肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

郡上八幡「福よせ雛」

2012-04-26 13:58:34 | 生活
桃の節句には、皆様雛人形を飾ってますか?

子供が小さいうちは段飾りを出したけれど、
大きくなるにつれて
「今年はなしね。」とか「内裏雛だけね。」になっちゃうこともありますよね。

我が家では五月人形がその状態。
「今年なしね。」から「今年なしね。」になって久しくなりました。

さて、そんな「飾られなくなった」お雛様を利用して、
郡上八幡ではこんな楽しいイベントが開催されていることを
ツイッターで相互フォローしているしーちゃんさんのブログで知りました。
郡上八幡で催された「福よせ雛」

「お雛さまが暮らす街 郡上八幡」
「ひな壇から飛び出した2000体のお雛さまが
クスッと笑ってしまう日常生活をおくっています」



というコンセプトで、
商店街にそれぞれの趣向を凝らしたお雛様が飾られています。

雛壇にかしこまって座っているお雛様もお品があって良いけれど、
こうやって日常生活にとけ込んでいるのを見ると思わずニンマリしてしまいます。

雛祭りの時季になると登場する「変わり雛」より面白いかも。

お雛様たち、立派な観光大使ですよね。

こういうイベントを開催した郡上市の方々に、拍手を差し上げたい。


開催期間は2月11日から5月13日まで。

GWに郡上八幡方面へ出かける方は、是非ご覧になってみてください。
郡上といえば、「食品サンプル」でも有名です。
こちらのほうも体験なさってはいかがでしょう。

設定かぶってませんか

2012-04-25 16:01:26 | 生活
連続ドラマで気になったものがあると、
毎週予約の設定をすることにしている。

リアルタイムでは見られないので、
この作業は必要不可欠だ。

家事も終わった。
お風呂にも入った。
一日の終わりに、
ソファーに腰を下ろし、
缶ビールをプシュっと開け、
リモコンのスイッチを押す・・・・・・。
ああ、それが自分にとって至福の時なのだ。

さて、
今クールのドラマで注目しているのは、

天海祐希主演の「カエルの王女さま」

初回の視聴率が1ケタ台→2回目は10.7%、
と、まさかの苦戦?
でも、天海さんが格好いいから見たいの。そんなの気にしない~。

「クレオパトラな女たち」

朝ドラで人気上昇の綾野剛さんが出てるから、という単純な理由だが、
撮ったやつまだ見てないし~(汗)

嵐の大野君主演の「鍵のかかった部屋」
SMAP中居君主演の「ATARU」

この二つは推理ものだから見ることにしたんだけど、
設定がね、なんだか似通っているのよ。

殺人事件を解く鍵を握っているのは、

どんな密室でも破る防犯オタクの大野君



捜査に重要なキーワードをつぶやくサヴァン症候群の中居君

一風変わった彼らを、戸惑いながらも見守り支えるのが

戸田恵梨香(鍵のかかった部屋)と栗山千明(ATARU)。

面倒なことには関わりたくないが、仕方なく協力する上司が

佐藤浩一(鍵のかかった部屋)と北村一輝(ATARU)。

両方見始めて、
どの俳優さんがどっちのドラマだっけ?とだんだん混乱してきたーーーー。(笑)

それにしても設定被りすぎだわ。





次男からの挑戦状「早口言葉」

2012-04-24 13:26:00 | 子供の話題
時々我が家でブームになる「早口言葉」。

滑舌の悪い長男は、はなっから参加しない。

意地になって挑戦するのが次男と私

同じようにやってみたいんだけど、技術的にとても及ばないのがちび姫だ。

まだ小さいから上手く言えなくても当然だよ~。

と、皆から慰められるのも大嫌い(笑)


さて先日、次男が挑戦状を突きつけてきた。

「お母さん、”パンかべ”(PANKABE)って20回言える?」

↑Mrs.Bさんからのご指摘で、
このフォントでは濁音か半濁音かが分かりづらいので、
ローマ字表記も載せてみた。

よっしゃ任せろ。

パンかべ、パンかべ、・・・・

「そんなの遅すぎ。もっと高速で言ってみて。」

パンかべ、パンかべ、パンかべ、・・・・・

あれっ、3回目でなんか引っかかる。

おかしいなぁ。
パンかべ、1回言うだけなら簡単なのに。
連続で言うとなんで突っかかるんだろう。

その後、何度練習しても上手くいかない。

ええい、こうなったら、こっちからも挑戦状よ!

”きゃりーぱみゅぱみゅ”って3回言ってごらん。

「おう、やってやろうじゃないの!

きゃりーぱみゅぱみゅ、きゃりーぱみゅぱみゅ、きゃりー・・・・・

Wow! やっぱ3回目が言えん!」

そのあとは、お互いに早口言葉のネタ披露合戦へ。

先手、次男 披露

“貨客船 万景峰号”(かきゃくせん マンギョンボンごう)

後手、母 披露

“腹腔鏡手術 手術中”(ふくくうきょうしゅじゅつ しゅじゅつちゅう)

その後も色んなバージョンで遊んでみたが、
どれも1回目は何とか言えるけど、3回連続で言うと噛むね~。


最後に、「太陽に吠えろ」世代には懐かしいセリフから一つ。

“ボス、他殺説だそうです。”


そんな早口言葉、もっと挑戦したい人はこちら

ちび姫プリクラ初体験

2012-04-16 13:32:21 | 子供の話題
お友達とプロフ帳を交換したいとちび姫が言い出し、
一冊買うことになったわけだが、
実はもう一つリクエストがあった。

プロフ帳にプリクラシールを貼るというのだ。

なるほど~写真を貼ってプロフ帳が完成するわけね。

今まで、プリクラというもので遊ばせたことがなかった、
というか、ゲームセンターに連れて行ったことは殆どないので、
まあ、一度ぐらいやってもいいかな、と
先日イオン各務原で買い物したついでに
ゲームセンターに寄ってみた。

それにしても、ゲーセンって
どうしてあんなに大音響なんだろう。
お互いの声が聞こえやしないわ。

恥ずかしながら、母もプリクラ初体験。

プリクラはどこかしら~~
ゲーム機をすり抜け二人でウロウロ。

あった!一番奥に何台か並んでいる。

ローラちゃんがでっかいお目々でこっちを見ている機械に
二人とも吸い込まれるように入っていった。

さっそく画面を見ると

「外の鏡の下にコインを入れてね」

と出ているではないか。

カーテンをくぐって外に出る。
鏡、発見。
下を見ると「¥400」の表示が。
あら、WAONは使えないんだ(笑)

もう一度「スタジオ」に入る。

操作はちび姫の方が得意みたいなので、
任せることにした。

何ポーズが撮るうち、
ママも一緒に!というので顔をくっつけながら撮り、
撮影終了~。

「隣で編集してね」

のメーッセージが出たので、
隣接するブースに入る。
そこで、画像にお絵描きしたり、スタンプ押したりするのだが、
これもまたちび姫は慣れた手つきでどんどん仕上げていく。

あとはシールに印刷されるのを待つのだが、
携帯にも画像を送れるサービスがあるらしい。
QRコードを読込み空メールを送ると、
サイト案内が送信されてきた。
刷り上がったシールの右下にあるコードを入力して、
画像を取り込む。
ただし、1枚だけね。
全部の画像を取り込む場合は、
会員登録(有料)が必要なので、
それはパスした。

で、出来上がった写真を見て、
正直ビックリした。

ちび姫の目が!

大きくなっている!

しかも、

瞳の中がキラキラ光っている。

さらに

口角もちょっぴり上がってにこやかに。


まるでアニメキャラみたい。


そして、恐る恐る自分の写った画像を見ると、

瞳は輝き、
ほうれい線は消え、
肌はほんのり美白の、
アンチエイジング美魔女、

いえ、若作りしたおばちゃんがそこにいた。


誰やねん? これ

もう、ギャグレベルですわ。

でもね、
これを導入したほうがいい、
というか、絶対に導入してほしい場所を思いついた。

運転免許の更新場!

400円払ってきれいに写るなら、
ええ、払いますとも!
もちろん、元が変わってしまうほど修正してはいけないけど、
ちょっとくらいなら、って、ダメかしら(爆)

最後に、この「目を大きくする機能」に関して、
こんな検証をしている人を発見。
プリクラの「目を大きくする機能」の有効性について
↑頑張ってます。

5年生になったんだね

2012-04-13 13:03:41 | 子供の話題
新学期が始まってから、
ドラえもん目覚まし時計を枕元に置くようになったちび姫。

初日、二日目、三日目まではママに起こされたものの、
四日目の木曜日からはアラームを止めて起きるようになった。

キッチンで朝ご飯の用意をしていると、
ドアを開け、廊下を歩き、着替えを出している気配が、
上から聞こえてくる。

足音軽く階段を下りてくると、
「見て、私、ちゃんと起きられたのよ」と、可愛いドヤ顔を見せてくれた。

すごいね~。
頑張ってるね~。
もう5年生だものね。

そう、5年生になったのだ。

新しいクラスに変わり、
仲良しのお友達とも一緒になってごきげんのちび姫だったが、
学校から帰ると開口一番こう言った。

「ママ~。私、プロフ帳が欲しい!」

恥ずかしながら、プロフ帳 とはどういうものかを知らなかった。

なになに?プロフ帳って何?

「あのね、きょうAちゃんから『これ書いて。』と渡されたの。」

と、見せてくれたのは

こんな感じのカワイイノートの1ページ

ルーズリーフのように一枚ずつ取り外し自在になっていて、
名前、住所、電話番号、
好きな物、好きなアイドル、趣味、など、
項目別に記入欄が設けられている。
そこに自分のプロフィールを書いて
お友達同士で交換するものだという。

なるほど、交換日記のクラス全員バージョンってところか。


お友達との遊びは
なるべく同じようにさせてやりたい。
一人だけ方眼ノートってわけにもいかないだろうから、
今度買いに行こうね。

それにしても、
プロフ帳・・・・・流行ってるなんて知らなかったわ~。(滝汗)






父の話

2012-04-10 13:31:02 | 3・11、原発関連
理工学部で学んだ父は
大学時代にどのような勉強をしたかを
家族に話すことは今まであまりなかった。

だが、先日実家に行った時のことだ。
孫たちが来るといつもよりお酒が進むらしく、
ほろ酔い気分に。
口も滑らかになった頃、
こんなことを話し始めた。

父が大学に入った1950年代、
政府は原子力の平和利用に乗り出した。こちら

父が通う大学でも
「原子力発電」についての講義が開かれたのだそうだ。

大講義室には500人もの学生が詰めかけ
講師の話を熱心に聞いていた。

だが、講義を何度か聞くうちに、
学生達の間にどんどん疑問がわき起こってきた。

原子力による発電は安全と言われるが、
本当は危険なのではないか。

燃料棒を常に冷やさねばならないのに、
電源が途絶えた場合はどうするのだ。

講義を聴く学生が一人、また一人減っていく。

父とその友人達も悩んだ。
教授に勧められて出席はしたものの、
これはエライことだ。
原子力の開発は危ないぞ、という結論に達し、
講義に出るのを途中で止めてしまった。

その後も聴講する人は減り続けた。
最終的に残ったのは十数人、
その殆どが原子力関連の企業に就職したという。


講義が終わった後、
「脱落」した生徒達に、ゼミの教授がこんなことを言ったそうだ。

「今だから話すけれど、
正直なところ、
君たちが講義を聞くのを止めてくれて
僕は本当に嬉しい。
講義を勧めた立場から、あからさまに「止めろ」とは言えない。
でも、このまま原子力の開発に君たちを送ることになれば
親御さんに申し訳ないと思っていた。
なぜあんな危険な職場に子供を送ったのかと責められるだろうから。
だから、止めてくれて本当に嬉しいのだ。」


今から60年前、
日本が高度成長期を迎える頃、
大学では原子力促進の講義が行われていた、という父の証言。
埋もれさせてしまうのは惜しいので、
このような形で残すことにした。
ただ、父からの伝え聞きなので、
細かいところは違っているかもしれないが、
そのあたりはご理解頂きたい。

今日から学校始まるよ

2012-04-09 15:31:32 | 自分のこと・思い出
岐阜市の公立校では今日が始業式、入学式のところが殆ど。

次男は高校3年生。
ちび姫は小学5年生になった。

春休みにおばあちゃん宅に遊びに行った時、
大好きな従姉のCちゃんと会ったちび姫。

お座敷にこもって、
何やら二人だけの世界を作っていた。

自宅に戻ると、
新品のノートを出してきた。
と思ったら、
急に「日記」をつけ始めたではないか。

なんでも、Cちゃんが日記を書いているらしく、
「ちび姫ちゃんも書いてみたら?面白いよ。」
と、勧められたらしい。

Cちゃんは2歳年上。
この春から中学生になる。
ちび姫から見たら、
彼女のやること全てが憧れの対象で、
自分もやってみたい、と思うのは当然だ。

で、
日記も真似して書いてみたというわけ。

まさに、

Cちゃんもすなる日記といふものを、
ちび姫もしてみむとてするなり


である。

毎日1ページずつ書くのも真似っこ。

日記とはいっても、
大したことは書いていない。

今日はどんなことをしたか、
何を食べたかなどを、
一日の終わりに、
「えーっと、えーっと。」
と思い出しながら綴っている。

低学年の頃、宿題で「絵日記」が出されると、
「お出かけも何もしていないのに書けない!」
とヒステリーを起こしたものだが、
自発的に書くとなると、
イベントも何もなくても、
平凡な毎日のことを
文句も言わずに書くのだから、
女の子って面白い。

蛍光ペンでカラフルに色づけするのも楽しみらしい。

さて、始業式も間近になったある日のことだ。

ちび姫が真面目な顔でこう言った。

「ママ、あのね。
私、5年生に向けて目標を立てようと思うの。
何がいいかな、と考えていたんだけど、
今、朝起きる時、毎日ママに起こされているでしょ。
だから、目覚ましをかけて、自分で起きようと思うの。」

いいよいいよ。応援するよ。

というわけで、
枕元に置いたのは お兄ちゃん達が使っていた
ドラえもん目覚まし時計。画像

7時にセットしたからね、頑張って。


そして翌朝、

台所で朝ごはんの用意をしていると、

「朝です、朝です、朝ですよ♪」

と、大山のぶ代さんが叫び始めた。

ちび姫、果たして起きられるか?
しばらく様子を見る。

5分後、大山さんはまだ叫んでいる。

あら、ちょっと電池が少ないかしら、
声がゆっくりだわ。(笑)

一向に起きる気配がしないので、
とうとう母が起こしに行く。

ちび姫ちゃん、起きて。

数回体を揺り動かすと、
タヌキのようなまん丸い目を見開いて、ちび姫は私を見た。

まだ自分の置かれている状況が掴めない様子。


ドラちゃん、鳴ってるよ。ほら、起きて止めて。

音のする方向を指さすと、
ちび姫、ムクッと起き上がり
竹コプターをバシッと叩いた。
そしてそのまま、着替えを取りに行った。

いつもだったら
「もうあと5分~~~。」
と、布団に潜り込むのに、
今日は一発で起きたね。

さて、いつまで続くかしら。

その前に、
いつになったら自分で起きてアラームを止められるようになるかしら。(笑)



病院ドラマ

2012-04-05 13:36:06 | Weblog
病院を舞台にしたドラマ、好きです。
しかも外科をメインにしたやつ。

古くは「白い巨塔」←あ、唐沢 寿明のじゃなくて田宮二郎のほうね。

「ER」←海外ドラマのほうが手術シーンは迫力あるね。

日本ものだと、

「振り返れば奴がいる」
「救命病棟24時」
「医龍」

などなど、
嵌って毎週見てましたね~。



三度の出産と、ある朝突然顔が腫れてマツコデラックスになってしまったこちら時以外、
入院の経験がない私は、
たとえそれが作り話だとしても、
自分が決して体験できない領域での出来事だから、
憧れと尊敬が入り交じった感情で見てしまうのだろう。

実際に医療に従事している方たちの苦労は、計り知れないのだが。

そんな中、友人から
こちらのブログを教えてもらった。

主様は看護師として働く女性で、
手術前の患者様を「剃毛」した時のことを
テンポのよい文章で綴っている。
不活性で怠惰なアタシの肉体の神秘
(注)ふきだすから仕事中に見ちゃダメだよ。

宮益坂はどこに

2012-04-04 14:02:22 | 自分のこと・思い出
東京都渋谷区に宮益坂という坂があるのをご存じだろうか?

渋谷駅から青山方面に向かって、緩やかな上りになっている坂なのだが、
以前、夫との話の中で、
「宮益坂は山手線の内側にあるか、外側にあるか」
で、口論になったことがある。

一体どうして宮益坂のことが話題になったのか、
その辺の詳しいことは全く覚えていないのだが、
夫は「外側にある」と主張。

私はそれを聞いて
「えっ?おかしいよ。内側でしょ。」と反論。

妻に逆襲されてむかついたのだろうか。
夫は血相を変えて「絶対に外だ。」と言う。

方や私も間違ったことを間違ったままにしておけない性格だ。
はぁ~あなた一体何を仰いますの?
宮益坂は絶対に山手線の内側です。
町名変更にでもならない限り、変わりませんことよ。
私、学生時代、週に3回原宿でバイトしてたの。
時間に余裕があると、渋谷でウィンドウショッピングして、
そのあと青山、表参道、原宿と歩いて行ったので
間違えるはずがないわ。

何を言うか。
俺だって東急東横線を利用していた。
君より渋谷周辺は詳しいぞ。
だいたい、自分が間違っているのに訂正しない、
お前のそういう態度ってどうなんだよ。

ああ、もうこうなったらあきまへん。
瞬間湯沸かし器と言われる夫の頭が冷めるまで
放っておくしかない。

その日はそれでお終い。

翌日、二人とも朝から無言で
駅までの送りの車の中でもダンマリ。

私も仕事へ出かけた。
事務所に着いて携帯を取り出そうと鞄をあけると、
見慣れぬコピー紙が突っ込んであるではないか。

開くとそこには
印刷した渋谷駅周辺のマップと
夫の文字が。



「ゴメン、宮益坂は山手線の内側だったね。
僕の勘違いでした。」

犬も食わぬ夫婦ゲンカの顛末、
お粗末様でした。

文字式は苦手

2012-04-03 14:10:48 | 自分のこと・思い出
算数から数学へ変わった時、
一番焦ったのは「文字がたくさん入っている式」が出てきたことだ。


今まで数字が主体だったのに、
xやy、aやb なんかがごちゃ混ぜになった、
あるいは文字onlyの式を
計算しなくてはならない。

それまで式というのは、
1+1=2みたいに
答えがバチっとでてくるものばかりだった。
なのに文字式は、答えも文字だらけ(当たり前なんだけど)で、
合ってんだか間違ってんだかよくわからない。

たまに、xに数を代入してみましょう、と言われると
とても安心したのを覚えている(笑)

そうこうするうち、
αとかβ、Σとか√ など、
アルファベット以外のものが登場し、
ますます分けが分からなくなる。

しまいに、
sがビヨーンと伸びたの ∫
串刺しのお団子 φ
逆さまなやつ ∀
裏返しのやつ ∃
など、どんどん色んなやつが登場してくる。

こうなるともうお手上げで、
それ以来、数学とは全く関係のない世界で生きてきた。

さて先日、
愛知県に住む甥っ子が県立高校に見事合格し、
実家でお祝いをすることになった。

愛知県は岐阜県と受験のシステムが違うので、
義妹のKちゃんに詳しく説明してもらった。複合選抜制度

まず、居住地区内の中で1群か2群を選ぶ。
群はさらにAグループとBグループに分かれていて
A、Bから1校ずつ選ぶのだという。

と、ここまでKちゃんが話したところで
隣りに座っていた次男

「お母さん、分かる?」

と聞いてきた。 

ううん、分からん。

「だろうな・・・・・いい?こういうことだよ。

ここにデザートのセットメニューがあるとする。
Aにはパフェ類、Bにはケーキ類。
で、Aからパフェを選んだら、Bからケーキを選ばなきゃならない。
いくら好きだからといっても、パフェ類を2個頼んじゃいけないんだ。

分かった?」

うん。そうやって具体的に説明してもらったら分かる。
要するに、岡崎高校刈谷高校を受けたくても、
どちらもパフェだから両方選べないってことね。

「その通り。っていうか、おばさんが説明した時点でちゃんと分かってよ。」