肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

ちりめん山椒

2009-06-05 20:22:19 | 料理
スーパーで半額になっていた「しらすぼし」
2パック買ってきて、先週煮ておいた実山椒と一緒に甘辛く炊き上げました。

お弁当のご飯にちょこっと載せたり、
おにぎりの具にしたり、
あと一口ご飯を食べたい時のお供にしたり・・・・・

あー幸せ~(^O^)

次男が早速つまみ食い。
「ウマい!」
その一言が一番嬉しいね~。

女の子の気持ち 全校球技大会 番外編

2009-06-04 12:52:04 | Weblog
久しぶりにシリーズ化してみた「全校球技大会編」
今回が最後です。

楽しい行事の一つであった球技大会。
競技の勝ち負けもさることながら、
女の子達にはもう一つ別の楽しみもありました。

全校生徒がグランドに集結するこの日、
イケメン男子を間近に見ることを許される
絶好のチャンスなのでありました。

普段の学校生活の中では
クラス単位に行動していますし、
学年はフロアごとに分かれているので
上級生の姿を垣間見ることはほとんどありません。

でもこの日は、試合観戦という名目の上、
カッコイイ先輩を間近に見ることができるんです。



3年○組のA先輩はバスケよね、
2年○組のB先輩はバレーだって、
1年のC君はハンドにでるんだよ、
応援する?えーじゃあ、私も行く。

数日前から女子はもう大騒ぎです。

せっかく応援するんだもの、
ただ見るだけではいけません。
このチャンスを最大限に生かさすためには、


イケメン男子を写真に撮る!

のです。

使い捨てカメラも、デジカメも、携帯もなかった時代、
かり出されるのは、高性能のカメラを持った生徒(←私)でした。

高性能とはいかに?
それは
望遠レンズの付いたカメラのこと

その望遠レンズ付きカメラを
「お願い、持ってきて~。」
と、友達に頼まれるわけです。

なぜ望遠レンズかって?

それはね、
コートサイドでカメラを持って写していると、
誰を撮っているのかバレちゃうでしょ。
少し離れたところから、望遠で撮ると
見破られないわけです。

というわけで、
大会当日の私は「選手兼カメラマン」に変身。
あっちのコート、こっちのコートを奔走します。

そして、友達に「あの先輩撮って~。」「○○君撮って~!」
と、お願いされた方達を撮りまくり
フィルム2本分くらいを
後日クラスの女子で焼き増ししたりして分け合ったのでした。

えっ?私?
うふふふ、もちろんカメラに納めましたとも。
まだ付き合う前の
高校時代のボーイフレンドを。

男組は負けるわけにはいかない!全校球技大会⑤

2009-06-03 12:38:38 | Weblog
当時のうち高校では、文系理系の選択は3年で行われました。
(長男の学校では、
2年のクラス編成の時に既に分けられます。
つまり、1年生で文理選択をするってことです。早いね~。)

1学年は9クラスあり、以下のように組み分けされていました。

1組は「私立文系クラス」
国公立大学を受験せずに、私立のしかも文系だけを受験する人のクラス。
共通一次試験(今のセンター試験)を受けないので、
国、英、社に科目を絞って勉強します。

2~4組は「国公立文系男女共学クラス」
第一希望が文系国公立の男女混合クラス。
文系科目の授業が多くなってます。
↑ちなみに私はここにいました。

5~7組は「理系男女共学クラス」
第一希望が理系国公立の男女混合クラス。
同じく理系科目を多く学びます。

そして、8組と9組は
「理系男子クラス」(通称「男組」)

男組は、廊下の突き当たり、西の端に位置し、一応階段もあるのですが、
女子は用事がない限り、
男組の教室付近には近寄ることはありませんし、
階段を利用することもまずありませんでした。

たまに、どうしても通らなければならないときは、
女の子の友達と、腕を組んで一緒に行くことにしていました。
そして、
(あのー、私達、今こうしてここを通ってますけど・・・・・
決して男組さんに何か用事があって来たわけじゃないですから・・・・
たまたま、こちらを通らせて頂くだけですから・・・・)
と胸の中で念じながら、
男の子と視線を合わせないように足早に通り去るのでした。

「男組」
それは共学高校の中に出現した2クラスだけの男子校。

汗の臭いが混じり合う地味でむさ苦しいクラスで、
1年間受験に向けて打ち込むわけです。

共学のクラスのように
夏場、「前に座る女子のブラが透けて見える!」
なんて、クラクラしなくてもいいんです。
雑念が湧かず勉学に集中できる、受験生にとって実に理想的な環境ですね~。

さて、全校球技大会では
男組にはある使命が科せられます。

それは、

他のクラスを圧倒して総合優勝を飾る

ことです。

前にも述べましたが、
球技大会の種目は、
バレーボール、ハンドボール、卓球、バスケットボールの4種。
現役でそれぞれのクラブ活動をしている人は該当種目に出られないので、
中学の時の経験者とかをチームに入れて、
最強布陣で臨むわけです。

一回戦で男組と当たった組からは、
「ちぇ、男組かー。ツイてねぇなー。」
と、ぼやく声が聞こえてきます。

かわいそうなのは初戦で当たった1年生。
男組は容赦無用。
つい数ヶ月前まで中坊だった1年を、
けっちょんけっちょんに負かしてしまいます。

同じ3年同士と当たる時は
意地と意地とのぶつかり合い。
クラスの威信をかけて、ド迫力の試合が行われます。

どの種目でも決勝戦は
たいてい男組のどちらかが残っている、という感じでしたね。

そんな男組にいたのが現在の我が夫。

高校の2年上の先輩だった彼が
バレーボールの決勝に出ていたこと、
私、ちゃんと覚えてますから。

「男組ってさぁ、球技大会、いつも強かったよねー。」
と、私が言うと、
夫はこう返しました。

「あったりまえじゃん。
男組は負けるわけにはいかないんだよ。
ぶっちぎりで勝たなきゃなんない宿命なんだ。」

哀愁の3年生 全校球技大会④

2009-06-02 13:27:02 | Weblog
最上級生になった私たちは、
体力的にも戦術的にも円熟の域に達します。

チーム編成、コート取り、
今まで培ってきたものを全て投入し、
どのクラスも総合優勝を目指して張り切ります。

春の球技大会では
入学したての1年生チームに対し、
かつての自分たちがそうされたように
「赤子の手をひねるように」
簡単に負かします。
その後の試合のことを考えて、主力を温存しても勝つことができるのです。

ところが半年後、秋の大会では
ちょっと様子が変わってきます。

2年生の台頭です。

3年は高校総体県予選が終わると部活を引退するので
体がなまってきているのです。
代わって部活の主力となった2年生は
去年の経験から色々学んでもいるし、相当力をつけてきています。

体力勝負に持ち込まれると、
運動不足の3年生は動けません。

あちらこちらで、勝利の雄叫びを上げる2年生チームの姿がありました。

まさに下克上。

上級生チームが次々と負けゆく中、
しぶとく残っていたのが、3年理系男子組チームです。
彼らの活躍については、次回。



秋の球技大会が終わると、
「お楽しみ学校行事」はもうおしまい。
受験に向けて、ラストスパートする3年生なのでした。


続く






下克上~3年生をやっつけろ 全校球技大会③

2009-06-01 12:27:12 | Weblog
去年の雪辱をはらすために、
2年生になった私たちは
「打倒3年生!」を目指し、チーム編成から練り始めます。

総合優勝は無理にしても、
3年生チームを負かして一矢報いたい、
せめて、種目別の優勝は勝ち取りたい!
というのが2年生の目標なのです。

うちのクラスの作戦はこうでした。

①肉弾戦では不利なハンドボールとバスケットボールは捨てる。
体と体がぶつかり合うこういう競技は、3年生が圧倒的に有利。
だから、この二つには人材を投入しない。

②そのかわりにバレーボールを強化する。
ネットで仕切られてプレーするバレーボールなら大丈夫。
中学の経験者、
他の部活で運動能力の高い人、
ブロック要員として、とりあえず背の高い人、
を集め、
男子ドリームチームを作る。

③練習にはバレーボール部員を「顧問」として置き、
アドバイスをする。



作戦は見事成功!
予選リーグでは順当に勝ち、
決勝トーナメントに進みました。

予選と違って、
決勝リーグは上級生チームとの連戦に次ぐ連戦。

「下の奴らには負けるわけにはいかない!」
3年も必死で闘ってくるので、
どの試合も壮絶なゲームになります。

選手達の疲労もピークに。

1試合終わるごとに、
攣った足を伸ばしたり、ストレッチしたり、
みんな必死で体のケアをしています。

女子といえば・・・・
今年も3年生に負けてしまったけど、
自分のクラスの男子ドリームチームを
コートサイドで「キャー」「頑張って~!」「ファイト!」とか黄色い声を出して、
応援するのでした。

ハーフタイムには、
痛んだ体をケアする彼らを
顔の前で手を組みながら心配そうに見守ります。


そして決勝では3年生理系男子クラス(←他記事にて説明)
との死闘の末に
見事優勝~!


総合成績でも2年生ながら上位にくい込んだのでした。

3年生チームに勝った2年生チーム。
それはまるで
ウィンブルドンで優勝した17歳のボリス・ベッカー(←例えが古い!)
オリンピックで金メダルを取った岩崎恭子
今の時代だと、プロツアーで優勝した石川遼
のように、1,2年生ののヒーローとして、賞賛されるのでした。(ただし、その日一日だけ)


それにしても、コートサイドで応援する私たち女子は
尋常じゃなかったわ~
優勝が決まった瞬間、
誰彼構わず隣の子と抱き合って
「キャー!」って言いながら、飛び上がって喜んだりしたけど・・・・
今から思うと、アハハハ・・・・結構恥ずかしい光景でありまする。


続く