肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

久しぶりっ!の対面

2009-06-16 11:07:03 | Weblog
イギリスから帰国して4年がたとうとしています。

これもやりたかった、
ここへも行ってみたかった、
これも食べたかった・・・・
これも観たかった・・・・

みんなみんなやりたかった事ばかり・・・・

でも、一番残念だったのは何だったかというと・・・・

在英中にブログを始めなかった事

なのです。

このブログは、ロンドン時代の友人London徒然草のばくさんに勧められて
帰国後始めたのですが
イギリスで見たり感じたりした事を記事にしたくても
リアルタイムで書けない・・・・・
それは過去の思い出でしかない・・・・
画像もないし・・・・
というもどかしさをいつも感じていました。

そんな中、縁あってお知り合いになったMrs.Bさんが
私のリクエストを聞いて下さいました。

Mrs.Bさんは、ヨークシャー在住の岐阜県人で、
私のローカルな話題にもついてきて下さいます。
逆に私はMrs.Bさんのところでイギリスの話題に触れ、
いつも懐かしく思い出しながら拝見しております。

今回Mrs.Bさんが紹介して下さったのは

ナメクジ

日本のものに比べ大きさも気持ち悪さも格段に違います。

私は自分のガーデンで初めてこれを見た時
卒倒しそうになりました。

そもそも、どうしてナメクジの話になったかというと、
押すだけベープという記事の中で彼女が
「イギリスでは極端に蚊などの虫が少なくて快適」
と、コメントして下さり、
そのコメレスに私が
「地を這う虫がキモイ」と書いた事から始まったのでした。

確かにイギリスは涼しいので
蚊が殆どおらず、従って窓には網戸もありません。
ハエはいますけど・・・・

その代わりに、「地を這う虫」が
どこからともなく入ってくるんです。
例えばアリ、クモなど。
それから、ダンゴムシに似ているけど丸まらないワラジムシというのがいるんですが
それも招待もしていないのに我が物顔で入ってくる。
ハイハイをし始めたちび姫が、
知らないうちに部屋の隅のほうに移動していて、
お座りして口をモグモグさせてるから
「何を口に入れてるの!?」
と、慌てて手を突っ込んで掻き出したら
半分切れたワラジムシが出てきて真っ青になったことも・・・・


そしてナメクジ・・・・
日本のナメクジは、カタツムリの親戚みたいなんだけど
イギリスのは「親戚」とかいうカワイイもんじゃなくて、全く別の生き物みたい。
Mrs.Bさんが比較対象としてレゴブロックを置いて写真を撮って下さり、
それを見ても分かると思いますが、格段にイギリスのはデカい!
しかもその形状の気味悪さといったら!
こんもり盛り上がって、縁がオレンジ色していて
背中には皺がいっぱいあるの。
鳥肌が立つこと間違いなし!
ハリーポッターの「秘密の部屋」で
ロンの魔法が逆噴射し、ナメクジを吐くことになってしまったシーンがありますが、
あのナメクジ・・・・なんて大きいのかしら?と思われた方もいらっしゃると思います。
そうなんです、ロンが口から吐き出していたのは
まさにこのナメクジだったのです。

ナメクジが生息しているガーデンでは
決して履き物を外に出しておいてはいけません。
敵はサンダルの中だろうと、スニーカーの中だろうと、
よじ登って入り込んでいきます。
「ちゃんと家の中にしまうのよ~!」という私の温かい忠告を無視した長男は
朝一で自分の靴に素足で足を滑り込ませ、
中でおねんねしていたナメクジを踏みつぶし、
「ぎゃー!なんじゃこりゃー!」
と絶叫して舞い戻り、バスルームへ直行。
長い時間をかけて足を洗い流しておりました。(だから言わんこっちゃない・・・)

ナメクジには塩
昔から日本にある撃退法でも
駆除するには限界があります。

そこで私はナメクジキラーなるものをガーデンセンターで買ってきて、
それが化学物質であろうがなかろうが、
そんな事はこの際関係ない!
とにかく奴らを除去せねば、という使命感に駆られ
緑の粒々を庭に撒いたのでした。

一晩経って、一体どうなっているかしら?
と、ガーデンを見にいくと、
そこには、世にもおぞましい光景が待ち受けていました!

何十匹というナメクジが
緑の粒々の周りに寄り固まって、
ご臨終を迎えていたのです。

その一匹一匹を割り箸で摘んで袋に入れた私の心情、
お察し頂けますでしょうか?

そんなナメクジを見たい方は
Mrs.Bさんのブログへどうぞ