次男が学校行事の野外学習に参加した。
二泊三日の予定だが、
初日はグループごとにアウトドア・クッキングをするという。
予算、メニューはすべて生徒に任されていた。
次男のグループはBBQ。
食料調達部隊に選ばれたさせられた(?)次男とY君が、前日にスーパーで買い物をした。
ちょっとちょっと~。
こんなに買って大丈夫?食べられるの?
少し心配になってくる。
「お母さん、俺たち若いんだぜ。
食欲は底なしだから。」
自信たっぷりの次男。
それにしても、荷物の準備の仕方を見ると、
なんだか無駄な動きが多いわね~。
直前まで試験があって
話し合いが出来なかったということもあるけれど、
もうすこしグループ内で役割分担をしたほうがよかったんじゃない?
前日の夜遅くになって
「お前は包丁とチャッカマン持ってきて。
俺はしゃもじと調味料持ってくる。
トングと紙皿は誰々が持ってくるから。」
と、メールでやりとりしている。
クーラーボックス係になった次男は
当日、食材と保冷剤をぎっしり詰め込んで持って行った。
さて、BBQに取りかかった次男達。
ご飯は飯盒炊さんで炊くことになっていたのだが、
メンバー6人のうち、次男を除く5人が
「まあ、飯は炊かんでいいやろ。面倒くさいし。」
と、言い出したのだそうだ。
「えぇ~!飯なしかよ~。」
ご飯が大好きな次男は、一瞬そう思ったが、
他の5人が「炊かない。」と言っているのに
自分だけ「炊く!」と主張することも出来ず、
結局、肉、シーフード、野菜だけを鉄板で焼いて食べたそうだ。
ところが、なんとも現代っ子らしい話なのだが、
薪をくべて火を熾すことすら不慣れで、
炎の勢いが今一つだったのだそうだ。
だから、鉄板にも十分に熱が伝わらず、
食材に火が通ったかどうか、半信半疑のまま食べていたという。
6割ほど食べたところで、
「おい、もう止めようぜ。」
と、豪華に食費を注ぎ込んだBBQは
ぐだぐだと the end になってしまったそうだ。
そんなんじゃ、君、お腹減ったでしょ。
普段の彼の食欲からすると、
ご飯なしなんて到底考えられない。
「うん、夜中に腹減ってさぁ。
カロリーメイト食ったよ。」
聞くところによると、
他のグループでもご飯炊いてるところは殆どなかったそうだ。
せいぜい、焼きそばを作ったり、
或いは、次男達のように全く炭水化物なしで済ましていたそうなのだ。
青年よ、もっとご飯を食べよう!
ところで、ぐだぐだに終わったBBQ。
余った食材はどうしたかって?
信じられないことに、奴らはクーラーボックスに入れて持ち帰ったのだ。
しかも溶けた保冷剤と一緒に。
玄関先に放り投げられた汚れた四角い箱・・・・
大きな蝿がその周りを飛んでいる。
意を決してふたを開ける・・・・
!!!!!
異臭が鼻腔に飛び込んできた。
ちょっと!一体何持って帰ってきたの?
「ああ、あれ?イカなんだ。
せっかく買ったのに、みんな食べないっていうから。
ごめんね。」
最悪なことに、買ってきたパックをそのまま投げ入れたらしく、
イカスミが大量に流れ出てしまっていた。
流れたスミはクーラーボックス内部と保冷剤を真っ黒に染め、
ベトナムの食べ物屋の屋台が営業終了した後の臭いと同じ臭いが満ちていた。
パワフル洗浄&塩素消毒で
とりあえず臭いは薄くなった。
次男へ、
今回は疲れ果てていたようだったし、
臭いを消すのは時間との戦いだから
お母さんが代わりに洗ってあげたけど、
「遠足は家に帰ってお片づけするまでが遠足です。」から。
よ~~~く覚えておくように!
二泊三日の予定だが、
初日はグループごとにアウトドア・クッキングをするという。
予算、メニューはすべて生徒に任されていた。
次男のグループはBBQ。
食料調達部隊に
ちょっとちょっと~。
こんなに買って大丈夫?食べられるの?
少し心配になってくる。
「お母さん、俺たち若いんだぜ。
食欲は底なしだから。」
自信たっぷりの次男。
それにしても、荷物の準備の仕方を見ると、
なんだか無駄な動きが多いわね~。
直前まで試験があって
話し合いが出来なかったということもあるけれど、
もうすこしグループ内で役割分担をしたほうがよかったんじゃない?
前日の夜遅くになって
「お前は包丁とチャッカマン持ってきて。
俺はしゃもじと調味料持ってくる。
トングと紙皿は誰々が持ってくるから。」
と、メールでやりとりしている。
クーラーボックス係になった次男は
当日、食材と保冷剤をぎっしり詰め込んで持って行った。
さて、BBQに取りかかった次男達。
ご飯は飯盒炊さんで炊くことになっていたのだが、
メンバー6人のうち、次男を除く5人が
「まあ、飯は炊かんでいいやろ。面倒くさいし。」
と、言い出したのだそうだ。
「えぇ~!飯なしかよ~。」
ご飯が大好きな次男は、一瞬そう思ったが、
他の5人が「炊かない。」と言っているのに
自分だけ「炊く!」と主張することも出来ず、
結局、肉、シーフード、野菜だけを鉄板で焼いて食べたそうだ。
ところが、なんとも現代っ子らしい話なのだが、
薪をくべて火を熾すことすら不慣れで、
炎の勢いが今一つだったのだそうだ。
だから、鉄板にも十分に熱が伝わらず、
食材に火が通ったかどうか、半信半疑のまま食べていたという。
6割ほど食べたところで、
「おい、もう止めようぜ。」
と、豪華に食費を注ぎ込んだBBQは
ぐだぐだと the end になってしまったそうだ。
そんなんじゃ、君、お腹減ったでしょ。
普段の彼の食欲からすると、
ご飯なしなんて到底考えられない。
「うん、夜中に腹減ってさぁ。
カロリーメイト食ったよ。」
聞くところによると、
他のグループでもご飯炊いてるところは殆どなかったそうだ。
せいぜい、焼きそばを作ったり、
或いは、次男達のように全く炭水化物なしで済ましていたそうなのだ。
青年よ、もっとご飯を食べよう!
ところで、ぐだぐだに終わったBBQ。
余った食材はどうしたかって?
信じられないことに、奴らはクーラーボックスに入れて持ち帰ったのだ。
しかも溶けた保冷剤と一緒に。
玄関先に放り投げられた汚れた四角い箱・・・・
大きな蝿がその周りを飛んでいる。
意を決してふたを開ける・・・・
!!!!!
異臭が鼻腔に飛び込んできた。
ちょっと!一体何持って帰ってきたの?
「ああ、あれ?イカなんだ。
せっかく買ったのに、みんな食べないっていうから。
ごめんね。」
最悪なことに、買ってきたパックをそのまま投げ入れたらしく、
イカスミが大量に流れ出てしまっていた。
流れたスミはクーラーボックス内部と保冷剤を真っ黒に染め、
ベトナムの食べ物屋の屋台が営業終了した後の臭いと同じ臭いが満ちていた。
パワフル洗浄&塩素消毒で
とりあえず臭いは薄くなった。
次男へ、
今回は疲れ果てていたようだったし、
臭いを消すのは時間との戦いだから
お母さんが代わりに洗ってあげたけど、
「遠足は家に帰ってお片づけするまでが遠足です。」から。
よ~~~く覚えておくように!