肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

OBY

2012-08-30 15:31:50 | Weblog
OKYという言葉をご存じだろうか。

もともと海外駐在員の間で使われていたビジネス隠語なのだが、
最近では、特にアジア方面の駐在員によって使われているそうだ。

現地の事情を知らない日本の本社から

やれ荷物の梱包の仕方が悪い、
シールの貼り方が斜めになっているなど
事細かくダメ出しされる。

本社の苦情を駐在員はその都度、現地社員に説明するのだが、
現地社員のほうは、本社がなぜそこまで拘るかが分からず、
一向に改善されない。
結果駐在員が板挟みになって苦しむという状況が多々。

そんな時、彼らがつぶやくのが O...K...Y...

O(お前が)K(来て)Y(やってみろ)

だという。


さて、我が家の次男であるが、
流石に3年生の夏休みともなれば
赤本で過去問解いたり必死に勉強している・・・・・はずなのだが、
ところがどうした、
9月頭の文化祭に向け、猛練習に明け暮れる毎日だ。

高校生活最後の文化祭。
力が入るのは分かるけど、
この間の模擬試験はE判定だってば。
ちょっといい加減にしないと間に合わないよ。

と、ダイレクトには言わないが
それとなく話題を振ってみる。

すると次男は、

「僕の友達はね、自分のお母さんに

『勉強しろ、とか、何時から始めるの、とか、
その他それに準ずるような
遠回しな言い方も絶対にするな。』

と、念を押したんだって。

分かる?お母さん。

俺たちもう、
親にあれこれ言われるのはうんざりなんだよ。
何も言わんでいいから。

ついでに付け加えると、

OBY O(お母さんが)B(勉強)Y(やってみろ)

だから。」







tenchan流キュウリのキューちゃん漬け

2012-08-23 15:00:09 | 料理
晴天続きのせいか、今年は夏野菜が殊の外多く採れた。

我が家の家庭菜園で豊作ということは、
皆様のところでも豊作というわけで、
「余ったからお裾分け。」
「出来すぎちゃったの。助けると思ってもらって~。」
などと、キュウリ、ナス、ゴーヤ、などが家々を行き交う。

ありがたくいただいたものの、
十数本のキュウリを前にして
途方に暮れるのも確かだ。

一応、サラダや酢の物にして食べてみる。
しかし、生食するにも限界がある。

そのうち冷蔵庫のビニールの中で
キュウリの表面がにゅるっとしてきたかと思うと
先端からあれよあれよと崩壊し始めるのだ。

そうなる前に何とかしてしまおう、
と、数年前から
余ったキュウリはキューちゃん漬けにすることにしている。

味をしっかりしみ込ませてあるので
冷凍庫で長期保存できる。
旬を過ぎた頃に出して楽しむのもよい。

この夏はもう3度も作った。

さて、
コメントを下さったるーまーぽけっとさんから
レシピのリクエストがあったので、
我流ではあるがキュウリのキューちゃんの作り方をupしてみます。


<材料>

キュウリ たくさん 
(重さを計ったことがないのでいつも目分量。大鍋一杯になります。)

酒    100cc
みりん  100cc
しょうゆ 200cc
酢     50cc
砂糖  大さじ1

ショウガ 一かけ 千切り
昆布    5cm  細切り
七味唐辛子


<作り方>

①キュウリはよく洗って鍋に入るくらいの大きさに切る。

②大きめの鍋に湯を沸かし、沸騰したら火から下ろしキュウリを全部入れる。



緑色が鮮やかですね

そのまま湯が冷めるまで待つ。←かなり待ちます。多分半日ぐらい・・・・・。

そしてお湯が冷めると、
こんな感じの色になります。



瓶詰めのピクルスみたいですね。

③お湯を捨ててキュウリを刻む。だいたい5mm~8mm程度の厚さで。

④刻んだキュウリを絞る。←ここが一番大変な作業です。



この段階で水分を出来るだけキュウリから出すようにしておきます。
漬け汁につけ込むときに味のしみ具合が違ってきますから。


洗濯機の脱水を使って絞る人もいるようですが、
私は手絞りでやってます。

⑤漬け汁を用意する。

酒、みりん、しょうゆ、酢、砂糖 を 全て鍋に入れ火にかける。
沸騰したら火から下ろして、絞ったキュウリを全部入れる。
鍋を持って上下に軽く振り、全体に漬け汁が行き渡るようにする。



漬け汁が冷めるまで待つ。

冷めたら一旦ざるにあけ、キュウリと漬け汁を分ける。

漬け汁を再び火にかける。

その間にキュウリを絞る。

漬け汁が沸騰したらキュウリを入れる。

この工程を3回繰り返す。

繰り返していくほど調味料がキュウリの中に入って味がしみ込んでいきます。

キュウリを入れる時には必ず火を止めること。
漬け汁の中で煮立ててはいけません。


3回目の時に、ショウガと昆布も入れて味を馴染ませる。

冷めたら保存容器に移し、七味唐辛子を振る。




調味料の分量はお好みで変えて下さいね。
あまり薄味にすると、保存はききませんので注意して下さい。


これ、前にも聞いたけど

2012-08-07 14:45:36 | 自分のこと・思い出
気が付けばこの世に生を受けて半世紀近く経ってしまった。

齢のせいにはしたくないのだが、
一頃に比べ、どうも物忘れが多くなった気がする。
特に家族の誰某の予定を、フンフンと斜め聞きした時がいけない。

聞いて直ぐさまカレンダーに書き込んでおけばよいものを
生返事だけしておくものだから、
「明日は模擬試験だからね。」
と直前に言われた日には、
どうしよう~お弁当!
と、慌てふためくことになる。


どうでもいいことはすぐ忘れるくせに、
自分関連の予定を把握されてないとイラッとするのは
我が家の男子の特徴らしい。

例えば夫は、
「あ、○日はゴルフだから。」
と、自身の予定を口頭で伝えるのだが、
一旦口から出たことは、
自動的に見えない予定表に書き込まれ 
且つ
妻はそれを絶対に忘れてはならない
と、思っているらしく、
ちょっと確認するつもりで
「今度の週末ゴルフだったよね。」
と尋ねると、
「この間言ったけど。」
と、非常に不機嫌になる。

この間言ったけど。

まぁーなんてカチンとくる一言じゃぁございませんこと?

あなたは頭脳明晰だから、
人から言われたことをちゃんと覚えておいででしょうから、
ええ、二度聞くことはないでしょう。
だけど私は違う。
一度で覚えられないときだってあるのよ。
だから何度でも聞くわけですけど、
それが何か悪いことかしら?
今後はメールで予定を送って下さいませ。
そうすれば、言った言わないで揉めることもありませんから。



さて、
3人の子ども達は、
母親が同じ話題を何度も振ってくるのに
我慢できないようだ。

誰々さんちの○○さんはね、△△さんと学校の同期で・・・・
的な、ローカルな話題を切り出すと
「それ、前にも聞いたけど。」
最初の一節で会話を遮るのが長男。
辛抱強く最後まで聞いてから
「この話、もう100回ぐらい聞かされた。」←100回はオーバーだわ。せいぜい5回ぐらいだ(怒)
冷たく言い放つのが次男。

そして、私の可愛いちび姫は、

ねえねえ、歌手のKちゃんって知ってる?
Sさんってあなたも会ったことあるでしょ?
Sさんの従妹の姪っ子さんなんだって。
最近テレビに出たりして活躍してるよね。

と、話しかけると
申し訳なさそうにこう言ったのだ。

「ごめん、ママ、これ聞くの3回目なの。」

まあ、ママ、前にも話したっけ?
ごめんね。
でも2回目の時はあなた何も言わなかったじゃない。

「ああ、そうだね。
2回目の時も、あ、まただ。って思ったけど、
もしそこで私が2回目だよって言ったら
ママが悲しむから黙っていたの。
でも、さすがに3回目はねぇ・・・・・・。」