肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

さくら珈琲 新しいうちはいいけれど

2009-10-30 13:01:10 | お店レポート
オープンして間もないさくら珈琲
(岐阜市岩地、サンドラッグの隣り、さっぽろ亭岐東店の斜め前)



に行ってきました。

最近流行の喫茶チェーン店。

この道を西にまっすぐ行くと
蔵人珈蔵元町珈琲サカイ珈琲などの似たような喫茶店が乱立しています。
岐阜市の珈琲ロード?って名付けたいくらい~(笑)

入って右側が禁煙、左側が喫煙席。

禁煙席に座ります。


ブレンドコーヒーは400円。

豆や焙煎にこだわったわけでもない、
可もなく不可もなしといった感じでしょうか。

カップは真新しくて真っ白。
気持ちがいいね。
ただ、頻繁に使用した後、どうなっているかが問題。
茶渋がついてきたら興ざめね。


おつまみについてきたのはLotusのカラメルクッキー
ふーん。甘いお菓子なんだ。

そういえば、元町ではマカロン、サカイでは黒かりんとうが出てくるけど、
定番である柿の種の小さい袋は、今時不人気なのかしら?


西側の庭に面した全面ガラスの窓。
午後は西日が強いかも・・・・
ロールスクリーンがあるからそれで遮るのね。

外にはタイル張りの大きな水槽が。
夜11:00まで営業してるっていうから
ライトアップされるのね。
これも新しいうちはきれいだけど、
メンテを怠ると、緑苔が生えて見苦しくなるわ。


おっと、トイレも見ておかなきゃ。

手洗い場を見ると、
濃いグリーンのカウンターにギョッとするほど小さいシンクがはめられている。

蛇口はゴールド。
縦ではなく、何故か横向きについている。

そして・・・・蛇口周りが水浸し・・・・・。

何、これ?
なんでこんなにびちゃびちゃになってるの?

手を洗ってみて分かりました。

蛇口の位置が右側、しかもシンクが小さすぎるので、
水を閉める時に、どんなに注意深くしてもシンクの外に水が飛び出てしまうのです。
更に、その水がシンクに自然に流れていくような作りになっていないから
手を洗うたびに、辺りがが水浸しになるの。

水はなんとか、表面張力でカウンターに留まっているけど
あれでは床に滴り落ちるのも時間の問題です。

従業員にトイレチェックを頻繁にさせるか、
いっそシンクの構造を変えないと、
せっかくの美しい手洗い場が台無しです。

さて、一年後、どうなっているかが楽しみです。
私って意地悪ねぇ~(爆)


銀行員時代 ボーナス時期はつらいよ

2009-10-29 11:45:50 | 銀行員時代
さて、「長男の歯の呪い」(?)が降りかかった次男、
顔の腫れは2日目もひどく、
マスクをしての登校になりました。

食事も、おかゆとか雑炊とか、柔らかい物を食べています。

昨日の給食は「ソフト麺」だったので
それは食べたそうです。

今日はパンを持って行きました。

ご心配下さった皆様、本当にありがとうございます。



では、気を取り直して銀行時代のエピソードを。





勤めていた支店では、週に一度朝礼が行われた。



月曜日の開店前、
全員が店舗に集まって
今月の目標、防犯の注意点、接客の心得などを確認するのだ。

朝礼の最後には
基本の挨拶
「いらっしゃいませ、毎度ありがとうございます。」
「ありがとうございました。またお越し下さいませ。」
を唱和することになっていた。

学生時代に喫茶店でバイトしていたので
接客には慣れているつもりだった。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」「またお越し下さい」
この3つについては、抵抗なく言うことが出来た。

でも、「毎度ありがとうございます」
これは盲点だった。

40過ぎた今は、もちろん抵抗などない。
職場に配達に来た宅配のお兄ちゃんに
「あ、毎度どうも~!」
と、元気よく声を掛けることが出来る。
でも、23歳のtenchan、「毎度~」を言うのはとても恥ずかしかった。
さらりと言えるようになるまでに、かなりの時間がかかったと思う。





夏と冬のボーナス時期は、銀行が一番活気づく時である。

東海地方は全国的に見ても家庭の預金残高が多い土地柄。
賞与が出たからといって派手に使うことはなく、貯金に回す人が多い。

だから銀行としては、この時期、なんとしても預金を獲得したいのである。

5月、11月の後半になると
ボーナス獲得作戦なるものが展開され、
支店全員から「標語」が集められる。

その中から優秀作品が選ばれ
朝礼の時に発表されるのである。

標語の作者はみんなの前に一歩出て
大きな声で披露する。

「いざ決戦、支店の力を集結し、目標目指して頑張ろう。」
「声かけて、笑顔でボーナス集めよう。目標達成一致団結。」

などと、口にするのも恥ずかしい言葉を
我々は復唱するのだった。

なんちゃって銀行員のtenchan、標語なんて考えるのはアホらしくて
とりあえず出すが、真面目に書いたことはなかった。
当然のことながら、いつも「ボツ」にされていた。



また、行員には預金獲得ノルマなるものも課せられた。

一人200万円・・・・・

廊下にはグラフが張り出され、
誰がいくら集めたか、記録されるのであった。

学校を出たばかりの小娘に
200万円を集める力がどこにあると?

窓口担当者や、得意先回りの人は
大口のお客様がついていて、
ボーナス支給が始まると、すぐにノルマの200万円を達成。
中には、その何倍も集める人もいる。

でも、私のグラフは2週間経っても「0」のまま。
先輩達からの視線も冷たい。

仕方がないので、まずは親に頼む。
親だって余裕がない。ノルマには届かない。
次に親戚に頼みにいく。
「1年定期でいいから、お願いします。」
と、菓子折持って頭下げて、預金してもらうのだった。




しかし、銀行のようなところにいると、
お金のあるところにはこんなにもお金があるんだ~~~
と、ぼんやりながらも分かってくる。

世の中の仕組みがだんだん分かってきたtenchanなのであった。

次男の災難

2009-10-28 12:35:40 | 子供の話題
昨日のお昼休み前に、次男の中学から携帯に電話が入った。

この日は、朝から学校からのお知らせメールで
「インフルエンザによる学級閉鎖」の情報が続けざまに飛んできていたので
まさかうちのがインフル?
と思って出ると、養護のK先生だった。

先生は、

「あまりいいお知らせではありませんが・・・・」

と、言いにくそうに切り出した。

「実は、君、体育の時間にマット運動をやってまして
前転宙返りの着地の時に
膝に歯を打ち付け、
その衝撃で、前歯の1番がグラグラになってしまっているんです。
そして、2番の歯が見当たりません。
今、みんなで探しているところです。」


えー!インフルエンザより悲惨ではないか!

「今からかかりつけの歯医者さんに向かいます。
お母さんは保険証を持っていらして下さい。」

保険証を取りに家に戻る。

心配する義父母に詳細を手短に話し、歯科へ向かう。

次男は診察室で処置の最中だ。

待合室には付き添いのK先生の他に、
体育の先生と校長先生までいらしていた。

私の姿を見ると、先生方は
「この度は、申し訳ございませんでした。」
と、上半身を90度に折って謝って下さった。

「いえいえ、こちらこそご迷惑お掛けしました。」
私も頭を下げる。

しばらくすると、診察室から先生が出てきて説明を始めた。

「失ったと思われていた2番の歯は、ありました。
打った衝撃で歯茎の中にめり込んでいたんです。」

一同、それを聞いて安堵。

先生は続けます。

「かなり奥まで行ってまして、
がんばって引っ張り出せるところまで出しましたが、これ以上は無理です。
他の歯に比べ、少し短くなっています。

それから1番ですが、グラグラで抜けそうでしたので、
少し押し込めて、2番と一緒に強力な接着剤で固めました。

今はあまり痛みはないようですが、
今夜あたりひどく痛んでくるでしょう。
明日は上唇のあたりが腫れると思います。


今日は、当分出血が止まらないと思うので、
ガーゼを当てて頻繁に換えて。
それから、うがい薬で口の中をゆすいでね。

しばらくは前歯で噛むのは禁止。
食べ物も、柔らかいものにしてあげてください。

スポーツも止めて下さい。

抗生剤、痛み止めをしっかり飲むこと。

明日もう一度消毒するので来て下さい。

じゃ、お母さん、中に入って話してあげて下さい。」


は診療台に腰掛け、
まだ止まらない血をパイプで吸い取っていた。

特撮メークのゾンビみたいな歯だ。
でも、顔はそんなに腫れていない。


「大丈夫?
イケメン君のお顔が台無しになっちゃったかと思って、心配したわ・・・」

そう言うと、次男はパイプをくわえたままフフッと笑った。

そんな彼の顔を見ながら、8年前にも同じような事故があったことを思い出した。

あれはイギリスに出発する1週間前のことだ。

ふざけながら押し合って遊んでいた長男と次男。

次男が長男の背中をドンと強く押した。
壁際に立っていた長男は不意をつかれて顔を壁に激突。
その衝撃で前歯が折れてしまったのだ。
欠けた歯を一生懸命探したがどこにもない。
結局、長男は歯なしのままイギリスへ出発。
数年後に補修治療をしてもらったのだ。

あの時の歯の怨念が、今度は次男に災いを?

これが本当の「歯には歯を!」だ。
あな恐ろしや~(爆)







銀行員時代 新人はつらいよ

2009-10-27 14:12:09 | 銀行員時代
卒業後就職したのは、地元の銀行。

実家から40分程で通える支店に配属された。

皆さんの思い描く銀行員とは・・・・


お札を扇のようにハラーっと瞬時に開くことができるとか、
シャカシャカとリズミカルに札をはじき最後に指でパッチンと音をたてることができるとか、
もちろん算盤も暗算も言わずとして得意。

そういうイメージであろう。

私は4年間の銀行員時代、
そういうスキルを何一つ習得することなく
退職してしまった。

一度も店頭に座ることなく、
内部事務だけで、のほほんと仕事をしていたからだ。


そんな、「なんちゃって銀行員」だった私のエピソードを
しばらく紹介しようと思う。



入行(銀行では入社とは言わない、入行と言う)してまず、度肝を抜かれたのが
その日の勘定が合うまで全員が帰れない、
ということだ。

最初の1ヶ月は
先輩達が必死で加算機に向かって伝票の算を入れている横を
「お先に失礼します。」
と、帰ることが出来た。

でも、研修期間が過ぎた後は、同じ立場。
たとえ一円たりとも現金と勘定が一致しないと
帰れなかったのである。

今はかなりオンライン化が進んでいるので
銀行業務も楽になったそうだ。

でも、当時はまだ、
加算機で一枚ずつ伝票の計算をしていた。

100枚くらいの束をブラインドタッチで計算するのだが、
加算機にはスーパーのレジのように紙テープがついていて、
打った数字がそれに黒で印字される。

一度目の計算が終わると
加算機の「ゼロプルーフ」機能ボタンを押す。
すると、合計金額が赤で表示される。
加算機の中のメモリーは、合計金額をマイナスとして記憶する。
そして2回目の計算を行うのだが、
最後の伝票を打ち終わった時、
テープに「0」が表示されていれば
検算OK,というわけだ。

計算テープは正しい証拠として伝票の束にクリップで付けられる。

合計金額は別の複写伝票に写され、
計算者が誰か分かるように印鑑を押す。
上の一枚は資金課へ届けられ、
下の一枚は課の控えとして伝票の束に付けられるのだ。

資金課では各課(普通預金、定期預金、為替、融資、資金)から集めた複写伝票の一枚目を再集計し、本日の出納表に記す。
そして、最終的にコンピュータ上のデータとつけあわせ、
支店全体の入出金を管理するのだった。



新人行員にはまず、
この加算機での計算をマスターすることが
最大の義務として課せられた。

ゼロプルーフの計算・・・・
一度で済めばいいのだが、
たいてい行きと帰りの片方、あるいは両方間違えていて
なかなか「0」にならない。

先輩達が伝票の束を、
次々計算し終えているのに、
自分だけ遅い。

目の前には店頭から流れてきた伝票の束が、
山積みにされていく。

3時の閉店後には、
外回りの男性が持ってきた伝票がやって来る。

店頭での仕事を終えた窓口担当者が
助っ人として計算に加わり、
伝票を早く回すようにと、課全体が殺気立つ。


そして4時半頃、運命の勘定合わせ。

「入」と「出」が同じ金額になれば「勘定が合った」ことになり、
行員は帰宅できる。



しかし問題なのは、合わない時である。


原因探しに全員が奔走する。

合計額を写した複写伝票には
それを計算した者の印が押されているので
誰が計算間違いをしたかすぐ分かる。
担当者はまるで検挙された犯人のように
「申し訳ありませんでした。」と、みんなの前で謝罪するのだ。

何度か謝ったっけな~。
トイレで泣いたこともある。




再就職する時に、銀行のパートを選択肢から省いたわけ、
お分かりいただけます?(笑)









Fine症候群

2009-10-26 11:23:46 | 生活
毎週月曜日、次男の英語のレッスンがある。

私にとって、少し憂鬱な日なんだなぁ~。

いやなに、大したことではない。
迎えの時に、ニュージーランド人のD先生と
一言二言、話をするのだが、
問題なのは最初の挨拶なのだ。


ドアを開けて中にはいると、先生は、
「Hi,tenchan-san、How are you?」
と、必ず聞いてくる。

そう聞かれて、私はいつも

「 Fine, thank you. And you?」
と答える。



それが何か?


ちっともおかしくない。


実に正しい答え方である。


だが、


それ以外の返事が出て来ない・・・・そこが問題なのだ。


まるで、「明日来てくれるかな?」「いいとも!」
のように、決まり文句になってしまっているのだ。


中学で英語を習い始めてからこのかた、

How are you?
と、聞かれたら
答えは Fine と、決まっていた。
教科書にも書いてあった。

でも、それじゃ変なのだ。




だって、人間、
何時でも何処でも元気とは限らないのだから。


夫がドイツ人の会社同僚と、夜遅くに食事をした時のこと。

How are you?と聞かれたので、
Fineと答えたら、逆に心配されて、

「お前、こんな夜なのに『元気!』って、本当に大丈夫か?クスリでもやってんのか?」

と、言われたそうだ。

多分、 fine の言い方が、とても溌剌としていたので、
「OK! 元気モリモリ~!」
という感じに聞こえたのだろう。



息子達にも話してみた。

すると、長男がこう言った。

「そうなんだよな~。
日本に帰ってきて最初の英語の授業で
みんな、fine fine ってそればっかりしか言わないから
可笑しくてしょうがなかったよ。

でさぁ、D先生のレッスンの時に

『I'm tired.』

って言ったらさぁ、
D先生、俺の手を握って

『ありがとう!君がfine以外の返事をしてくれた最初の日本人だよ!』

って、エライ感激されちゃってさぁ。」


それを聞いて、尚更プレッシャーを感じてしまった。


いつも fine しか言わない私のことを
D先生きっと、笑ってるに違いないわ・・・・

いけない、fine以外に、なにか言い方を考えなきゃ。

単純なことでいいのよ。

Not so badでもいいし、
I've been busy today.でもいいし、

とにかく言い方を変えなきゃ。




駐車場に車を止めた時、
今日は他の言い方をしようと構えながら車を降りる。
なのに、ドアを開けて中に入り
先生に
「How are you?」と聞かれた瞬間、

「fine」と答えてしまう私がいる。

あー!また、やってしまった・・・・少しへこむ・・・・・

すると、帰りの車の中で次男が慰めてくれた。

「大丈夫だって、お母さん。

俺もさぁ、最近 fine症候群になってるから。

学校の英語の授業で、
自分だけfine以外の言い方をしてると、
なんか目立って嫌だからさぁ、
俺もfineって言うようにしてたら

fineしか出てこなくなっちゃったよ~!!」

そうか、帰国子女の君でもそうなるのか。

だったら母はネバーマインドだね。

嗚呼! 今日は別の言い方が出来ますように。

免許自主返納

2009-10-23 12:40:56 | 生活
先日、義父が運転免許証を自主返納(免許の取り消し申請)した。

運転をしない義父は、身分証明書代わりに免許の更新だけはしていたが、
70歳以上で免許の更新をする場合は、高齢者講習を受けることになり、
返納することを決意したのだ。

自主返納した人に対し、岐阜市では、
公的な身分証明となる写真付きの住基カードを無料で交付し、
路線バスや岐阜市コミュニティバスで使用できるICカード乗車券(アユカ)も交付するという。

ところが・・・・

まず、免許を返しに警察署へ行き、
次に、住基カードとアユカを交付のために市役所へ向かわねばならない。



異なる場所に出向かねばならないとは、
なんと無駄手間。


車の運転をしないから免許を返すのに、
これでは高齢の人に申し訳ないではないか!

義父は義母の運転する車で両方行くことが出来たが
移動手段のない方にとっては、大変な労力である。

管轄が違う・・・・
そう言ってしまえば終わりである。
でも、せめて、市役所の一角に
免許返納が出来るコーナーくらい
作ってもいいと思うのだが。

青いバラ

2009-10-22 12:09:47 | 生活
ニュースにもなっていましたが、
世界で初めて

青いバラ

が開発されました。

11月3日から発売されます。
岐阜新聞ニュース



この青いバラの研究に携わったのが


我が岐阜県の誇る岐阜大学の

応用生物科学部 応用植物科学コース 教授 福井 博一 先生 です。
PDFファイルはこちら


バラには青い色素を作る酵素の遺伝子がないため、青いバラを作るのは不可能と言われていましたがが、
パンジーの遺伝子を組み込むことで実現したのだそうです。

なになに?一本2千~3千円って!?

10本の花束にしたら・・・・・

贈ってもらえるLucky personは、一体誰かしら~?

少なくともtenchanでないことは確かです。(爆)

ビデオにさようなら

2009-10-21 11:32:43 | 自分のこと・思い出
学生時代に付き合っていた夫が、引っ越しをする時のことだ。

机を運び出すから中身を出して、と言われ
右側一番下の深い引き出しを開けようとした。

何コレ?
随分重いわね~。
動きゃしないわ・・・・・

うんとこしょっと、力を入れて引っ張り出すと、
出てきたのは









女性の裸体の写真集



しかも、満杯・・・・



「キャッ・・・・」
絶句する私。

声に気付き振り向く彼。

「あー、そこはダメ!」

飛んできて、慌てて引き出しを閉める。



男の人にとって、エッチ本は大切なものらしい・・・・・
ということは、多少知ってはいたが
こんなにたくさん必要なんだ・・・・・ということは知らなかった。


まだ結婚前、夫とその友人達と一緒に
遊びに出かけた時のこと。

友人Kさんのアパートに皆で押しかけ、
部屋にドヤドヤっとなだれ込んだ。

Kさんは、真面目を絵に描いたような人で、
突然の訪問にもかかわらず
部屋は整然と片付けられていた。

ところがイタズラ好きのFさんが、

「K、お前のことだから、
どうせビデオデッキにHビデオ入ってンだろ~?
どれどれ、俺が調べてやる!」

と、ビデオの電源を入れてスタートボタンを押した。


その途端、Fさんの言った通り
まさにその画面が現れた。
しかも大写し。

Kさん、
「やめろってー!!」
と、リモコンを引ったくる。

Fさんのような真面目な人でも
AVを見るんだ~。
と教えられた。




結婚後、

あれは多分、衣替えか何かをしている時だった。

押し入れの奥に、見慣れぬ段ボール箱を見つけた。

何かしら?

不思議に思って箱を開けると、
出てきたのは

大量のビデオテープ。
表紙には悩ましげにこちらを見る女性が・・・・・。
外人さんのもあった。

そうなんだ。結婚しても必要なんだ。




そして時は流れ、
パソコンが家庭の中に入ってきた。

写真集は画像に、
ビデオは動画として
パソコンの隠しファイルに取り込まれることとなった。

お役御免になった本とビデオテープ。
「どうするの?」
と、夫に聞くと
「うーん・・・・・・」
歯切れが悪い返答。
捨て魔の私と違い、
夫は大阪万博のパンフレットをも取っておく保存魔神だから・・・・

というわけで、マル秘ビデオは、
押し入れの天袋の奥に仕舞い込まれたのだった。

そして更に時代は進歩し、DVDが台頭してきた。

我が家でも長年使ったビデオデッキが外され、
DVDプレーヤーが取り付けられた。

何本も持っていたビデオテープ。
好きなドラマ、など
撮り溜めていたものが見られなくなる。

DVDに焼き付けるって?
そこまでやらなくてもいいだろうと
テープを廃棄することに決めた。

じゃあ、押し入れの天袋に押し込めた
夫のビデオテープと画集はどうするの?

「んー、まぁ、処分してもいいよ。」

と、ついに廃棄の許可が出た(喜)

私は粗大ゴミ用の袋を買って
ビデオをぜーんぶ入れて
市東部クリーンセンター↓






に捨てに行ったのである。

あースッキリした~!


エイデンで迷子

2009-10-20 12:56:40 | 生活
JR岐阜駅近くのオーキッドパーク内、家電量販店エイデンで買い物をしたときのことです。

閉店の8時頃、
2歳くらいの女の子が泣きながら売り場を歩いています。

「ママー!ママー!」

迷子かしら?

見渡しても、ママの姿はありません。

そういえばさっき、この子
向こうの方から走ってきて
デジダルフォトフレームのコーナーで写真見て遊んでたんだった。

こんなに小さいのに、側にママがいなくて
大丈夫かしら??
って、一瞬思ったんだけど
やっぱりママとはぐれちゃってたんだ。

オーキッドパークのエイデンは
売り場の一部がTUTAYAのレンタルショップになっています。

女の子はどうやら、
TUTAYAでDVDを選んでいた親から離れ、エイデンのほうに来てしまい、
8時でシャッターが降りたため、向こうへ帰れなくなってしまったようです。

お節介な私は、エイデンの社員さんに
女の子が迷子であることを告げ
「TUTAYAのほうから走ってきたみたい。」
と教えました。

店員さんはヘッドセットマイク
シャッターをあけるよう指示。
女の子の手を引いてTUTAYAの方へ向かいます。

よかった。無事にママのもとに帰れたね。



子育ての最中、自分の楽しみというものは、
子供の世話に優先されてしまうものです。

新米ママだった頃、
病院での順番待ちの時、
文庫本に夢中になって
我が子が何処かに行ってしまったことがあり
年配の女性にお叱りを受けたことがありました。

本ぐらい読んでいて何が悪いの?
一瞬ムッとしましたが、
確かに、その方の言われるとおり。
子供の世話も出来なくて、何が読書だ、と思い直しました。

本は後からでも読むことが出来ます。
でも、子供の成長は待ったなしです。

それ以来、三度の飯より好きだった読書は
極力後回しにするようにしてきました。
とは言っても、一度読み始めるとなかなか止まらなくなっちゃいますが・・・・(汗)


エイデンで迷子になった女の子のママへ、
これからは、何があっても子供から目を離さないでね。




宴のあと

2009-10-19 12:29:48 | 生活
土曜日。
結婚19周年のお祝いで出かけたtenchan夫婦。

結婚してから毎年必ず続けている、二人だけの「お祝い会」である。
子ども達が小さい頃は
長い時間の外出はさすがに無理だったので
食事をするだけでさっさと帰らねばならなかったが、
ある程度大きくなって、手がかからなくなってからは
羽目を外して午前様・・・・ということが多くなった。
年に一度だけ。
織り姫と彦星みたい?(爆)

今回予約したのは
リストランテ ミオ・オルトさん

訪れるのは2回目である。

前回来た時は、私が車の運転をせねばならず、
夫だけがワインを飲んだ。

おいしいお料理を前に、
ワインの香りだけで我慢している状況は
かなり辛いものがあった。

次回は必ず私も飲む!
ということで、再訪の願いが叶ったというわけだ。




食いしん坊の私たちは
今回もア・ラ・カルトでお料理を頼んだ。

カウンターのボードに書かれているメニューから選ぶのだ。


二人でこんなに飲んで食べたの!?って、突っ込まないでね。(笑)

お料理が決まったら、今度はワイン。
二人とも白ワインが好きなので
シェフの奥様に
「スッキリ辛口の白。値段はこのくらいで・・・・」
と告げ、選んでもらう。

そしてテイスティング。
うん、スッキリ辛口だ。


まずは前菜。

「自家製生ハム盛り合わせ」
恵那寒天豚、黒毛和牛、飛騨牛などをシェフが仕込んで、生ハムにしている。
しかも絶品!
飛騨牛の生ハムは
梨を巻いて出された。
「生ハム&メロン」のような感じでいただく。

次に出てきたのは
「魚介のカルパッチョ」
シェフの心遣いが感じられる一品。
平目と甘エビにはマスタードソース、サヨリにはオリーブオイル&レモン
という風に、素材に合わせてソースががかけられていた。
そして特筆すべきは、自家製サンマの薫製。
刺身にしてもおいしい新鮮なサンマが、薫製にされて更においしくなっている。
付け合わせのグリーンサラダも、ちゃんとドレッシングで和えてあるのが嬉しい。

それから、温野菜サラダ。
温泉卵を潰して絡めていただく。
ニンニクとパルメザンの香りが食欲を一層そそる。

パスタのチョイスは
夫が、スパゲッティ アリオ・オリオ・ペペロンチーノ。
オイルにしっかりとにんにく&唐辛子の風味が移って
それでいてベト付かずにいただける。
私は生パスタのジェノバペースト。
鮮やかな緑色のソース。
パスタと一緒にジャガイモ、枝豆、ドイツ豆も合わさっていて
より深い味わいに。


ここでワインが空になった。
2本目を頼む。
今度も辛口だがほんの少しフルーティーさが加わる。

メインに選んだのは
奥美濃古地鶏グリル・バルサミコソース
飛騨牛のグリル・ゴルゴンゾーラ・ソース

焼き加減、ソースとの相性、付け合わせの野菜、全てにおいて完璧。

地鶏は鶏そのものの味がよい。
皮はパリッと中はしっとりと焼き上がっている。
バルサミコの酸味がよく合う。

飛騨牛は口に入れると肉汁が溢れる。
これ以上焼くと固くなるし、
かといって焼きを甘くしても生っぽくなる
というギリギリのラインを保っている。

驚いたのは、ゴルゴンゾーラチーズをあまり好んで食べない夫が
これを選んだこと。
なんでも、こうしてお料理に使われているなら大丈夫なのだそうだ。

そしてお料理完食。
ワインの2本目も空になった。

もーお腹いっぱいだ。

今日はdolceまでいただこうと思っていたのに、無理。もう食べらない。
別腹・・・・そう、別腹があるはずなのに、ダメみたい・・・・。


お隣のテーブルでは
サークル仲間の奥様達が、コース料理最後のdolceに舌鼓を打っている。
悔しいけど、dolceは次のお楽しみに取っておこう。



二次会もしっかり遊んで
深夜1時頃に帰宅。



義父母も子ども達も就寝中。
忍び足で二階に上がる。

布団に入ろうとして、ふと気が付いた。


明日の朝、ご飯を炊く準備をしていない!!


楽しかった時間から現実に引き戻される。


そうだ。
出かける前に「炊飯器にセットしなきゃ。」って思っていたのに忘れたんだった。

今からやるか?
いや、それはマズイ。

なぜなら、tenchan家では
まず、玄米を精米器でつくことから始めなければならないからだ。

夜中の1時過ぎに、ゴーという精米器の音をさせたら
下で寝ている義父母がビックリする。

ハァー。
早起きするしかないか・・・・・。

結局翌朝6時前に起き、
玄米を精米、炊飯器にセットしたtenchanなのであった。