリアンはつい辛口になってしまう・・・・)


口直しにせめて食後のデザートは・・・・と思っていたけど、
出てきたのは、
オレンジジュースをゼラチンで固めたゼリーと
市販のアイスクリーム&自家製クッキー
・・・・・・これといって感動もなかったし・・・・

せっかくの一人ランチ、見事撃沈

オムライスとカルボナーラ以外のお料理は
おいしいのかもね・・・・と、自分を慰めながら
お店をあとにしました。

いつも遊びに行くグルメのけんちゃんのけんちゃんさんに
おいしいオムライスのお店はどこですか?と聞いたら
ポムの樹がいいと教えて下さいました。
今度はそこに行ってみよう。




おまけ

オーナーさんの趣味でしょうか、
お店の中には、
サングラスがトレードマークでテレビに出ないことで有名なシンガーソングライターH・Sの
ポスター、写真、グッズ、コンサートのチケットなど・・・・
彼に関するありとあらゆるものが飾ってあります。
流れる曲も全て彼のもの・・・・
ファンにはたまらなく嬉しいけど、
知らない人には微妙かも。



久しぶりっ!の対面

2009-06-16 11:07:03 | Weblog
イギリスから帰国して4年がたとうとしています。

これもやりたかった、
ここへも行ってみたかった、
これも食べたかった・・・・
これも観たかった・・・・

みんなみんなやりたかった事ばかり・・・・

でも、一番残念だったのは何だったかというと・・・・

在英中にブログを始めなかった事

なのです。

このブログは、ロンドン時代の友人London徒然草のばくさんに勧められて
帰国後始めたのですが
イギリスで見たり感じたりした事を記事にしたくても
リアルタイムで書けない・・・・・
それは過去の思い出でしかない・・・・
画像もないし・・・・
というもどかしさをいつも感じていました。

そんな中、縁あってお知り合いになったMrs.Bさんが
私のリクエストを聞いて下さいました。

Mrs.Bさんは、ヨークシャー在住の岐阜県人で、
私のローカルな話題にもついてきて下さいます。
逆に私はMrs.Bさんのところでイギリスの話題に触れ、
いつも懐かしく思い出しながら拝見しております。

今回Mrs.Bさんが紹介して下さったのは

ナメクジ

日本のものに比べ大きさも気持ち悪さも格段に違います。

私は自分のガーデンで初めてこれを見た時
卒倒しそうになりました。

そもそも、どうしてナメクジの話になったかというと、
押すだけベープという記事の中で彼女が
「イギリスでは極端に蚊などの虫が少なくて快適」
と、コメントして下さり、
そのコメレスに私が
「地を這う虫がキモイ」と書いた事から始まったのでした。

確かにイギリスは涼しいので
蚊が殆どおらず、従って窓には網戸もありません。
ハエはいますけど・・・・

その代わりに、「地を這う虫」が
どこからともなく入ってくるんです。
例えばアリ、クモなど。
それから、ダンゴムシに似ているけど丸まらないワラジムシというのがいるんですが
それも招待もしていないのに我が物顔で入ってくる。
ハイハイをし始めたちび姫が、
知らないうちに部屋の隅のほうに移動していて、
お座りして口をモグモグさせてるから
「何を口に入れてるの!?」
と、慌てて手を突っ込んで掻き出したら
半分切れたワラジムシが出てきて真っ青になったことも・・・・


そしてナメクジ・・・・
日本のナメクジは、カタツムリの親戚みたいなんだけど
イギリスのは「親戚」とかいうカワイイもんじゃなくて、全く別の生き物みたい。
Mrs.Bさんが比較対象としてレゴブロックを置いて写真を撮って下さり、
それを見ても分かると思いますが、格段にイギリスのはデカい!
しかもその形状の気味悪さといったら!
こんもり盛り上がって、縁がオレンジ色していて
背中には皺がいっぱいあるの。
鳥肌が立つこと間違いなし!
ハリーポッターの「秘密の部屋」で
ロンの魔法が逆噴射し、ナメクジを吐くことになってしまったシーンがありますが、
あのナメクジ・・・・なんて大きいのかしら?と思われた方もいらっしゃると思います。
そうなんです、ロンが口から吐き出していたのは
まさにこのナメクジだったのです。

ナメクジが生息しているガーデンでは
決して履き物を外に出しておいてはいけません。
敵はサンダルの中だろうと、スニーカーの中だろうと、
よじ登って入り込んでいきます。
「ちゃんと家の中にしまうのよ~!」という私の温かい忠告を無視した長男は
朝一で自分の靴に素足で足を滑り込ませ、
中でおねんねしていたナメクジを踏みつぶし、
「ぎゃー!なんじゃこりゃー!」
と絶叫して舞い戻り、バスルームへ直行。
長い時間をかけて足を洗い流しておりました。(だから言わんこっちゃない・・・)

ナメクジには塩
昔から日本にある撃退法でも
駆除するには限界があります。

そこで私はナメクジキラーなるものをガーデンセンターで買ってきて、
それが化学物質であろうがなかろうが、
そんな事はこの際関係ない!
とにかく奴らを除去せねば、という使命感に駆られ
緑の粒々を庭に撒いたのでした。

一晩経って、一体どうなっているかしら?
と、ガーデンを見にいくと、
そこには、世にもおぞましい光景が待ち受けていました!

何十匹というナメクジが
緑の粒々の周りに寄り固まって、
ご臨終を迎えていたのです。

その一匹一匹を割り箸で摘んで袋に入れた私の心情、
お察し頂けますでしょうか?

そんなナメクジを見たい方は
Mrs.Bさんのブログへどうぞ




最後の大げんか 後編

2009-06-15 12:39:51 | Weblog
どうせまた、ふてくされたまま
勉強もしないで、
コンピュータを見てるんでしょ、
と、思いながらドアを細めに開けて覗くと、
あれぇー・・・・・コンピュータの前には座ってないし、
勉強机のところでもない。

ここにいるはずなのに・・・・
不思議に思って、部屋に入ると、
長男は床にペタンと座り込み、
虚ろな目をして窓際にもたれているではないか。

ど、どうした~?

いつもの荒々しさはどこへ行った~?

具合でも悪いんだろうか?

「どうかしたの?」

心配になって聞いてみた。

途端に、長男の目がキッと鋭くなった。

「カンケーねぇし。

カンケーねぇって言ってんだよ!

あーそうかい、聞いた私がバカだったよ。
一瞬でも心配してやったのに、なんだいなんだい。

ったくもう、少しは反省してると思ったのに!
プリプリ怒りながら下へ降りると、
夫からのが携帯に入っていた。
二人の喧嘩の事を手短に知らせ、駅まで迎えに行く。

夫は車に乗り込むと、
「で、何がどうなったって?」
詳しい話を聞こうとする。
私は喧嘩の一部始終と今の二人の状態を話し、
長男はいつもより元気がないっていう事も付け加えた。

「そうか・・・・ちょっとは悪いと思ってるのかもな。」

家に着くと、夫は二人を食卓に呼んだ。
「お母さんから大体の話は聞いたけど、
お前達から直接聞きたい。
、話聞かせてくれや。」

次男は少し落ち着いたのか、冷静に事を話した。

「ん、お前の言い分はわかった。

、どうや?」

長男は伏し目がちに説明し始めた。

私がぶち切れて長男を叩いた時の事にさしかかると
思い出して涙が出てきた。

「『お母さんなんてカンケーねぇ!』って言ったでしょ!」

言った途端、さらに涙が出てきた。泣き虫だけどしょうがないもん

すると、それまで話を黙って聞いていた夫がこう言った。

、お母さん、泣いてるぞ。

本当に『カンケーねぇ!』のか?

そうじゃないだろ。

お前が赤ちゃんの時からさぁ、
お母さん、ずーっと面倒見てくれたんだよ。
夜中眠いのに起きて、おっぱい飲ませて
うんちやおしっこしても、お尻拭いてきれいにしてやって、
熱が出たら看病して、
そうやってここまで大きくしてきたんだよ。
そんなこと、普通できるか?
できねぇよな。
自分の子供だもん、心配するのあたりまえだろ。

どうや?それでも『カンケーねぇ』って言えるか?

「・・・・・・・・」

「そうか、お母さんとの前では言いづらいか。
ちょっと、二人とも席外してくれるか。」

そう言われて、部屋を出た二人。

まだめそめそしている私を目の前にして、
どーしていいか分からないというように、次男が言った。

「あのー、お母さん、泣かないでよ。
あのさー、喧嘩してほんとにごめんね。
これからはさぁ、切れないように気をつけるからさぁ。」

わかってくれればいいんだよー。本当にもう、喧嘩はやめてー。

「お願いだから、自分を傷つけるような言動はやめてね・・・・。」

そう言って次男をぎゅっと抱きしめた。
自分よりとっくに背の高くなった子供をギュッとするなんて、何か変な感じだ。
でも、今日はそうしてやりたかった。
次男は私の背中をトントンと叩いて、
「うん・・・わかった。」
そう言うと、自分の部屋に戻っていた。
子供に背中をトントンされるのも、ミョーな感じ・・・・
でも今日はいいんだ。


しばらくして、長男が部屋に入って来た。
いつもにはない静かな雰囲気。心なしか目が赤い。

2,3度部屋を往復してから
私のほうにゆっくり来ると、
長男はこう言った。

「お母さん、あのー、
今日はと喧嘩してごめんなさい。
もう殴ったりしないから・・・・。
それから、『カンケーねぇ。』って言ってごめんなさい。」

それは私が耳にした、彼の人生で初めての、

心の底からのお詫びの言葉

だった。

今までは、
叱られたから、しょうがないから
「取りあえず謝る」だけで、
言わされてる感が前面に出ている「ごめんなさい」
しか言わなかった長男。

「オレが殴ったのはアイツがウザいから。」
とか、謝った後でも悪態をついていた長男。

でも、今日は違った。
本物の「ごめんなさい」だった。

言われてまた涙が出てきた。
今度は情けないんじゃなくて、ホッとして泣けてきたんだけど・・・・

「3人とも、お母さんの大事な子供なんだからね。
もう傷つけ合うのはやめてね。」

「うん。もう分かったからさ、そんなに泣かないでよ。
オレまで泣けてくるじゃん。」

しばらく二人でティッシュの箱を挟んで、涙をぬぐい鼻をかんだ。

あー泣き過ぎだ~。
明日の朝はきっと瞼が腫れてるだろうな。

夫の話によると、
私と次男がキッチンを出て直ぐ、
長男はワーっと泣き出したそうだ。

弟を殴って鼻血を出させてしまったのが、余程応えたみたいだ。
悪いと思ってはいたものの、暴言を吐いて引っ込みがつかなくなってしまった事、
なんでいつも切れちゃうんだろう、と自分を嫌悪した事、
泣きながら話したそうだ。

今日のように何かのきっかけがないと、自分を見つめる事はできないのかもね。

それにしてもね~、長男17歳ですよ、17歳
普通ならもう落ち着いてもいい年頃だろうに・・・・
今まで本当に長かった・・・・
ようやく兄弟喧嘩から卒業ですっ!




最後の大げんか 中編

2009-06-12 13:27:46 | 子供の話題
喧嘩の原因を聞いてないとはいっても、
私にはそれが何なのかは、だいだい予想はついていました。

コンピュータの前でド突き合いをしていた・・・・・
っていうことからなんとなく分かるのです。

がネット使う時は
たいてい、ゲームの攻略サイトとか、You Tubeなんかを見るんだけど、
が見ていない隙に、どうやらせくすぃ系に行ったりするみたいなんです。

この日も、が部屋に入ってくると
はマウスで素早くクリックして見てた所を消しました。

「あー!今何見てたんだよ~?!見せてよー!」

「オメーには関係ねぇーだろー。あっち行けよ。」

「何で見せてくれないんだよー。」

画面の前で押し合いへし合いしてるうちに
二人とも興奮してきて、
の顔面を殴ったというわけです。

しかし、小さい男だな~。
エロサイトぐらい見せてやってもいいのにさ~

カッカしている兄を二階に残し、
次男と私はキッチンに移動。
詳しい話を聞くことにしました。

子供達の心がトゲトゲしている時、
私はいつもココアを作って飲ませてやります。

次男用のマグにあったかいココアとスプーン2杯のお砂糖、
自分にはミルクティーを淹れて
鼻にティッシュを詰めたままの次男と向き合います。

「お兄ちゃんはさー、いっつも卑怯なんだよな。
コンピュータを絶対見せてくれないんだよ。
オレが部屋にはいるとサッと消すし、
あっち行けっていうし。」

「今は言うこと聞かないからさ、後でちゃんと話するから我慢してね。」

私はそういう風に言うことしかできない。

「鼻は折れてない?」

「大丈夫・・・心配ない、大丈夫だって。

鼻に触れようとした私の手を、払いのける次男。

思い返せば、
君は小さい頃から、兄にやられっぱなしだったね。

2歳の時、突き飛ばされて壁におでこを激突し
福助足袋のフクスケみたいにおでこが腫れ上がったっけ。
小6の時は、レスリングの技をかけられ後頭部を畳にぶつけて
「きもちわるい~」って青い顔して言うもんだから
大晦日の夜、救急病院にかけつけたっけ。

喧嘩の制裁の時も、分が悪いと感じていたことでしょう。

兄に比べて聞き分けのよい君は、いつも我慢してくれました。
明らかに兄が悪い時でも、まず君を引き下がらせました。
そうしないと、ああいう性格の兄とは話ができなかったから・・・・・
ごめんね、ごめんね。

「お父さん、今日は早く帰るって今連絡があったから、
お父さんにも話聞いてもらおうね。」

悔しいことに、母親の言うことはちっとも聞かないくせに、
父親が姿を見せただけで、横柄な態度が一変するのよ~。

聞くに堪えがたい暴言を吐いた時など、
 
「あんたね、お父さんの前でそうやって同じこと言えるの?」

と、腹立ち紛れに言うと、

「あー、言ってやるよ!」

と大きいこと言っておきながら、
いざ父親を前にすると

「スミマセン・・・・・」
と、シオっととしてしまう二人。

そういう、

態度がコロッと変わるところがまた腹が立つ~!

「一体なんなのよ!あんたたち、私のことバカにしてるの!」

と突っかかっても
ニサっと笑うだけの二人。

まあ、とにかく、ここまでこじれた時は
真打ち登場=父親の出番なのです。

ところで2階に残してきた長男はどうしているかしら?
様子を見に部屋に入った私は
いつもと違った彼の姿を目にしたのでした。

続く

最後の大げんか 前編

2009-06-09 11:30:57 | 子供の話題
tenchan家では、近頃とても平和な日々が続いています。

なぜって、
毎日のように喧嘩をしていた長男と次男
全く喧嘩をしなくなったからです。

母としてはとても嬉しい~

痛い目に遭うことを承知で、身体張って二人を止めに入ることも
声を荒げて叱ることもしなくていいんです。

この幸せは、このままずーっと続くんだよね、
信じていいんだよね、
次男が生まれてから15年、
ようやく兄弟喧嘩は終わりを告げたのね・・・・実に感慨深い・・・・



男の子の兄弟を育てたことのある方、
ご自分が男兄弟の一人である方は
「男の子の喧嘩」
というものがどのようなものか、
お分かりになると思います。

きっかけはいつも些細なことなんです。

どっちのおやつが多いかとか、
どのテレビ番組を見るかとか、
端から見ると、どーでもいいこと。

でも、一度険悪になったら、
どちらかが怪我(←たいてい次男の方ですが・・・・)をするまで終わらないのが
の喧嘩なのです。

この間も2階から
突然けたたましい足音が聞こえてきました。

以下、非常に乱暴な言葉遣いがございますので
不愉快に思われる方はお読み飛ばしください。

いけない!また始まった!
早く止めなきゃ!
と、ダッシュで駆け上がり部屋に入ると、
コンピュータの前でド突き合いをしている二人。

は椅子に座ったまま次男の胸ぐらを掴み、
はそれをふり外そうとしていています。

の顔を見るとビックリ!
鼻のあたりが血で真っ赤になっているではありませんか!
ティッシュで流れる血を押さえています。

「一体どうしたの!何やってんの!」

これ以上怪我させてはいけない!と、
二人を引き離そうとする私。

でも、やられた方の
そう簡単には引き下がらない。

「テメーふざけんなよ!このままでいいと思うなよ!」

と、再びに立ち向かっていこうとする。

それを止める私。

「オメーこそざけんなよ!鬱陶しい!」

それを聞いたは、止めた私を振りほどきに向かっていく。

「もう止めて!二人とも!」

興奮したの両肩を掴んで止める。

止めながらに向かって聞く。

「殴ったの?」

「・・・・・・。」

でも目は「やった。」と言っている。

「もー!何やってんの!」

の肩を掴んでいた手を離し、
をむちゃくちゃにひっぱたく。

「あんたはもう!」バシッ
「どうしていつも!」バシッ
「いつまでこうやって!」バシッ
「弟を傷つけるの!」バシッ
「ほんとにもう!」バシッ
「鼻の骨が!」バシッ
「折れたかもしんないでしょ!」バシッ

理性も何もあったもんじゃない。

悔しいことに、いくら叩いても、
母のへなちょこパンチなんか
これっぽっちもには効かない。
連打はあっさり手のひらで吸収されてしまう。

「なんて情けないの・・・・・」

何で喧嘩ばっかりするんだろう?
何で怪我させるまでいっちゃうんだろう?
そう思うと、情けなくて、涙が溢れてきた。

なのに、は怒りに燃えた目を私に向けてこう言った。

「うるせーな!お母さんには関係ねぇーだろ!」

もうダメだ、今に何を言っても聞く耳を持たない。
とりあえず、これ以上怪我がひどくならないように
を部屋の外に出さなきゃ。

隙あらばやり返そうそしている、鼻血ブー顔のを促し部屋を出る。


「悔しいだろうけど、ちょっと我慢して。
お兄ちゃん、今は何を言ってもダメだから。」

納得のいかない

「言っとくけど、オレ、悪くないからね。なのにやられっぱなしかよ!」

「分かるよ。分かるけど・・・・
お願い・・・これ以上自分を傷つけにいかないで。」

半分納得して、半分燻る気持ちを抱え
は私と一緒に部屋を出て行きました。

そうだ、
喧嘩の原因はいったい何なのか、
それすらまだ聞いてなかった・・・・

続く

押すだけベープ

2009-06-08 12:55:35 | Weblog
急に暑くなってきましたね~。

暑くなるとやって来る招かれざる客、

それは・・・・・



夜寝ていると、耳元で
「ブ~ン」とか「キ~ン」とか
痒そうな音を立ててやって来ます。

夜中血を吸って満腹になり動きの鈍くなった蚊を
朝、パッチンと手で潰すと
血がドバッとでてきて「きゃー」なんてこともよくあります。

安眠を邪魔されないように
防虫グッズをだしておかないと
また今夜蚊の攻撃を受けるわ!
と、棚の奥の方から去年使っていたものを取り出すと
薬剤はもうすっかり空になっています。

詰め替え用のを買って来なきゃ!

といって、
出かけたドラッグストアで見つけたのが、

フマキラーの

押すだけベープ

火も使わない、電源に差し込まなくてもいい、電池もいらない
ただ、寝る前にシュッと一押しするだけで、
効き目が一晩続くって言うんです!

だから、複数の部屋で使いたい時は
子供部屋で「シュッ」、
おじいちゃんおばあちゃんの部屋で「シュッ」
パパとママの部屋で「シュッ」
ってしておけばいいんです。



便利ですね~。

思い返せば私の子供の頃は
緑のグルグル、蚊取り線香しかありませんでした。

陶器製のブタのお腹に吊したり、
蚊取り線香が入っていた缶の蓋をひくり返して
真ん中に付いている金具に中心をブスッと差し込んで
マッチで火をつけてね、
部屋の中に煙が充満していたっけ。

朝起きると、缶の蓋に白い灰が渦巻きの形に落ちていて、
「固いのかしら?」
と、触って、
おまけに床に灰をまき散らしてしまったり、
陶器のブタのお腹を覗くと
上側がヤニで真っ黒になっていて
それも触ってみて指先が真っ黒になってしまい、
母親に叱られたっけ。


次に出てきたのが電子マット
四角くて青いチップを
コンセントに繋いだ器械の上に載せて使いました。
なんと言っても煙たくないのが嬉しかった。
青いチップが朝になると白っぽくなっていたっけね。

その次には水性リキッドタイプが登場します。
キンチョーのCMで山瀬まみがカッパ姿になっていたのが印象的でした。

数年前に店頭に並ぶようになったのが
乾電池式
コンセントに繋がなくてもいいのがうれしかった~。
子供の寝相が悪くてコードに首が絡まったりしないかと
いつも心配でしたから、
コードレスなら安心って思ったものです。

さて、この押すだけベープ
本当に一押しで、蚊がふら~と落ちてきましたよ。

この夏、tenchan家では
あっちの部屋で「シュッ」、
こっちの部屋で「シュッ」、
と、引っ張りだこに違いありません。

ただし、一度「シュッ」としたら、
効き目を持続させるために、
部屋は閉めておかなければならないそうです。
真夏はちょっと暑いかしら・・・・
となると、やはり電池を使うものも必要?

でもね、ここ数年
岐阜では38℃を超える日が連日連夜続くんです・・・・

私の体が軟弱になったのか?
それとも本当に日本は暑くなったのか?
エアコンなしではとても寝られませーん。
というわけで、
エアコンのタイマーつけて、部屋閉めきって寝てますから、
結局これでもOKかな。