肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

言い訳の天才

2011-02-28 10:59:29 | 子供の話題
言い訳の天才、それはうちの次男


かつて「ああ言えば○○」というあだ名が付いた宗教団体の幹部がいたが、
2代目「ああ言えば・・・・」を襲名させてもいいと、
密かに思っている。


例えばこうだ。


年末に塾の懇談会があった。


ジェットコースターのように成績が上下する彼に
塾長さんはこう言った。

「君なぁ、一日何時間勉強したら、学校topになれると思う?」

しばらく考えて次男は答えた。

「○時間です。」

「そうか、○時間やればできるか。」

「はい。」

力強い返事が返ってきた。

うわ~。感激だなぁ。
こうやって宣言するところ、以前と違うわ。
なんだか逞しくなったみたい。

それにしても、さすが塾長さん!
次男の口から言わせるように「仕向け」てくれたんだもの。

これからは、こっちが何もいわなくても
一日○時間、机に向かってやってくれるんだ。

と、期待して辛抱強く待ち続けたが、
勉強時間はさっぱり増えない。

これは一体どうしたこと?

あの力強い宣言はどこへ行ってしまったの?


言わないでおこうと思ったが、
変わりばえのしない日常に、
とうとう堪忍袋の緒が切れた。


ちょっと!
あの時みんなの前で宣言したこと、
あれは嘘だったの?

すると次男は涼しい顔してこう言った。

「勘違いしてもらっちゃぁ困るなぁ、お母さん。

僕は確かに『○時間です。』と言ったよ。

でもね、『○時間やります。』とは言っていないんだ。

つまりそれは、
『もし僕が○時間やったとしたら、topになれます。』という意味であり、

『やります。』と宣言したことにはならない。」

じゃあ、読書のことはどうなの?

あの時、塾長さんが

『本を読めよ。あらゆる分野の本を読んでほしい。』
って、仰ったじゃない。

「ああ、そうだったね。

確かに、『はい。』と返事はした。

でも、『読みます。』とは言ってないはずだよ。

逆ギレ勧誘電話

2011-02-25 14:15:01 | 生活
夕方の忙しい時間帯にかかってくる
「不動産投資」「株式投資」などの勧誘電話。

「マンション経営のご案内です。」
「株式投資のご案内です。」

そういう類の電話は、
決して話を引き延ばさず、
即お断りしている。

ここのところ少なくなったが、
ちょっと前まで頻繁にかかってきていたのは、
電話会社の「代理店」を名乗り、
「今お使いの電話の料金が、この度お安くなるので御連絡します。」
というもの。

お安くなる・・・・・

という言葉に惹かれ、
しばらく話を聞くのだが、
どうやらそんな劇的に安くなるというわけでもないし、
なーんか胡散臭いので断っている。

あと、しつこいのが「光に変えませんか?」の電話。

・インターネットはお使いですか?
・今、お使いのプロバイダは何ですか?
・回線はADSLでしょうか?

最初はこれらの質問に答えていたが、
いや、ちょっと待って、
これってあなたに答える必要はないよね、
と、考え直し、
「すみません、光にするつもりはありませんから。」
と、断るようにしている。


先日かかってきた電話は、
不動産投資への勧誘だった。

義父が対応して、断りを入れたのだが、
切るとまた電話が鳴った。

さっきのセールスマンらしい。

電話口から怒鳴り声が聞こえてくる。

勧誘の電話を一方的に切ったことへの腹いせで、
逆ギレしたのだ。

義父も困って、「もう切りますから!」
と、受話器を置く。

それでもまた電話はかかってくる。

その後、5回ぐらいかかってきただろうか、
最後は、心配した次男が、
「警察に通報するぞ!」
と、受話器に向かって叫んだ。

すると電話はかかってこなくなった。

全く腹の立つこと!

ああいう逆ギレ電話には
「こちらから連絡しますのであなたのお名前と会社の電話番号を教えて。」
と、怖がらずに毅然として立ち向かうぐらいの気持ちじゃないといけないかもね。


自営業をしている知人と、
しつこい勧誘電話の話になった時、
彼は、こんな風に撃退していると教えてくれた。

「僕は仕事柄、
携帯にかかってきた電話が知らない番号でも、
切るわけにはいかないんですよ。

もしかすると、
商売の関係でかけてきてくれた人かもしれないですし。
それで、一応出るんですけどね、
もう、本当に勧誘電話が多いんです。
ホームページで携帯の電話番号調べてかけてくるんでしょうね。
仕方がないことですが、
ああいう電話は鬱陶しいですね。

話をいつまでも引きずってなんとかしゃべろうとしてくる。

だから、僕、いつも言ってやるんです。

『それ、儲かる話ですか?
儲かる話なら結構。
儲からん話やったらお聞きします。』

すると、たいてい向こうはびっくりして切りますよ。」


それもいい撃退法だね。

アーチューと言えたらホンマもん

2011-02-24 13:03:31 | 生活
英語を学んでいくうちに、
寝言まで英語でしゃべるようになった、
という話をよく聞くことがある。

そういう人は、頭の中が無意識のうちに英語脳に切り替わっているのだなぁ。


自分は寝言を言わないし、
仮に言ったとしても、
確実に日本語だろうと信じている。
寝言はおろか、
夢の中だって日本語のみ。
英語なんてこれっぽっちも出てこない。

そんな私だが、
英語圏で暮らしていた時期は
とりあえず、日常での会話は出来ていたと思う。
(哀しいかな、帰国後はどんどん衰えているが・・・・・。)


英語特有の表現、例えば、
「Oops!」「 Wow!」「 Uh-huh.」
なんていうのも、
ぎこちなくはあったが、自然に出るようになっていた。



ただ、どうしても無理だったものがある。

それは・・・・・

くしゃみの「音」。



くしゃみって、「ハクション」に決まってンじゃん?
って、イギリスに行くまでそう思っていた。
でも、誰も「ハクション」なんて言わない。

「achoo」(アーチュー)

って、くしゃみするのだ。


「Oops!」「 Wow!」「 Uh-huh.」は、
意識していれば口に出すことができる。

でも、「achoo」はダメ。

鼻がムズムズっとしてきたとおもったら、
大音響と共に

「ハックション」

この短い間に、
「え~っと、くしゃみは achoo だから、アーチュー。」
だなんて、咄嗟に頭の中を切り替える事は無理なのだ。


それでは、子ども達はどうだったのか?
ある日聞いてみた。

すると、長男も次男も


「くしゃみ? そんなの、ハクションってしか言えねえよ。」

というではないか。

あれだけペラペラ話してたのに、くしゃみはハクション
でも、それやって、友達に変な目で見られなかった?



「そうなんだよ。

最初、ハックションって、スゲー大きいの一発やったら、

クラスの子がみんなびっくりしてさぁ。
『今の何?何?』って寄ってきたんだ。

だから、『あ、これ?くしゃみ。』って教えてやったんだ。

それからは、俺が ハクション ってやっても、

ああ、君は日本人だからね、って
誰も気にしなかったみたいだよ。」


いや~、くしゃみでアーチューと言えたら、
ホンマもんになれると思うわ。

角麩

2011-02-23 12:36:16 | 料理

Mrs.Bさんからリクエストのあった「角麩」の料理です。

 

角麩って、実は東海地方限定で、他の地方には売っていないのよね。

だからイギリスの日本食材店にも置いてないってことらしいです。

この地方にお住まいの方にはお馴染みでしょうが、

その角麩がこちら↓


ビニールに入った状態で売っています。

主原材料はグルテンと小麦粉。

シンプルでしょ。

↑画像のは「もち米入り」としてあるから、ちょっとモチモチした食感です。

 

これを取り出し、

縦半分に切ってから、2cmぐらいの短冊状に切ります。

我が家では切り口が斜めになるようそぎ切りみたいにしています。

なぜそうするかっていうとね、

真っ直ぐ切ると、縦に入っている筋のせいで、

ムカデみたいに見えちゃうんだもん。(笑)

 

切った角麩は、水を入れた鍋に入れ、

一度茹でこぼします。

それから好きな味に煮付けていくのですが、

我が家では、鰹だしベースに、しょうゆ、酒、砂糖、みりんなどで

あっさりと煮ることがおおいかな。

すき焼きに入れると、量がふえるので経済的。

翌日になると、角麩のなかに味がしみ込んで、尚一層おいしいのです。

 

 

先日は、飛騨牛もも肉スライスが半額になっていたので、

こっくりと甘辛く煮付けてみました。

出来上がりはこんな感じ。

お弁当のおかずにぴったりですよ。


アメリカ版“Nigella bites”?

2011-02-22 12:23:20 | 料理
月曜日、お風呂上がりのちび姫が
目を釘付けにしながらテレビを観ていた。


彼女が面白がって観る番組なんて、
アニメかバラエティーくらいなんだけど、
何がそんなに目を惹くのかしら?
と、思って覗き込むと、
外国人のきれいなお姉さんがお料理を作っているではないか!

インテリア雑誌に出てくるような素敵なキッチン。

お洒落なイタリア料理が次々にテンポよく仕上がっていく。

お姉さんは、エプロンなんかしていない。
ぐーっと胸元が開いたTシャツを着て、
豊満なバストを惜しげもなく見せている。

「すごいお胸~~。」

ちび姫!
あなたはお料理を見ているのか、お胸を見ているのか、どっち?(笑)


カメラの位置は常にローアングル。
お料理もアップで映している。

うーん、これって、何処かで観たような懐かしい感覚。

自宅のお洒落なキッチン、
動くたびに揺れる大きなバスト、
普段着でお料理、
料理の途中でちょっとつまみ食い、
ローアングルのカメラで大写し・・・・・

と言えば、

そうよ!イギリス時代に観た、Nigella Lawsonの料理番組みたい。

ナイジェラが夜中にキッチンに降りてきて、
冷蔵庫からチョコレートケーキを出す。
ナイフで1/8くらいカットしてお皿にのせる。
でも、もうちょっと、もうちょっと、とカットしていくうちに
ついに大きいピースをのせちゃうシーンが
可愛らしくて好きだったなぁ。

そして自分もナイジェラになったつもりで
夜中に「ええぃ、食べちゃえ!」
と、ケーキ出してきちゃったりして。


アメリカ版のナイジェラは
ジャーダ・デ・ラウレンティスさん(Giada De Laurentiis)
です。

参考毎日がイタリアン~ジャーダのカジュアルクッキング

特色化選抜廃止?

2011-02-21 12:47:54 | 受験ネタ
特色化選抜について調べようとggっていたら、
なんと!廃止の方向だというニュースを見た。こちら

予てからこの制度に対しては懐疑的だったので、
本当に廃止になるならうれしい。


が、特色化選抜に二人の子供を送り出した親として、これだけは言いたい。


あれはいったい何だったのだろう?


10年間もこの受験制度に振り回された側は堪らない。


最初の試験でなんとしても合格したい!
そう思わない生徒なんていない。

親だって、なんとかして合格させてやりたいのだ。

学校には頼れない。
特色化対策なんてやってくれないから。

だから塾に通うしかない。

塾のほうだって手探りだ。
毎年ちょっとずつ出題が違うので、
傾向すら掴みづらい。

まるで、目標のない相手に向かって
シャドーボクシングしているみたいだ。

その挙げ句、round1でノックアウトされたら
ダメージが大きすぎる。

「あ~、ダメやった~。」
「俺も俺も~。」

殆どの子が平気そうな顔をしているが、
不合格になって平気なはずなかろう。

「立て~!立つんだジョー!」じゃないけど、
みんなround2に向けて、モチベーションを上げようと必死なのだ。

15歳の子供に無用の涙を流させる試験制度なんて不要だ。




かつて「学校郡制度」という名の下に、
合格したのにどちらかの学校に振り分けられ、入りたい学校へ入れないという時代があったが
何の因果だろう、
ちょうどその世代の子ども達が
「特色化選抜」によって再び翻弄されたことになる。

思いつきだけで受験制度をころころ変えるのは迷惑千万。
廃止で結構。


県の教育委員会で、これからどのような話し合いがされるのかは分からないが、
もし特色化選抜が廃止になったとしても、
二段階選抜、前期後期、とかなんとかうまいこと名前を変えて
試験を二度行う方式は残るかもしれない。

なぜなら、
県側からしてみたら、
一般受験だけにすると、受験料の収入が減ることになるからだ。

ちょっと邪な考えではあるが・・・・・・。



教育関係者の方がご覧になったら、
お気を悪くすると思いますが、
今日はごめんなさい。
親としてどうしても言っておきたかったものですから。




僕らは「おめでとう~!」と遠くから叫んだ

2011-02-18 12:43:11 | 子供の話題
昨日は、岐阜県の県立高校で
一斉に特色化選抜の合格発表が行われた。

一足先に春を迎えた生徒さん、親御さん、
ホッとされたことでしょう。

残念な結果だった方も
1か月後の一般入試で頑張ってください。


さて、
次男達現役高校生は発表当日テンション上がりまくり。

掲示板に群がる中学生を間近に見ようと企んでいた。

だが、そこは先生の方が一枚上手。

そのエリア一帯を前もって侵入禁止にしてあった。

それでは校舎の真上から眺めようと、
トイレに行くふりをして階段を上がろうとしたら、

「おい、トイレはあっちだぞ。」

先生が立ちはだかっていたそうだ。

それでもなんとかスペースを見つけ、
合格者に向かって遠くからみんなで叫んだそうだ。


「合格おめでとう~~!待ってるぞ~!!


単純なやつらだなぁ~。

いつも遊んでる?

2011-02-17 11:42:36 | 子供の話題
子供が小さい頃は、
学校行事などでママ友達と会うことも多かったが、
中学を卒業すると、
親同士で会話することは殆どなくなってしまった。

たまにスーパーなどで会って、立ち話をするくらいだ。

先日も、買い物の最中に、
長男と同級の女の子とそのママに出会った。

卒業式以来だから、3年ぶりだろうか。
「少女」の面影は残るものの、
うっすらお化粧もして、とてもきれいだ。
すっかり「お嬢さん」になってしまったのね。
ママが隣にいなければ、街で会っても多分気が付かなかったわ。

久しぶりに会ったママ友達。
冷凍ケースの前で、二人ともカゴを抱えたまま、
「最近どう~?」と、話し始めたもんだから止まらない。
お互い、夕食の支度前の忙しい時間帯なのに、
ついつい話し込んでしまった。



また、別の日には、
の親友T君のお母さんが、
車で通りかかった時に、
窓を開けて声を掛けてくれた。

「久しぶり~!元気~?」

T君は、長男が帰省すると必ず連絡して遊ぶ大の仲良し。
家も近いし、気も合うし、
今でも「つるむ」男友達の一人だ。

「いつもありがとうね、遊んでくれて。」

と、お礼を言うと、

T君のお母さんは、

「こっちこそ!
なんか、

夜とかにね、いつも一緒にラーメンなんかを食べに行ってるみたい。

ほんと仲良くしてもらって、ありがとうね。」


「???」

>夜とかに、いつも一緒にラーメンなんかを食べに行ってるみたい。

って・・・・・
私の知っている限り、
T君と遊ぶのは岐阜に戻ってきた時だけだと思うんだけど・・・・・。


曖昧な笑みをを浮かべる私。


そのうち後ろから車が来たので、
T君のママは
「じゃ、またね~。」
と、発進して去っていった。


あれれ~?
長男が東京で下宿していることを
T君のママは知らないのかしら?

ひょっとして、T君、
夜出掛ける時に「今日はと一緒だから。」
と、長男をだしに使っているのかしら?

これは深く追求できぬ謎だ。

親子でポッチャン

2011-02-16 12:52:25 | 子供の話題
格差ありすぎの友チョコ交換から一夜明けた。

仲良しのNちゃんから
「マフィンおいしかったよ~。
妹と一緒に食べた。ありがとう!」
とお礼を言われたちび姫。

笑顔で戻ってきました。

よかったよかった~。

さて、バレンタインチョコとは無縁の社会で生きる二人の兄。

次男は
「義理チョコもなかったよ。」
と、サバサバ。

野球部やサッカー部など大所帯で、
しかも「女子マネ」がいるところでは
部員全員に「義理チョコ」配りがあるらしいが、
彼の所属するクラブには女子マネはいない。
当然義理チョコもない。

クラスの女子も「友チョコ」中心に考えているだろうから
もちろんチョコなんてない。

普通に生きている普通の男子高校生は
もらえないことが普通なのだ。


方や長男。
理系クラスでは女子も少ないだろうし、
部活も男子オンリーということだから、
彼もまた、無縁であることは間違いない。

それにしても、
この間から、奴の携帯にメールしても返信がないし、
電話しても一向に出ないのはどうしたこと!

かれこれ一週間ぐらい音信不通だ。

何もないからいいようなものの、
もし緊急に連絡したいことがあったら一体どうするのだ!


も~本当に!

と、ブリブリ怒っていたら
ある日の夕方、突然電話がかかってきた。


「もしもし、お母さん。何やった?」

君ね、「何やった?」はないでしょ。
こっちは伝えたいことがあるから電話してるんだから。


「ごめんごめん。
実はさ、俺、携帯ズボンに入れたまま洗濯しちゃってさ、
一週間ぐらい乾かしてたんだよ。
あ、今電車来たから切るわ。」

ちょっ、ちょっと~!まだ用件話してないし!

通話終了音を聞きながら、
しばらく立ちすくんでしまった。

親子で携帯ポッチャンとは・・・・・・
・・・・笑えない話だ。

友チョコを侮る事なかれ

2011-02-15 12:05:00 | 子供の話題
一昨年は、「お兄ちゃんにあげるの~♪」
と、生チョコを作ったちび姫。

去年はW受験でママに構ってもらえなかった。(ゴメン)

今年は仲良しのNちゃんと約束して
友チョコをあげるのだと大張り切り。

1か月前から、
何を作ろう?どうしよう?
と、スーパーに行くたびに、
バレンタインコーナーで下調べ。

市販の手作りキットを買えば、
それなりのものが作れるが、
小学3年生の女の子が作るものだもの、
そんなにデコデコと盛らなくても、
もっと手軽に出来る物でいいんじゃない、と
気楽に考えていた。

この間作ったチョコレートチップマフィンなら、
簡単だし、ちび姫一人で作っても大丈夫だ。

本人も作る気満々。
材料も買い揃え、
日曜日の午後、いざ、制作開始。

計量こそ手伝ったものの、
その後の工程は、ちび姫が全部やった。

慣れない手つきでカップに生地を流し込む。

危なっかしくて見てられない。

だが、ちょっとでも手伝おうとすると、
「ママは手を出さないで。私がやるんだから。」
と、寄せ付けない。



オーブンで焼き上げ完成。
こんもり盛り上がっておいしそう。

一人で作ったにしては上出来だ。

小さなパティシエさんだね。


翌14日、学校から帰ると、
ちび姫は待ち合わせの場所に出掛けて行き、
Nちゃんと友チョコ交換。

そして持って帰ってきたのは、

ハート型のボックスに
一つ一つ丁寧にラッピングした
これまたハート型の手作りチョコレート。
色とりどりのトッピングも素敵。
なんて可愛いの!

方や、ちび姫作のマフィン・・・・
カップこそ市販のものだが、
ラッピングも無し、
ボックスも無し、
どうみても地味・・・・・・。

可愛すぎるピンクの箱を目の前に
ちび姫、下を向いて一言、

「私、なんか負けたみたい。」

勝ち負けじゃないんだけど、
あーー
あなたをそんな気持ちにさせたのは、
ママに責任あるなぁ。

たかが子供の作るものだと、
ちょっと安易に考えすぎていた。

せめて、マフィンを一個ずつラッピングして、
箱もそれなりのものを用意しておけばよかったかしら。

売り場で、可愛らしいカゴや箱が売られてるのを見て、
買おうかどうか一瞬迷ったのは確かだ。
でも、そこまで大げさにしても・・・・・
と、結局家にある物を利用したのだ。


そんなちび姫を励ますように、
残りのマフィンを食べながら
次男が言った。
「おいしいじゃん、が一人で作ったの?すごいすごい。」

普段喧嘩ばかりしている小さい兄ちゃんにそう言われて、
ちょっと納得したちび姫だったが・・・・・・。

来年からもずっと続くのだろうか、友チョコ交換。

これは心してかからねば。