肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

トホホな話。

2011-05-31 12:47:19 | 自分のこと・思い出
数ヶ月前のことだが、
焦ったせいで、その後とんでもない不便さに陥ったトホホな失敗談を。

土曜日、夕食の買い物に出かけようと車を走らせた。

向かったのはよく利用する精肉店。

専門店だけあって、種類が豊富。
しかも日曜は定休日なので、土曜の夕方は値下げシールが貼られ、
お値打ち感たっぷりなのだ。

その日のメニューはすき焼きに決めていた。
この時間だもの、飛騨牛のスライスがきっとお買い得品になって出ているはずだわ。

そう思いながらお店に入った。

お目当ての飛騨牛パックを籠に入れ、レジに並ぶ。
自分の番になって、鞄からお財布を出そうとして顔が引きつった。

財布が・・・・・ない。

「すみません、ちょっと車までお財布取りに行ってきます。」

車の中には普段から、ガソリン用に別財布が入れてある。
とりあえず、それで払うことにした。

「お待たせしてすみません・・・・。」
レジでお金を払い、車に戻る。

それにしてもおかしいわね。
お財布、家に置き忘れたのかしら・・・・・。

いけない!免許も入ってるから、家に帰るまで無免許運転になっちゃうじゃない。
でもしょうがないわ。

パトカーに呼び止められぬようビクビクしながら家に帰る。

玄関に入ると、
すぐに部屋中を回ってお財布を捜した。

「お母さん、どうしたの?」
焦る私を見て、次男が面白がって声を掛ける。

「お財布がないのよ~!」

「そうか、がんばれ。」

うー腹立つ・・・・・。


冷静に、冷静に、もう一度よく思いだして。

今日は午前中、子ども達を医者に連れて行って、
診察料と薬代を払っているわ。
だからその時はあったわよね。

でも、払った後にほんの少しだけ車を離れて
鞄を置きっぱなしにしたっけ・・・・・
まさか、その時に?

顔から血の気が引くのが分かった。
心臓もバクバクいっている。

ありそうな場所を再度確認するも、
財布はない。

これはいよいよ覚悟を決めなきゃ。
カード関連を一時止めるのよ。

私名義のはすんなりと手続きができるとして、
夫名義のカードは、本人が電話しないとだめだかもしれない。
ああ、余計にややこしいわ。

あと、免許証も保険証も再発行してもらわないと。

お財布にどの銀行のカードが入っていたか思いだし、
自分名義のものだけ、まず電話する。

3件済んだところで、
義父が見るに見かねたのであろう、
「車の中、もう一度見てきたら。」
と、勧めてくれた。

そうですよね、家の中ばかり探してたから、
ひょっとしてってこともあるし。

ドアを開けて室内ライトの明かりを頼りに探す。

・・・・・ありました・・・・・。

お財布、ありました。

どこにって?

助手席の足元に。

ボロっと転がっていました。

何かの拍子に鞄から飛び出したと思われる。

不運だったのは、お財布の色が黒だったこと。
そして、足元に敷いたマットもまた黒だった。
夕暮れ時の薄明かりの中、
財布とマットの黒色は同化してしまったのだ。


お財布を胸に抱えてリビングに戻る。

「すみません。見つけました。」

腰が抜けてへなへなと座り込む。


とりあえず、よかった~。

カードは3件停止にしたけど、
再発行手続きもしたし、
しばらくすると郵送されてくるはずだわ。
当面は手持ち現金で生活できるし。

ホッと胸をなで下ろしていたが、
実はメインで使っていた銀行に
意外な落とし穴があったのだった。・・・・・続く。

母って実は②

2011-05-30 14:31:30 | 自分のこと・思い出
専業主婦だった実家の母は、
ご近所の奥様達と、手芸や茶華道のサークルに入って
結構日々忙しく過ごしていた。

時々、サークル仲間をお茶に招いたり、
または招かれたりと、
そんな楽しみ方もしていたようだ。

「お茶会」があった日は、
子供ながらもなんとなく雰囲気で分かった。

家の中がこざっぱりとキレイになっていて、
普段見たこともない洋菓子(←昔はスイーツなんて言わなかったわ。)が
冷蔵庫の中に置いてあったりしたからだ。

「あ~! 今日、○○さんや△△さん達がいらしたでしょう?」

そうやって、母にカマをかけつつ、
弟とおいしいお菓子をパクついた。

そんなある日のことだ。

学校から帰ると、
リビングがスッキリと片づいている。
どうやら今日は、「お茶会」があったようだ。

でも不思議なことに、冷蔵庫に洋菓子は入っていなかった。

母は二階でミシンを踏んでいて下りてこない。

ふと、お座敷の方に目をやると、
新品の鍋が並んでいる。

シチュー鍋、片手鍋、波形ウェーブがついたフライパン、卵焼き器。
よく見ると、すべてフッ素加工してある。
いかにも高級品といった感じだ。

「お母さん、あの鍋、なあに?」

私は二階にいる母に声を掛けた。

すると母は、ミシン仕事の手を休めることなく答えた。

「知り合いから買ったの。」

「ふーん。そうなんだ。」

母の後ろ姿に、立ち入ってはいけない何かを感じた私は、
鍋のことはそれ以上聞かなかった。


「知り合いから買った」という鍋セットは、
その後使われることなく、押し入れに仕舞われていた。

数年後、大学に入学が決まり、下宿することになった私のために、
母はその鍋を出してきて
「これ使いなさい。」
と、荷物に入れてくれた。

せっかく持たせてもらった鍋だったが、
本当のところ、使い勝手が悪くて苦労した。

シチュー鍋は、一人暮らしが作るカレーやシチューの分量には大きすぎた。
フライパンも、波形ウェーブが邪魔だったし、第一重くて腕がだるくなった。

唯一使えたのは片手鍋。
パスタ用のトマトソースを煮込むのには丁度よかったし、
グラタン用のホワイトソースも、フッ素加工のお陰でダマにならず上手にできた。

その後、鍋は弟に受け継がれ、
彼が就職すると同時に、実家に引き取られた。

実家でも使われていたが、
長年使ったせいでフッ素樹脂は禿げ、
フライパン、卵焼き器、シチュー鍋の順で処分された。

一番使い込まれた片手鍋も、
最後は天ぷら用に成り下がり、
数年前、とうとうお払い箱になった。


ところで、
母はどうしてあの鍋セットを買うことになったのだろう?

ずーっと後になって、それとなく聞いてみた。

すると母はこう答えた。

「ああ、あれね。
無理に買わされた・・・・・のよ。
っていうか、買わなきゃならない雰囲気になっちゃったんだもん。」



要するにそれは、

ホームパーティー商法と呼ばれる訪問販売の一種で、

これはもう、今では想像するしかないのだが、
母が会場を提供し、
お友達に来てもらい、
そこで何らかの実演会が開かれたのだ。
そして、帰り際に「鍋を買って下さい。」みたいな話になったが、
お友達はそそくさと帰り、
「パーティーの主催者」である母が、買わざるを得なかった・・・・・
ということらしい。


鍋を使いたくなかったのもそのせいだ、と納得。

お母さん、使わなくてよかったよ。
使い勝手悪かったから。

お陰で私、腕力だけは強くなったわ。

駐車場にて

2011-05-27 10:12:53 | 生活
先日、義父を病院に迎えに行った時の話だ。

駐車場に車を止め、
薬局の方に歩いていったが、
お薬が出るまでにまだ少し時間があるようだったので、
店先で待つことにした。

すると、2歳ぐらいの女の子の手を引いたママさんが、
薬局から出てきた。

車のところまで行くと、
バッグからリモコンキーを取り出し、「ピッ」とボタンを押した。

でも、なかなか開かない。

ママさんは焦って、
キーを鍵穴に近づけてみたり、
色んな方法を試して開けようとした。

でも鍵は開かない。


そりゃそうだよ。

だって、それ、私の車だもん。


ママさん、いよいよ不思議に思って、
ドアに手をかけて、ハッとした。


私の車じゃない!


慌てて一つ向こうにある車に目をやった。

そっちだった~~~!

偶然にも同じ車種だったのよね。


ちょっと恥ずかしそうに、周りを見渡し、
小走りで自分の車に向かう。

そして、もう一度リモコンキーを押す。


よかったね、今度はちゃんと中に入れました。


丁度そこへ、薬をもらった義父が出てきた。

「あ、お義父さん、終わりましたか。じゃ、帰りましょうか。」


ママさんが駐車場から出たことを確認してから、
私は自分の車の方へ歩いていった。


私もやったことあるわ。
スーパーの駐車場で、
全然違う車に向かってピッピと押してたこと。(笑)



話は変わって、
ショッピングセンターの駐車場で、
こんな人を見かけたことはない?

自分の車を置いた場所が分からなくなって、
リモコンキーをピコピコ押しながら探し回っている方。

うちの次男は、例によって方向が分からなくなっちゃうから、
買い物を終えて車に向かう時、
とんでもない方へ歩いていくから大変。(涙)
 
こっちこっち~!
と、リモコンキー押して教えてやるの。

さて、楽しい週末を迎える皆様に、
今日はこんな愉快なサイトをご紹介します。

面白い話・爆笑話・笑える話-みんなのマヌケ体験談

夢中になれること

2011-05-26 13:51:50 | 子供の話題
長男から1か月ぶりに電話があった。

部活の学生リーグ戦が終わってちょっと一息ついたところらしい。

春休みに帰省していた時は、
まだどの学科に進むか迷っていたようだったが、
「○○科に決めた。」と、話してくれた。

大学でのこと、バイトのこと、
もう少し色んなことを話したいのに、
話題の中心はいつの間にか部活のことになってしまう。


「今度は○○って大会に出るんだ。
8月には△△戦もあるし。」


そっか。やっぱり好きなんだね。


小学生の時から始め、
ロンドン時代も、帰国してからも、
ずっと続けているスポーツ。

競技歴だけは長いのだが、
華やかな戦歴はない。

ある程度のレベルまでは行くのだが、
上位にはくい込むことはできない、
そんな感じだった。

大学に入ったら、他分野のサークルに入る素振りも見せていたが、
結局続けることになった。

1年生の終わり頃から、レギュラーの座を射止め、
部の主要メンバーになりつつある。

そんな長男が、
かったるい高校生活を送っている次男に
ある時こんなことを語った。

「お前さぁ、今、勉強にも部活にも、身が入ってない状態だろう。

そんなんじゃ、3年になって引退した時辛いぞ。

心にやり残したことがあって燻ってると、受験に立ち向かえないぞ。

俺の高校は弱小チームだったけど、俺なりに頑張った。

試合は勝てなかったけど、全力でやった。

そうやって、一生懸命打ち込んだ奴は、

勉強ばっかの生活になっても乗り越えられるんだよ。

だから、今、大学でも部活を頑張ってやってる。

お前も、もっと力入れてやったほうがいいよ。」


なかなか良いことを言うようになったじゃない、
と感心していたが、
これって何処かで聞いたことがあるわ・・・・・・。

そうよ!長男が高校3年生の時の担任の言葉だわ。

実は、担任のO先生は夫の同級生で、
長男に多大な影響を与えた方だった、という以前の記事はこちら


なるほど、O先生の受け売りか~~~。

先生が知ったら、きっと嬉しいだろうな。

自分の言葉が生徒たちの心に根付いて、
卒業してからも行動に表れてきているってことだものね。

人間としてな・・・・

2011-05-25 13:06:16 | 子供の話題
少し前、春休みに長男が帰省していた頃の話だ。

大学の休みというものは、高校時代のそれと違って、
宿題があるわけでもなく、登校日があるわけでもなく、全くの自由だ。
時間をどう使うかは、本人の裁量に任されているといってよい。

或る者は旅行に、
或る者は免許合宿に出かける。
またアルバイトに精を出すものもいる。
こんな機会だからと、海外留学をする者もいる。

だが、うちの長男はというと・・・・・・

春休みの間中、
好きな時に起き、好きな時に食べ、好きな時に寝る、
という生活を続けていた。

そしてそれ以外の時間全てを
ゲームで遊ぶことに費やしていた。

隣でそういう暮らしをされ、
心が惑わされたのは次男だ。

高校2年に進級する直前の春休み。
自由登校期間も含め、莫大な量の課題が出ていた。
毎日少しずつこなしていかなければ
到底終わりっこない。

なのに・・・・・

兄につられて自分も自堕落な生活パターンに嵌っていった。


好きな時に起き、好きな時に食べ、好きな時に寝る。
それ以外の時間は全てゲームに費やす。


こうして、家中にどよ~んとした空気が流れていた。

母は仕事があるので、朝8時には家を出ねばならない。

まだ素直なちび姫は、いつもの時間に起き、
「ママいってらっしゃい。」
と、送り出してくれる。

が、夜中ずっとモンハンで狩りをしていたは寝床の中。

声を掛けても起きないことは分かり切っているので、
諦めの境地でそのまま出かける。


夕方、家に戻ると、
モンハン・ブラザーズは狩りの真っ最中。

「ただいま。」
と、声を掛けるが、
二人とも画面から目を離しもせず
「おかえり。」と、ぼそっとつぶやくのみ。


しかも、次男はパジャマのまま。(怒)

君、起きたらちゃんと着替えなさいよ。

すると次男は面倒くさそうに返事した。

「だって、どうせどこにも出かけないんだ。ならパジャマでもいいじゃん。」

それを聞いた長男があきれ顔でこう言った。

「お前なぁ、せめて着替えろよ。」

不服そうに兄を見る次男。

「出かけないからパジャマでいい、というのはよくない。

人間としてな、起きたら着替えなきゃいけないんだよ。」


あら~殊勝なことを言ってくれるじゃない。

なるほど、君は服を着ているものね。

でも私は知っているわ。

実は君が服ののままで寝ていたということを。


着替えないと、服のままで寝た

君たち、どっちもどっちよ!

トイレの芳香剤に

2011-05-24 13:41:39 | 生活
昔から人工的な香りというのが苦手だ。

食品に限らず、化粧品、洗剤など、
あまり匂いのきつくないもの、若しくは無香料のものを選ぶようにしている。

トイレ芳香剤も気に入った香りのものがなく、
芳香剤ジプシーとでも言おうか、
これまでに色んな製品を買ってきた。

最近まで使っていたのは小林製薬から出ているトイレの消臭元 せっけん
ふわっと香る石鹸の匂いが好きだったのだが、
先日、それに替わるものを手に入れた。



日本香堂から出ているフレグランス「かゆらぎ」シリーズの、白檀(コーンタイプ)

本来は燃やしてお香として使うものだが、
箱のままトイレに置いている。

この白檀の香りが大好きなのだ。



子供の頃、祖母宅に遊びに行くと、
お座敷から、いつもとてもよい匂いがしてきた。

匂いの元を辿っていくと、
小さな丸い箱に行き着いた。
蓋を開けると、中に2cm四方にも満たない小さな木片が入っている。

それは「香木」という名前で
お茶席には欠かせない大切なものだと、あとから知った。

その時嗅いだ香りが「白檀」。

トイレに白檀の香りなんて変かもしれないが、
ちょっと気に入っている。

ついでに車の中にもひとつ置いている。

余談:
百均ショップで安物狙いして「白檀のお線香」を買ってみたが、
こちらは100円だけあって、
香りもイマイチ。
匂いもすぐに失せました。(笑)

文章を書く時

2011-05-23 12:50:46 | 生活
仕事柄、一日中パソコンの前に座っている。

顧客とのやりとりは、電話かメール。

書面にするときはワードで文章を作成。

封筒の宛名書きも全てプリンタで印刷。

つまり、日常生活において、
直接鉛筆やボールペンを持って「書く」ということは殆どない。

あるとしたら、電話を耳に当てながら右手でメモを取る時くらいか。

そういうわけで、さっぱり「書く」ことから遠ざかってしまった。

学校の連絡ノートに先生への伝言を書いたり、
PTA行事の出欠プリントに記名したりする時があるのだが、
ほんの数行書くだけなのに、非常に気を使う。

もともと字を書くのがヘタ。
その上、書き慣れていないせいで
まともな字が書けやしない。

いつもぐしゃぐしゃと走り書きみたいに
誤魔化して書いてしまう。

慶弔時に記帳する時は、もっと悲惨だ。
達筆な方の中に混じって、
一人だけ子供みたいな字で名前を書く時の恥ずかしいことといったら!


そして最近、もっと問題だと思うことがある。

それは、

ペンを持っても頭に文章が浮かんでこない、ということ。


今、私の脳の中の文章回路が繋がっているのは、
ペンを持った右手ではなくて
キーボード上の「F」と「J」に置いた両人差し指のほうだ。

“ASDF” “JKL;”のキーに指を載せる。 
人差し指の腹で、「F」「J」についている小さな突起を触った瞬間に
言葉があふれ出てくる感覚がある。

そして実は、携帯メールで文字を打つのも、
息子たちみたいに早くはない。

子ども会関係でママ友に連絡することがよくあるが、
ちょっと長い文章だと、へたる。

根負けしてパソコンのメールで文章を書き、
一旦自分の携帯に送り、
それからみんなに送信~!

そんな荒技もたまにはやってみる。(笑)

今年はPTAの役員をお引き受けしたので、
書類を提出する機会も増える。
乱文乱筆を晒すことになるのだなぁ。

ああ、いつまでも15の時の丸文字では恥ずかしい。

着物の次は、ペン習字を習おうかしら?

と、真剣に思い始めているこの頃なのだ。

次男のお土産

2011-05-19 12:52:31 | 子供の話題
遠足に出かける次男に、

ちび姫ちゃんになにかお土産買ってきて。

と、頼んでおいた。

動物のストラップなんてどうかしら。
そんなに高いものじゃないし、お願いね。
きっと喜ぶと思うわ。

そして、彼が買ってきたものは、

ガチャポン1個。

中身はこれ。




チンアナゴ Heteroconger hassi っていうんだって。



こんな風に動きます。





水の中でゆらゆら動く様は、
なんかこれに似てないかい。(笑)




でもなんでこれ?
私、動物のストラップって言わなかったっけ?
ラッコとかイルカのほうがかわいいじゃん。

すると次男は。

「いやいやいや、ちんあなご、かわいいよ。俺好きだよ。
友達みんなでガチャポン買ったんだけど、
一番人気は、ちんあなご なんだぜ。
みんなこれが出るのを目指して頑張ってたんだから。
俺なんか、一回目でこれが出たんだ。スゴくない!?」


男子高校生がガチャポンに群がってはしゃいでいる・・・・・
なんか幼くてカワイイね。(爆)


そして肝心なちび姫は、果たして気に入るだろうか?

少々不安に思いながら、お兄ちゃんのお土産を渡した。

すると、

「かわいい~!かわいい~!」

と、大喜び。

枕元に置いて寝ましたとさ。


シュッと一吹き

2011-05-18 13:11:24 | 生活
ここのところ、よいお天気が続いている。

黄砂は飛んでくるが、
とりあえず洗濯物は外に干す。

夕方取り込む時、衣類はまだ暖かく、
お日様の匂いがしみ込んでいる。

蛇口から出る水も温んできて、
食器洗いにわざわざ温水を使わなくてもよくなった。


そんな爽やかな季節だが、
暖かくなってくると、
キッチン周りに必ずやってくる煩わしい客人がいる。

それは、コバエ(ショウジョウバエ)

普通の大きさのハエは、
ハエたたきで豪快に「バシッ!」とやればいいが、
コバエ退治はそうはいかない。

小さくてすばしっこくて
叩こうと待ちかまえると姿くらましして見失う。

うーーーーイラっとする・・・・・・。

スプレー式殺虫剤を吹き付ければ
退治できるのはわかっているが、
食べ物を扱う場所で殺虫成分をまき散らすのはあまり好きじゃない。

“コバエホイホイ”のようなトラップ系のものを置いておけば、
いつかは捕獲できるのは分かっているが、
それじゃ遅いのよ!
今すぐそいつを何とかしたいのだ。

何かいいものはないかと思い巡らせていたところ、
よいものを思いついた。



アルコール除菌スプレー(フマキラー)


コバエめがけてシュッと一吹き。

羽が濡れて飛び立てなくなったヤツを
ティッシュでつかみ取るのだ。

スプレーの成分は発酵アルコールとグレープフルーツエキスだけ。
これならカウンターや調理器具、食器類にかかっても安心だ。


何度かやるうちに、コツも分かってきた。

コバエは上方向に飛び立つ傾向があるので、
そっち方面にスプレーがかかるようにするといい。

また、僅かな風の動きに反応するので、
霧のような細かい飛沫にしないで、
けっこうジュボっという「厚め」な感じでスプレーするといい。
そうすると、身体全体がびしょ濡れになって這いつくばるから、
その時が狙い目だ。

というわけで、
これからの季節、コバエちゃんを見つけたら、
是非試してみて下さい。

玉子ランク A,B,C

2011-05-17 14:05:16 | 自分のこと・思い出
春のダイヤ改正で、
次男の乗るバスが10分早くなった。

起きる時間も出かける時間も
当然10分早くなる。

それに合わせてお弁当を間に合わせるのが、
実は一番大変だ、
ということに、今更ながら気がついた。

ラスト10分。

テストでもスポーツでも映画でも
そこからが勝負だ。

お弁当作りも然り。

時間が10分短くなったからといって
質を下げることは許されない。
特に次男は味にうるさいので、
ちょっとでもマズイと、昼メールで攻撃してくるに違いない。

新学期が始まってしばらくは
緊張していたのだろう、
ちゃんと起きていた。

ところが人間、ちょっと油断するとこれがいけない。

ある日のことだ。

窓の外からいつもとは違う明るい光が差しているのに気づき、目が覚めた。

左手には携帯を持ったままだ。

時間を見る。

あかんあかん。
20分も遅いやん!

携帯アラームはスヌーズにしてあるのに
いつの間にか解除したらしい。

やばいやばいやばい~~~。

えーと、とにかく次男のお弁当よ。
自分のは後からでも何とかなる。

昨日のおかずのお取り置きと、
牛肉でメインのおかずを作り、
あとは玉子!

頭の中でメニューを思いめぐらせながら
キッチンに下りる。

普段は一品ずつ作っていくが
今日は同時進行。

片方のコンロでピーマンと牛肉の焼肉風、
もう片方で玉子を。

玉子玉子玉子、
うーん、仕方がない。
今日は玉子ランクCでいくわ。

ここでちょっと説明。

玉子ランクA:普通の卵焼き・・・・・時間に余裕がある時
ボウルに玉子を割って混ぜ、卵焼き器で巻いて作るいつもの卵焼き。

玉子ランクB:両面焼きの目玉焼き・・・・・焦っている時
ボウルに割り入れる時間が勿体なくて目玉焼きにする。
お弁当用に両面しっかり焼くのがコツ。



火事場の馬鹿力じゃないけど、
追い込まれた時、人は能力以上の仕事をするのね。(笑)

無事、時間までに何とか間に合わせることができた。



夕方、学校から帰ってきた次男
怪訝そうな顔をして聞いてきた。


「お母さん、今日の玉子、何?」


ああ、あれ?

あれは、
玉子ランクC:フライパンの上でかき混ぜちゃうぐちゃぐちゃ炒り卵。

時間がない時の究極の裏技なのよ。