肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

久々に・・・・・

2011-01-31 13:28:33 | 生活
以前紹介したことがある“engrish.com”

英語圏ではない国々で見かける「変てこ英語」の投稿サイトなんだけど、
これが、まー面白いの何のって。

一時期、夜毎に開いてゲラゲラ笑っていたが
ここのところ、ちょっとご無沙汰していた。
が、先日久しぶりに覗いてみたところ、
こんな爆笑ものを見っけ♪こちら

一度面白いものを見つけると、
もっと笑えるものがないか、ついつい前のページも探して
あっという間に1時間ぐらい見ちゃうのよね。

ちなみに、外国暮らしの方にはお馴染みの「変な日本語」も
ネット上で色々紹介されてますが、どれもぶっ飛び面白い。
ちなみに最近笑ったのは↓
「おかしな日本語・笑える日本語・変な日本語」(台湾)

「変な日本語・怪しいアイテム」(香港)

香港編では、
日本人なら誰でも知っている、
あのインスタントラーメンが大変なことに!(爆)

おしぼりは

2011-01-28 13:50:10 | 生活
激安のチェーン店などを除いて、
飲食店などでおしぼりが出てくるのが当たり前になっている日本。

外国でレストランやカフェに入ると、
全くと言っていいほど出てこないので、
食べる前にどうしても手を洗いたい日本人にとっては
なんだか落ち着かない気分になる。

おしぼり、と一口に言っても
一昔前はハンドタオルを巻いたものだった。
その後、薄いビニールに入った業務用タオルおしぼりが出てきて、
最近ではウェットタイプの紙おしぼりが主流になりつつある。

学生時代喫茶店でバイトしていた頃は
業務用タオルおしぼりだった。
開店前までに熱くするよう、
タオルウォーマーに手早く入れて温めるのが
最初の仕事だった。

閉店時間が近くなると
ウォーマーに入れるおしぼりの数をコントロールする。
一度温めたものは翌日には使えないのだ。
なぜなら「再温め」すると、洗濯物の生乾きの臭いがつくからだ。
無駄が出ないよう、数を調整していた。

ところで、おしぼりを包んだあのビニール、
開けた後、その置き場所に困りません?

そのままドバッと置いておくと、
エアコンの風に煽られ、テーブルの上をふわーりふわりと移動したりして・・・・
tenchan家は大人数だから、
みんなのおしぼりビニールが散乱し、
耐え難き状態になるので
全部集めてきりっと結び、
店員さんに持って行ってもらうことにしている。

さて、ある和食のお店に入った時のこと。

和食といっても様々な形態のお店があるが
そこはいわゆる地域の会合でよく使われるような
昔ながらの仕出し屋兼会席料理屋。

最初に手渡しされたおしぼりは
ハンドタオルをキリッと巻いたタイプ。
おしぼり用の籠に3本ずつ載せられて出てきた。

熱さを逃すようおしぼりを広げ、手を拭く。
とてもよい匂いがした。多分柔軟剤が使われているのだろう。

ところが、よい匂いを通り過ぎて
ちょっと香りがキツすぎる。

使用量キャップ一杯のところを
五杯くらいドバッと入れちゃったんじゃない?
というくらいの匂いだった。

最初はよかったのだが、
食事が運ばれてきてからがいけない。

口の周りが汚れた時におしぼりで拭こうと思うと
香りがツンと鼻に来る。

せっかくのおいしいお料理が
人工的な匂いで台無しだ。

おしぼりの香りは仄かな方がいいね~。



ところで紙おしぼりといえば、
以前、ルフトハンザに乗った時にいただいた紙おしぼりが、
これまた香水の匂いがきつくて、閉口したのを覚えている。
あれはどういうタイプの香水なんだろう?
ドイツ人には人気の香りなのだろうか?

夫が出張の度に「ハイ、これ。」
と、ルフトの紙おしぼりを持って帰ってくれたのだが、
あの香水の匂いが苦手で、いつもゴミ箱直行だったことは
時効だからバラしちゃう。ごめんね~!



調理実習の時は

2011-01-27 14:07:26 | 子供の話題
昔と違って、今の学校では男子も家庭科を履修する。

慣れぬ手つきで宿題の「裁縫」をしている姿を見ると、
つい手伝ってやりたくなるが、
ダメダメ、それでは本人のためにならないと、グッと我慢。
見栄えの悪い作品でも「頑張ったね~!」と褒めてやる。

調理実習の時は、それなりに楽しみでもあるらしい。
男女入り交じったグループで
役割分担をしながら調理するそうだ。

先日のメニューは、
パスタ、野菜サラダ、スープ、マドレーヌ。

おお~、なかなかおいしそうじゃない。
出来栄えはどうだったの?

「うん、まあまあかな。
意外とパスタの量が多くて、腹一杯になったよ。」

ふーん、そうなんだ。お腹一杯かぁ・・・・・。
え?それじゃ、君、

お弁当はどうしたの?

「ああ、弁当?

放課後食べた。
ごめん、そういうことだから、夕食は要らないから。」

そんなぁ~!調理実習あるなら前の日に言ってよ、弁当要らないよ、って。

「だからゴメンって言ってるじゃん。
でも、残して帰ってくるよりいいだろ。
ちゃんと放課後に食べたんだから。」


それはそうなんだけど、
友達でもいるでしょ、お弁当持って来ちゃった子。

「うん、かなりいた。」


次男の話によると、
女子でお弁当を持ってきた子はさすがに少なかったらしいが、
それでも何人かは、
「お母さんに怒られる~!」
と、オロオロしていたそうだ。

親友のY君は、出掛ける直前になって
「あ、お母さん、今日調理実習。弁当いらん。」
と、声を掛けたものだから、
「お弁当は?お弁当はどうするの!」
と、お母さんが絶叫したそうだ。

あとの男子は、
次男と同じように放課後食べた子もいれば、
手つかずで残して帰った子もいたそうだ。


そして、お弁当の他にもう一つ気がついたことが!

君、エプロンはどうしたの?

「いや~、調理実習ってこと、すっかり忘れててさぁ。
エプロンも借りました。
だから、すみません、洗ってアイロン掛けて下さい。」

洗ってくださいって、あのさぁ~!(怒)

「手間がかかるって言いたいの?
それはおかしな話だなぁ。
家からエプロンを持って行ったとしても、
洗ってアイロン掛ける手間は、同じだと思うけど。」

理屈捏ねてないで、次回からちゃんとエプロン用意して、
それからお弁当も要らないって前の日に言いなさい!

「分かった分かった。
でもお母さん、
残念だけど、家庭科は1年生で終わりだから。」

永遠のアイドル

2011-01-26 12:09:05 | 子供の話題
先日放送していたミュージックステーション

史上最強アイドルBEST50という特集をやっていた。

ちび姫はそれを観ていて大騒ぎ。

今流行ってるアイドルが出てくると、
思わずテレビの画面に近づき、歌って踊る。

そのうち年代が遡り、
「知らない~。知らない~。」
を連発するようになった。

18位に近藤真彦が出てきたときは、
「あ、マッチだ。」
と、かろうじて分かったようだ。
でも、真ん中分けのパーマヘアを見た瞬間、動きが止まった。

そして17位の田原俊彦。
「だれ~?」

16位には西城秀樹が登場。
「あ、野菜のおじさんだ。」
そうね、西城秀樹さん、NHKで野菜の時間っていう番組に
出演中だもんね。
(ちび姫、義母と一緒に毎週見ているので。)

結局、
1位 SMAP 
2位 松田聖子 
3位 中森明菜
だったんだけど、
番組が終わったあとで、
ちび姫に、だれが一番好きだった?
と、聞いてみた。

AKB48か嵐って言うのかな?と思っていたら、

「うーんとね、聖子ちゃん。
だって可愛いいし、歌が上手いんだもん。」
という答えが返ってきた。

ふーん、そうなんだ。
やっぱり、聖子ちゃんは永遠のアイドルなのね~。

「それから百恵ちゃん
なんか大人っぽいところがいい。」

確かに、百恵ちゃんは大人の雰囲気があるわ。
でも、よく考えてみたら百恵ちゃんが引退したのは21歳。若い!
きっと大人風に仕立て上げられていたのよね~。

「もう一人、
ほら、『左利き~♪』って歌う人。」

は?浅丘めぐみさん?
これは意外なところをついてきたわね。
どこがよかったの?

「お姫様みたいな髪型~。」

そっか、めぐみカットね。
うふふっ、あなたにはそれが新鮮に映ったのね~。



昔はレコードもCDもよく売れたから、
今のアイドルは上位に食い込めないわよね。
比較すること自体無理があるのは分かるけど、
なかなか面白い企画ではありました。

絞っていたのは

2011-01-25 12:44:20 | 子供の話題
tenchan家では餃子作りは夫の仕事だった。

フープロで野菜を刻んで水分を絞り、ミンチと混ぜ、餡を皮に入れて包む。
いつも26枚入りの大判の皮を6袋使って、
完食してしまう。

↓昔の画像ですが・・・・・・



そんな餃子職人ぶりを発揮していた夫は
ベトナムでも餃子を作るのだ、と言って
フープロを持って行ってしまった。

そして、宣言通りに、
友人を家に呼んで餃子を作り、
餃子パーティーをしているという。

長男も餃子が大好物。
フープロはないが
包丁でキャベツを刻んで作っているという。

ある日、
「うまそうやろ?」
と、写メが送られてきた



なかなかやるじゃん。

広いテーブルと思うことなかれ。
狭い下宿故、調理台がない。
床にホットプレートを置いて焼いているのだ。(笑)

そして我が家でも、
餃子はたま~に登場する。
フープロはないので結構作業は大変だが・・・・・(汗)

仕込みは次男が手伝ってくれる。
キャベツを絞るのは彼の役目なのだ。

ところが、この日はなかなか二階から降りてこない。

君~!早く来てキャベツ絞って~!と叫んでも、

「今、トイレ!」

と曇った声で返事をするだけだ。

仕方がないわね。
こうなったら私がやるわ。絞り具合が弱いと思うけど。

包む作業になり、、
次男はようやく降りてきて手伝い始めた。

「遅くなってゴメンね。」

全て包み終え、ホットプレートで焼き始める。

おいしそうな焼き色が付いたわ。
さあ食べましょう。

しばらくすると、
それまで無口だった次男が話し始めた。

「あのさ、怒らないで聞いてくれる。

俺、さっき、
トイレットペーパーを取り出そうとして、

一玉そのまま便器の中に落っことしちゃった。」

なんですって~!
そ、それで、どうしたの?

「とりあえず芯は取り出したけど、
ペーパーだから水に溶けると思って

あとは流しちゃった。

そしたら、なんか
水の流れが悪いみたいなんだ。」

当たり前だよ。
それ、詰まってるんだよ。

キャベツ絞らずに
トイレん中で知恵絞っててどうするわけよ!


1週間待ったが、トイレの水は流れが悪いまま。

そこで、奥の手を使うことにした。

そう、
パッコンパッコンっていう、
あの原始的な器具でもって
強制排出することにしたのだ。

便器の排水口にパッコンパッコンを押しつけ、
渾身の力で押すこと数回。

ゴゴゴーという轟音とともに水が流れ、
ようやく詰まりは解消した。

いやー、16歳になっても
なんだかんだやってくれるわね。


ところで、
この、パッコンパッコンっていう器具、
ラバーカップっていうらしいんだけど
これは和製英語。
正式名称はPlungerっていうんだって。
知らんかった~。


二度と行かないお店リスト

2011-01-24 13:10:44 | 生活
今回、帰省費用を少しでも安くしようと、
往復切符を買った長男。

有効期限は6日間なので
1月3日には東京に戻らねばならない。

指定席は全席売り切れ。
自由席車両で2時間立って帰るという。

「特にやることもないし、
下宿には寝るまでに戻ればいいから。」
と言うので、
夕食の時間にはちょっと早すぎたが、
何か食べさせてから駅まで送ることにした。

この日長男がリクエストしたのは、「中華料理」。

開店すると同時にお店に入る。

ガラ~ンとした店内。
当然誰もいない。

周りのテーブルを見回してみる。
一応、箸がセットされているのだが、
あっち向いたりこっち向いたりして、
何とも乱雑に置かれているのを見て、少し胸騒ぎがする。

運ばれてくる料理を食べながら、
ふと気がついた。


なんか、お料理がぬるい・・・・。
出てきたばかりなのに?

そうか、
この大皿、熱湯で温められていないんだ。
冷たいまま盛りつけたから、
お料理を運んでくる間に冷めちゃうんだ。

その後も、
運ばれてくるもの全て、
大皿は冷たいままだった。
料理はたちまち冷めてしまった。

これにはがっかり。

まだお店開けたばかりで、
お客さんもいないんだから、
忙しくないと思うんだけど・・・・・。
こういうところに気を配ってほしいわ。


食事が進んだころ、
ちび姫が「喉が渇いた。」
と、言い出した。
目の前のコップが空になっている。

そこで、お水を持ってきてもらうよう頼んだ。

店員さんが持ってきてくれたのは、クワドロのピッチャー



みんなのコップも空になっていたので
注ごうと思ってピッチャーを持ち上げた瞬間、
次男が「うわっ!」と小さく声を上げた。

「やべぇ!
このピッチャー、

底が真っ黒や!



見ると、ピッチャーの底に、
黒いカビのような汚れがついている。


もう~。参っちゃうな~。

こういう小さいところで、お店の衛生状態って分かるわよね。

食べ物を扱うお店なんだもの、
食器もキレイにして欲しい。


というわけで、
tenchan家の「二度と行かないお店リスト」に
見事掲載された中華料理店なのでした。

愛想のない店員

2011-01-20 12:29:59 | 生活
単身赴任している夫や下宿している長男が家に戻ってくると、
普段なら売り場にすら近寄ることもない食材、例えば「飛騨牛」とか「中トロ」なんかを買ってきたり、
或いは外食する頻度が非常に高くなったりする。

次男と私はこれを

「帰ってきた時ぐらい症候群」

と、密かに呼んでいる。

家に帰ってきた時ぐらい、
おいしいものを食べさせてあげたい。

そういう思いから、
ちょっと贅沢してしまうのだ。

「あっ!今日はすき焼き?おいしそう~。」
「おおっ!鰻丼?いいね~。」

夫と長男がいる間、
次男は食卓を一々チェックし、コメントする。

「だって、帰ってきた時ぐらい・・・・・だもんね。」

なんか露骨だなぁ・・・・・・、
それって、いつもろくな物を食べさせていないみたいじゃん。
まあ、実際には君の言う通りなんだけどね。(笑)


冬休みに長男が帰ってきた6日間も、
毎日が「帰ってきた時ぐらい症候群」だった。

何か食べたいものはあるか?
今日は何処へ食べに行きたいか?

食事の全てが長男中心に回っているようだった。

そんな中、

「俺、味噌カツが食べたい。」

と、ある日長男がリクエストをした。

そっか、
東京にトンカツ屋さんはたくさんあるけど、
味噌カツは食べられないものね。

というわけで、とあるお店に出掛けた。

年末ということで、
店内は団体のお客様が多かった。
こちらのテーブルはサークルか何かの忘年会、
あちらでは親戚一同が集まっての会食。
満席だ。

待つこと30分、ようやく中に入れた。

メニューを見て、それぞれ食べたいものを選ぶ。
このお店では、料理は全て「単品」。
追加料金を出して、ご飯とお味噌汁をセットに出来るということだった。


程なく、女子店員がオーダーをとりに来た。

「ご注文はお決まりですか。」

順番にメニューを告げていく。


小食の義母は、「お好み串揚げ」を選ぶつもりだった。
それにご飯とお味噌汁のセットを付ければ十分だからと。

「串揚げに、ご飯のセットを・・・・・」
義母がそうオーダーすると、
女子店員はニコリともしないでこういった。

「あのー、ご飯セットはこっちのメニューだけにつくんですけど。」

よく見ると、ご飯のセットがつくのは右側のトンカツメニューだけ、
と、小さく書いてある。
それは失礼。
初めてのお店では要領が掴めないのよ。

「あら、ごめんなさい。
じゃあ、エビフライとご飯セットにするわ。」

義母は大人の対応で切り抜けたが、
女子店員のほうは顔色変えずに注文を聞いている。

なんか、嫌な感じ・・・・・。
メニューをよく見なかった私たちもいけなかったが、
最初に一言説明してくれてもよかったんじゃないかしらね。


その後も、彼女の応対にばかり目がいってしまった。

料理を運んでくる時、
他のお客様になにか頼まれた時、
全く笑顔がない。

肉食獣の長男次男が
「ご飯とキャベツおかわりお願いします。」
と、声を掛けても
ムッツリしたまま「ハイ、お待ち下さい。」と返事。
物を持って来た時も、
無表情で「こちらキャベツです。」と置く。



食後のお茶を持ってきてもらおうと、
彼女以外の店員さんに声を掛けようと待ってみたが、
なかなかこっちに来てくれない。
仕方がないので、下げたお皿を手にいっぱい持った彼女にお願いした。

またしても笑顔なし。

結局最後までこんな感じで、
せっかく食べに来たのに、
お仕置きをされた子供のような気持ちになって店を出たのだった。

下町の定食屋さんに入ったわけじゃないんだから、
もうちょっと接客上手になってよ。

忙しいのは分かる。
そんな時だからこそ、笑顔が大事じゃないかな。
にこやかに接してくれたら、待つのも苦にならないと思うけど。

レイテ島からの葉書

2011-01-19 12:30:00 | 生活
先日、探偵ナイトスクープを見ていたら、
大阪府の60代男性から、こんな依頼があった。

その男性のお父様は、新婚5か月でレイテ島に出征。
男性が生まれる頃には戦死していたらしかった。
お母様は女手一つで男性を育て、5年前に亡くなったそうだ。

遺品を整理する最中、出征先からお父様が出した葉書が見つかったが、
それは鉛筆書きで、
また、お母様が何度も読み返したのであろう、
文字が殆ど読めないということだった。
手紙の中に「身重」という文字が見える気がするが、
自分が母のお腹にいることを父が知っていたのかどうか知りたいので、
これをなんとか読めるようにしてほしい。

という依頼だった。

拡大コピーをしても、
パソコンでデジタル処理しても判読不明だったため、
最後は、奈良文化財研究所の古文書研究員の方に解読してもらった。

そして、明らかになった手紙の内容とは、

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



こちら『レイテ島からの葉書』
(21分くらいのところから始まります。)




身籠もった妻を気遣いながらも、戦場に赴かねばならなかった夫。
文字がすり切れるまで撫でながら、葉書を何度も読み返していたであろう妻。

二人の思いが伝わってきて
号泣してしまいました。


アホな企画が多い探ナイですが、
こういう感動ものがあるんですね。

ちび姫とお菓子作り

2011-01-18 12:46:45 | 料理
先日記事にした「消えたレシピノート」。

ノートが見つからないのもショックだったが、
もっとショックだったのは、
ちび姫にこんなことを言われた時だった。

「私、ママがお菓子を作っているところを見たことがない。
っていうかあまり記憶がないの。」

そうなの?
ママ、昔は結構お菓子作りもパン作りもしてたんだけど・・・・・。

「なんとなく覚えているのは・・・・・・、
手作りのパンを食べてそれがとてもおいしかったことと、
お誕生日にバービー人形のケーキを焼いてくれて、うれしかったことかな。」



仕事を始めてから、「余裕」がなくなったのは確かだ。

それまで毎週のように焼いていたパンも焼かなくなった。
手作りのお菓子もなし。

材料を買いそろえ、計量し、混ぜ合わせ、オーブンに入れ、
出来上がったら器具を洗い、元の場所に収める。

この一連の作業が心地よく、ストレス解消になっていたのに、
余裕がないと、ただストレスを増幅させるだけだ、
ということに気がついた。

そしてある日、
製菓用器具を奥の方にしまい込み、
パン作りとお菓子作りを封印したのだった。

あれから3年半。

なるほど、ちび姫の記憶にないのも無理はない。

これではいけない。

日々食べる「ごはん」のほうは、
出来るだけ加工品や「○○の素」を使わず
料理しているつもりだが、
心がほんわか温かくなる「手作りおやつ」類も大切だ。

時間をやり繰りしてちび姫と一緒に作ってみよう。

こういう場合、難しいレシピは選ばない方がイイ。
久しぶりに作ると勘が鈍り、
多分失敗することになるからだ。

そこで参考にしたのは
chiblitsさんのレシピ本、カリフォルニアばあさんの料理帖


家にある材料でできそうだったのは、

チョコレートチップマフィン


ちび姫と一緒に作業を進める。

自分が出来そうな工程は
やりたくて仕方がないちび姫。
できるだけやらせてみる。
ちょっと難しかったり、危なっかしいところは替わってやる。

こうして出来たのがこちら。



chiblitsさんの本の写真とはエライ違いだが、
焼きたてをいただいてちび姫も大喜び。

奥に見えるのは、前日に作っておいた柚子マーマレード。
親戚からたくさん柚子をいただいたので、作ってみたのだ。

甘党の私とちび姫は、
チョコマフィンに柚子マーマレードを塗っていただいた。

するとちび姫がこういった。

「あのね、名前は覚えていないんだけど、
昔食べた、
ふわふわのビスケットにマーマレードとチョコがかかったやつ、
あれに似てる!」



それはね、
英国時代によく食べていたjaffacakeのこと。

特にバールセンのメッシーノが好きで、よく買ったっけ。

それにしても、
ちび姫ちゃん、よく覚えてるわね。
舌が記憶しているのかしら。

大雪

2011-01-17 12:56:18 | 生活
昨日から降り続いた雪。

皆様、無事に職場や学校に着けたでしょうか?

バス通の次男は、いつもより一本前のに乗ると言って
自ら進んで起きてきた。

制服を着た上に、ウィンドブレーカーの上下を纏って出掛けるという。

靴は?雪道歩くのに長靴は履かないの?

と、聞くと

「長靴?小学生でもあるまいし、それはちとキツイ。」

断固スニーカーを履くと言って聞かない。


そうなのよね。
岐阜市の高校生は、どんなに雪が深くても
長靴登校しないのよ。

濡れたって構わない。
長靴履くくらいなら、濡れた方がマシ。

というわけで、スニーカーで飛び出していった次男。

せめて靴下の替えだけは持って、と
一足余分に持たせたが・・・・・
履き替えたかしら?

ちび姫は水色の長靴を履いて出掛けた。
コートも水色。
幼稚園の頃はピンク色が大好きだったのに
最近は水色がお気に入りなのよね。

休み時間には、
雪だるまを作ったり、
雪合戦をして遊ぶのだろう。
風邪ひかないでね。


さて、子供の心配をしている場合じゃない。
私もこの大雪の中出掛けなきゃならないのよ。

普段は脇道をスイスイと走っていくが、
今日は深い雪の中に車で突っ込みたくない。
大きな道を通っていった方が安全かも。

ところがこの作戦が裏目に出た。

大通りに入った途端、
車の波が ストン と止まってしまった。

大渋滞だ。

信号が青になっても、前の車が動かない。

混むであろうと早めに家を出たのに、
既に始業時刻を過ぎている。

結局、いつもなら5分で到着するところを
50分もかかってしまった。


事務所では既に、男性社員が駐車場の雪かき。

「tenchanさん~。まずコーヒー入れてくれる~?」

「はーい。今すぐ淹れます~。」

今日の最初のお仕事は
コーヒーメーカーに粉と水を入れスイッチオン、
温かいコーヒーを皆さんに振る舞うことだった。


昼過ぎになって、雪はようやく止んだけど、
明日は大丈夫かな?
道がツルツルに凍結してないといいけど。