肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

夫達と妻達で評価の分かれること・・・ゴルフの予定は告げるか否か

2009-09-30 12:43:48 | 生活
サラリーマンのお付き合い・・・ゴルフ

お付き合いなのか、趣味なのか、健康のためなのか、
人によってゴルフをやる意味合いというのは違ってくるのだろうけど、
とにかく、休日の付き合いといったらゴルフです。

ゴルフに行くサラリーマンには
2種類の人間がいます。



①誘われたら、
「あ、いいっスよ~。行きましょう。」
と、妻に聞くこともなくその場で即答する人。

②誘われたら
「この日、ゴルフ誘われたんだけど、行っていいかな?」
と、まず、で予定を聞き、妻にお伺いを立てる人。



あなたはどちらのタイプ?




夫達の間では、
妻に予定を聞く人のことをを
「ゴルフってもんは、行くときは行くんだよ!
ったく~だらしがねぇ、
妻に頭が上がらないヤツ!」と蔑み、
即答する人を、
「それでこそ男、
夫の鏡!」と崇める。

逆に妻達の間では
予定も聞かずにゴルフを入れる夫を
「んまぁ、予定も聞かずにゴルフ入れるなんて、
自分勝手な人!」と酷評し、
お伺いを立てる夫を
「ホント優しいわね~、
出来たご主人だこと!」と賞賛する。


tenchan家ではどうって?

ちび姫ちゃんにお伺いを立ててるわ~。
の運動会っていつだっけ~?」ってね。(爆)

40にして惑わず?

2009-09-29 11:59:15 | 子供の話題
ちび姫との毎晩の日課
おやすみ前の本読み。

ちょっと前までは読み聞かせをしていたのに
最近では「自分で読む。」
と、好きな本を出してきて読み始める。

この間持ってきたのは

「世界の童謡」
私が小学生の頃に習った懐かしい曲がいっぱい載っている。

ちび姫は知らない歌があると
「ママ、歌って歌って。」せがむので、時々歌ってやることにしている。

その中に懐かし曲を見かけた。



「おお牧場はみどり」





覚えてますか?


クラスでよく歌いましたね~。

♪~おお牧場はみどり 
  草の海 風が吹く
  おお牧場はみどり 
  よく茂ったものだ(ホイ)
 
  
その時である、
ちび姫の目がまん丸になって

「ママ、その 『ホイ』ってなによ!!」

という視線を私に向けた。

「だって、ここに(ホイ)って書いてあるでしょう。

だからホイって歌うのよ。」

と言いながら、
教室で歌っていたあの頃のことを思い出した。

確かに(ホイ)って書いてあるんだけど、
誰もそこは歌わなかったんだった!(特に女子)

恥ずかしくって小声で「ホイ」って歌うから、
そこだけもの凄くテンションが下がったんだった!

変な歌詞、(ホイ)だなんて
こんなの、歌えないわ・・・・
と、いつもスルーしていたんだった!

たった一人、クラスのおちゃらけキャラの男子が
素っ頓狂な声で、「ホイ」と歌っていたので
いつもみんな大笑いするのであった。

それを今、私は恥ずかしいともなんとも思わないで
「ホイ」と普通に歌っていた

40にして惑わずとは
こういうことか!!



みんなのニックネーム

2009-09-28 12:34:56 | 生活
世間では「空気読めない」人のことをアルファベットで「KY」と言うらしい。

じゃあ、我が家ではどうなの?
ということで始まったニックネームつけ合戦。

トップバッターはやはりこの人

長男




「OT」
(オレ様、天才)

何事に付けても、自分優位。
一個しかないスイーツも平気で食べる。
「オレって天才じゃねぇ~?」
が口癖。




次男





「DO」
(どうせ、オレなんて・・・・)

真ん中っ子の宿命。
上から苛められ、下からも軽んじられる。
「どうせ、オレなんて・・・・」
と、涙する。



ちび姫




「ON」
(お転婆、ナルシスト)


年の離れた末っ子。
みんなに甘やかされて育ち、コワイもの知らず。
鏡を見てうっとりする、夢見がちプリンセス。






「HG」
(褒められたい、ガリガリ)

「お母さんってさぁ~、すぐに

『これおいしい?ねぇ、おいしい?』
って、聞くよね。
人から褒めてほしいんだよね~。
あと、理科室の標本みたいにガリガリだよな。」

ええ、そうですとも!褒めてもらいたいでっす!
それに、ガリガリで悪かったわね!





「MHM」
(メタボ・ハゲ、認めない)

全員一致で可決。

「お父さんってさぁ、

絶対に『そうだよな。』って認めないよな。

いつも、『いや、それは違う。こうだ!』
って言い張るよね。

そうそう、
メタボじゃん、って言うと
『これは筋肉。』って言うし、
髪、薄くなったねって言っても、
『細くなっただけ。』って言い返すし。」

これには夫も大爆笑。


それからしばらく経ったある日のこと、
ちび姫が怒った顔してやってきた。

「パパー!パパってずるい!!

ドラゴンクエストIX 星空の守り人で遊んでたでしょ!!」

お兄ちゃん達が受験終わるまで、新しいゲームやらないって言ったのに!!」

と憤っている。

「違うよ~。そんなこと言ってないよ~。


お兄ちゃん達は、受験が終わるまで、ゲームはできないよ。

って言ったんだよ。

誤魔化そうとする、夫。

「違うよ、ちゃんと私聞いてたもん。

ほら、やっぱり出た。

パパの「認めない」が!!」

ちび姫、痛烈な一撃。



夫よ、
彼女を巻くのは容易ではないわよ~。

秋は別れの季節

2009-09-25 13:01:42 | 自分のこと・思い出
ばくさんから「もっとカミングアウトを!」というリクエストがありましたが、
残念ながら、元彼の話はこれが最後です。



次に付き合ったのは、
二つ年上で、運動部のキャプテンをしている人だった。

昔から、一芸に秀でた人に弱い私。

高校時代に付き合ってた彼からしてそうだった。
成績優秀、語学堪能、運動能力も優れ、ピアノは弾けるし、
おまけに背が高くて美形。
↑最初の段階でこれだったのに、どんどん妥協点が増え・・・・・
おっと、これ以上書くとヤバイヤバイ(汗)

とにかく、私はこのキャプテンに夢中になってしまった。

周りの友達は心配して、彼との付き合いにあまりいい顔をしなかった。
今思うと、冷静さを失っていたんだろうと思う。

彼はよく、ヨーロッパを旅行した時の話を私にしてくれた。
あの頃流行った、学生の貧乏旅行。
南回り、丸一日かけてのフライト。
セカンドクラスの列車で移動し、止まるところはユースホステル。
世界中の友達と出会い、
1ヶ月かけてヨーロッパを周る・・・・・
次の夏に自分もそういう旅行をしようと決めていたので
彼の話はとても参考になった。

中でも面白かったのが、
「地球の歩き方」を片手に宿を訪ねていった時の話。

別々に行動していた友達と、「地球の歩き方」で紹介していた宿で落ち合おうということになっていたのだが、
そこは既に廃屋になっていて、
封鎖されたドアの前で友達と再会し、二人とも途方に暮れたのだそうだ。

『いいか、あの本は

「地球の歩き方」じゃなくて

「地球の迷い方」だから

あまり参考にするなよ~!』

そう教えてくれた。

また、芝居や映画などにもとても詳しかった。

六本木のシネビバンというところに連れて行ってもらい、
ハリウッドの興業映画ではない、マイナーな映画を見ることを覚えた。

渋谷のジャンジャンという小劇場にも連れて行ってもらった。

でもちょっと、背伸びして無理してた・・・・・

「どうだった?」

鑑賞したあと、必ずそう聞かれたのだが、
いつも言葉を見つけるのに苦労していた。

こんなことを言ったら、軽蔑されるかも、
気の利いたことを言わなきゃ、と
自分をよく見せることばかり考えていた。

一番困ったのは、小劇場でアングラ(?)のような劇を見た時。

劇団の名前も劇のタイトルも忘れてしまったが、
死んだ父親が、実はもう一つの家庭を持っていて、
そこを訪ねていくと、父はうどん打ちの名人だった、
という内容。
そしてなんと、舞台上で役者が本当にうどんを打ち、
前列の人は、役者がうどんを台に叩きつける度に、小麦粉を思いっ切りかぶっていた・・・・・
そういう芝居だった。

「どう?」
って、聞かれても困ってしまった。
「舞台でうどんを打つなんて珍しいね。」
としか、言いようがなかった。

当時4年生だった彼は、新聞社への就職が決まっていた。

彼の卒業後は、1ヶ月に1度くらいしか会えなかったけど、
電話は頻繁にしてくれていた。

夏休みになり、私は、予てから決めていたイタリアへの旅行を決行。

「おいしいものばっか食べて、太るなよ。」
彼はそう言って送り出してくれた。

お酒の好きな彼の為に、Duty Freeでお土産のウィスキーを買い、
帰国後すぐに電話をして、会うことにした。

ところが、その日の彼はいつもと違っていた。

旅行のことをあれこれ話しても、なんだか興味がなさそうだった。

そしてこう切り出した。

「オレ、やっぱり、芝居やりたい。

戯曲書きたい。



そのためには

一人にならなきゃならないんだ。

新聞社も辞める。

わかる?

君がいるとダメなんだ。

自分を追い込んで、夢を追い求めたい。」

そう言われた。

あまりに突然のことで、どう返事をしていいか分からなかった。

沈黙したまま、どのくらい時間が経っただろう・・・・

「あなたの夢を支えたいの。」

一言だけそう言ったことを覚えている。

でも、私には分かっていた。

この人はもう自分で決めているんだ。
だから、私がいくら何を言っても無理なんだ、と。


彼は、寂しそうに

「それはダメ。」
と、断わった。



それにね、彼、

「成功したら迎えに来る」

とは、とうとう言ってくれなかった。

それでもう納得。



私は友達に彼と別れたことを話した。

すると彼女達は

「よかったじゃん、そんな人と別れて~!
私たち、『tenchan、何でアイツなんかと付き合うの?!』
って、思ってたよ!
気に入った女には優しいけど、基本的に女をバカにしてる奴だから・・・
tenchan、早く気付けよーって話してたんだよ。」

と、慰めてくれた。

tenchan20歳の秋、

男の夢は、女への愛をも凌駕する。

そう学んだのだった。

必勝

2009-09-24 12:50:42 | 受験ネタ
一週間のご無沙汰でした。

シルバーウィーク中は、皆様、有意義にお過ごしになったでしょうか?

tenchan家には受験生がおりますので
連休だからといって、ホイホイと出かけるわけには参りません。
長男は 駿台マーク模試が2日間ありました。
ええ、当然、お弁当も作りました。(休日なのに!!と強調しておく・・・・)

あとは、お墓参りとか、お寺へのお彼岸供養とか、
かなり地味に過ごしておりました。

パソコンの前にも一度も座りませんでした。
これは、精神的に結構きつかった~!

もともと、ブログの更新は会社の昼休みにやっていて、
土日はパソコン全く触らないんです。

パソコンやる時間がないというのもあるんだけど
処理能力って言うのかしら、
パソコンの性能が会社のと家のでは違うのでやりづらいんです。
会社のは反応が早いんだけど、家のは動きが遅くって、
立ち上がるのも遅いし、接続も遅いし、マウスの動きも違うしイライラしちゃうの。

というわけで、せっかく皆様からコメントをいただいていたのにお返事も出来ず、
更新も出来ず、でした。
毎日遊びに来て下さった方、ありがとうございます。

いつも遊びに伺う方のブログは
携帯でチェックしていました。
すると今度は、こんなコメントを書き込みたい!という衝動に駆られ・・・・・

記事の更新も出来ず、コメントも出来ず、
なんともフラストレーションの溜まる一週間でありました。

既に、adictedな状態かも・・・・


さて、パソコンフリー状態の私が、この一週間取り組んだのは

収納大作戦


押し入れや天袋、クローゼットや本棚、食器棚やキッチンの収納など
普段なかなか整頓できないところを

徹底的に整理整頓


致しました。

これだけ長い休みがあるんですもの、
物を出したり入れたり、収納のレイアウトを考えたりするのには絶好のチャンスです。

眠っているものを奥から引っ張り出して、



不要

本当はいらないけど、取りあえず保留

に分けて、不要品はどんどん処分していきます。

もともと、「捨て魔」のtenchanです。

要らないと判断した物は、惜しげもなくゴミ袋に投入します。

今回「不要」と見なされた物で、一番かさばったのは

クリーニング屋さんのハンガー

こんなにクローゼットの中に入っていたんだ!!
というくらい出てきました。

それから、かさばりはしないけど、
引き出しの中に転がっていると、イラっとくるのが

ゴルフのスコアを書く鉛筆 

使用後は、家で絶対に使わないのに、
3つも4つも転がっている。
即、ゴミ箱行きです。

物を捨てて、空きスペースが出来たら
今度はどのように入れるか、レイアウトを考えます。

今回気を付けたのは

物はスペースの7割に抑える

ことです。

せっかく物を捨てて、収納スペースが出来たところへ
またfullに入れると見苦しくなってしまいます。

引き出しを開けたらちょっとまだ入りそう・・・・
押し入れにもまだまだ入れられる・・・
というように、少し余裕を持たせて仕舞うと、
パット開けた時に、美しく見えるのです。

連日の作業のお陰で、
とりあえず、80%くらい整理が出来ました。



実はね、今回収納大作戦を始めたきっかけは
長男だったんです。

休みに入っていきなり

「よし、掃除するぞ!」

と言うと、机の上、本棚、引き出しの中、鞄の中
自分の物を整理し始めたのです。

いつのものか分からないプリント、
校門前で配ってる予備校のパンフレット、
使い終わったノート、
など・・・・
今まで私が「処分しなさい!!」
と、カリカリ怒っていたものを
進んで捨て始めたのです。
しかも、驚いたことに
自分で掃除機をかけたではありませんか!
(人生初・・・・・本人の弁によると2回目だそうです。)

「いや~部屋がきれいになると、頭もスッキリ!
勉強もはかどるね~。」

ですって。
(もっと早く気付いて!っていうか、ずーっと言い続けてきたでしょ!!)




そして、きれいになった机の上にはこれが(笑っちゃダメだよ)


















今日は私が悪女です

2009-09-18 12:38:34 | 自分のこと・思い出
引き続き、学生時代に付き合っていた彼氏の話。

昨日、18歳の私を慰めて下さった方へ。

ごめんなさい、今日は、私の方が「ひどい女」です。



一夏の恋が終わって、
その傷がようやく癒えようとしていた冬のある日、
私は合コンの誘いをうけた。


「合コン」という言葉自体が、私の中ではもう死語。
なんだか、屋根裏部屋で埃のかぶったアルバムを開く気分だわ。


お相手は、○○ボーイという言葉でもお馴染みの、有名私立大学生。
方やこちらは国立大の貧乏女子学生。
みんな舞い上がっちゃって、テンション上がりっぱなし。

○○大の人って、自宅生なら車持ってるよね。
しかも、家には3台くらいあって、
全部外車だったりして!!

とか、

下宿生の人でも、ワンルームマンションとかに住んでるよ、きっと。
親は、有名企業の重役さんとか、自営業の社長さんとか??

みんな勝手に妄想していた。


当日、渋谷駅で待ち合わせ、
多分、近くの居酒屋(どこだったか思い出せない・・・・)で
飲んだんだと思う。

その中の一人、関西出身の男の人が
ちょっと気になった。

結局その人とお付き合いすることになったのだが、
「ちょっと気になった」だけで付き合ったのが間違いだった。

「ちょっと気になった」=「ちょっとしか気にならない」=「あまり気にならない」

という非常に明確な計算式が出来上がるわけである。


一度気持ちがずれてしまうと、
あとは加速度的に冷めていった。

彼の、どこが、何がイヤだったのか、
挙げればきりがないけれど、
一番決定的だったのは、

食に関する意識の違いだった。


関西人の彼は、

安くて多くてウマいものを食うべし。
という信念をもっていた。

「あっこの店、うまいんやで~。」
「めっちゃ安いやんけ~。」
というのが口癖だった。

デートするときも、そういう類のお店によく行った。

それはそれで楽しかった。

でも、
(ここが若さ故の我が儘なところなのだが)

たまには、

雰囲気のよい、
お洒落なお店で、
食事をしてみたい!!


そう思っていた。

一度だけ、メニューにカタカナが混じってる
ちょっとお高いレストランに入ったことがある。
彼は最初から最後まで「めっちゃ高い!」を繰り返し、
せっかく来たのに全然楽しめなかった。

また、メニューの選び方も私とは違っていた。

「今日は何を食べようかな?これにしてみようかな?」
と、あーでもないこーでもないと言いながら決めるのが、
私にとって、外ご飯の時の一つの楽しみであるのだが、
彼はいつも

同じもの

を食べるのだった。

お好み焼き屋に行けば、「豚玉」

スパゲティー屋に行けば「タラコ・イカ」

決して他のものを食べようとはしなかった。

私は今日、これを選んで、彼は違ったものにして、
「ちょっと味見してみる?」
なんて、お皿交換してみたかったのに、
いつも同じじゃつまんないじゃない。

そう思っていた。

さらに、食事の仕方も独特だった。

例えば、とんかつ定食を食べるとき、
まず、味噌汁を全部飲む。
それから、添え物のキャベツとポテトサラダなんかを全部食べる
次に、ご飯に塩をかけて食べる。
そして、最後にとんかつを食べる。


ご飯→とんかつ→キャベツ→ポテトサラダ→ご飯
という風に、少しずつ食べていく私には
信じられない食べ方だった。

とんかつだけではない。
天ぷら定食でもコロッケ定食でもしょうが焼き定食でも、同じことをしていた。

「どうしてそういう食べ方をするの?」
と、聞いてみたら、

「とんかつを食べると箸に油が付くやろ、
それで味噌汁を飲むと、
味噌汁に油が浮くやん。
それがいややねん。
それに、白い飯は味がないやろ。」

という言葉が返ってきた。


今考えると、
本当に好きな人だったら、
↑のようなことでも、ぜーんぶ許しちゃえて
気にならなかったんだと思う。


翌年、秋風が吹く頃、
私の方からさよならを切り出した。
本当にごめんなさい。


tenchan19歳、

味のツボは大事だぞ。

そして、

本当に好きな人としか付き合っちゃダメ!

そう学んだ秋だった。


後日談:
卒業した彼は関西に戻り就職。
その後結婚して子供も3人いることを、
風の便りで聞きました。
ちょっとホッとしています。


夏の終わりに

2009-09-17 12:52:00 | 自分のこと・思い出
夏の終わりになると思い出す、
青春の苦い思い出。



私は大学生。
親元を離れ、東京で下宿していた。

当時付き合っていたボーイフレンドも地方の出身者で、
お互い夏休みには帰省する身であった。

しばらく会えなくなって寂しいけど、
「休み明けにまた電話するね。」
バイバイと手を振って、また会おうねと言って別れた。

9月になり学校が始まり、
私は早速彼に電話した。

ところがである。

「もしもし~。」
と言っても返事がない。

「・・・・・・。」

無言である。

「もしもし、どうしたの?」

「・・・・・・。」

沈黙。

なんなの?なんなの??これ。

「ねえ、どうしたの?」

すると、彼はようやく口を開いた。

「じゃあ、切るから。」

そう言っただけで、いきなり電話を切ったのである。

ツー・ツー・ツーという機械音を聞きながら、
私は唖然としてしまった。


どうして?
「またね。」と、笑顔で言ったじゃない。

頭が混乱していた。




翌日学校に行って、私はもっと驚いた。

一般教養の大講義室で

彼が、







とても可愛い女の子と並んで、
最前列に座っていた



のである!

しかも、二人の腕には





SEIKO ALBAのペアウォッチが!!



なんという変わり身の早さよ!



tenchan18歳、



手の早い男には気をつけろ。

そう学んだ夏であった。

けちけち大作戦②

2009-09-16 12:56:28 | 生活
1年くらい前の話だが、おネエMANSという番組で美容家のIKKOさんがメイクの仕方を教えていた。

ターゲットは
北京オリンピックのメダリスト伊調姉妹。

彼女たち、これまでに一度もメイクしたことがないという。

そこで、髪もメイクもファッションもトータルプロデュースしちゃおうという企画だった。

なになに、IKKOさんのメイク術?
これは見なくちゃ!

そう思って見始めたのだが、
ファンデーションの使いっぷりがすごい!


まず、手のひらにリキッドファンデーションをのせて

両手で揉み、そのまま顔に塗る。


確かに、顔全体をカバーしてはいるが・・・・
ここでもう、ファンデーションの1/4が
手のほうに付いてしまっているじゃない!

あーもったいない~。


次に、塗りムラが出来ぬようスポンジで拭き取っていくという。

えー、せっかく顔に塗ったのを拭き取るの?
ここでまた1/4が無駄になる・・・・


手のひらにつき、スポンジに吸収され
あとは洗い落とされるだけの運命であるファンデーションのことを思うと、
なんとも落ち着かない。




ちなみに、変身した伊調姉妹は→こちら



やはり、美しくなるためには物資の大量消費が必要なのか?


IKKOさんにダメ出しくらうに決まってるだろうけど、
口紅押さえのティッシュさえ連日使い込む私→過去の記事 には
こーんな風にファンデーションをたっぷりとは使うことはできない。

伸ばし終わってギリギリちょんで終わるよう、最低限しか使わないのがtenchan流である。


手のひらにのせて顔全体にだなんて・・・・とんでもない!
指先にチョロッとのせて、そのまま顔に伸ばす。
使うのは人差し指、中指、薬指の三本だけ。しかも、なるべくそれ以外の所につかないように気をつけながら、
無駄にしないように伸ばしていく。

拭き取る?だめだめだめ
せっかく伸ばしたものは拭き取りらない。
そのまま固形のファンデーションを塗っていく。


そう、私のファンデーションの塗り方は










ちょっとのっけて長~く伸ばして なの。
(大原麗子さん、ゴメンなさい)

バラバラ外ご飯

2009-09-15 13:12:12 | お店レポート
日曜日はいつも、家族全員で「内ご飯」を食べるtenchan家。
(個々の事情によって、食べる時間帯が異なる場合もありますが・・・・)

ところが、一昨日の日曜日、
7人が4つに分かれて食事をすることになりました。

①義父母とちび姫

名古屋に行ったついでに、「梅の花 栄店」 で豆腐料理をいただいたそうです。

私的には、できればここに一番行きたかった~(涙)

岐阜にも「梅の花」できましたが、予約しないとなかなか入れないみたい。それも前もって!
この間、当日予約しようとしたら、
「今日は予約一杯で、8時以降ならお取りできます。」
と言われたのよ。

②夫

所属するサークル活動での打ち上げ会。

子供主体なので、すたみな太郎 羽島店 で焼肉食べ放題。
私も次男の部活の打ち上げ会で、ここに行ったことがありますが、
なんといっても、焼肉のバイキングです。味は申し上げなくてもお分かりですよね。
仲間と楽しく過ごすのが第一の目的、
食事は二の次だと思った方がいいです。


③次男

可哀想ですが、塾の講義があり、
出かける前に一人だけ軽く「チャーハン」を食べ、
帰宅後に夜食を食べることに。

④長男と私←非常に珍しい組み合わせ。

何が食べたいか尋ねると、

「風来坊の手羽先!」

ちょっと母には重いんだけど・・・・仕方がないか。

この間、お腹が痛くなった時に優しくしてくれたから、
連れて行ってあげよう。

ということで、風来坊 新岐阜店 へ行って参りました。


手羽先何人前?と聞くと、

「うーん、5人前!!」
と言うではありませんか。

あなたね、1人前って5本なのよ。
25本食べられるの?

「大丈夫だよ。」
と、涼しい顔をして言う。

と言うわけで私の分も合わせて、
手羽先6人前を注文。

大皿に盛られてきた6人前の手羽先。

二人とも寡黙になって食べ続ける。

しかし3本食べたところで、私が途中でギブアップ。
(やっぱ、ビールがないとこういうものは大量に食べられませんっ!!)

長男はその後もハイペースで食べ続け、
サイドメニューで注文した
ねぎま串(塩)、串カツ、サラダ、と共に

見事完食

若いね~。



食べ放題で「食べるものがなかった~」と、嘆いているであろう夫と
塾で頑張って勉強している次男のために
お持ち帰りの手羽先を買って帰りました。



恐るべし、我が家の肉食系男子!





優しい気持ち

2009-09-14 13:01:41 | 子供の話題
一家の主婦ってのは、
少々身体がだるかろうが、お腹が痛かろうが、頭が痛かろうが、熱があろうが
家族のために頑張ってしまうところがある。


毎日が追われる生活ゆえ、
お医者さんに行く時間さえも惜しい。

ちょっと横になっていれば治る。
一晩寝たら治る。

そうやってなんとか乗り切っているのが現状である。

ところが、夏も終わりのある日、
いつもにはない腹痛が襲ってきた。

この間、冷たい飲み物をがぶ飲みしたからか?
胃の弱い私は、どんなに暑い日でも、
氷の入った、或いは冷蔵庫で冷やした飲み物を
飲まないことにしている(ビールは別!!)のだが、
アイスカフェオレぐらいならいいだろうと、ちょっと油断して飲んでしまった。
それがよくなかったのだろうか。
それとも、ここのところ
夕方になると涼しい風が吹いてたのに靴下も履かずにいたので、
足下から身体が冷えたのだろうか?

温かいミルクティーを飲んでしばらく様子を見ていたが
一向に治る気配がない。

体調の悪い時にいつも家事を代わってくれる頼みの義母は、まだ帰っていない。

まずい・・・・


この日は塾もあるし、義父母も出かける用事があるので
夕ご飯だけはちゃんと作って送り出さねばならない。

歯を食いしばって、からだを二つに折りながら
食事の用意をする。

とりあえず食べられるように食卓を整え、
痛みが治まるのを待ちながら椅子に腰掛けていた。

そこへ帰ってきた長男

へたっている私の姿を見ると、
血相を変えてこう言った。

「お母さん、どうしたの!?」

「ちょっと、お腹が痛いの・・・・」
返事もし終わらないうちに私のおでこに手を当てて、
熱があるかどうかチェックする。

「熱、あるかもしれん。」

すぐに体温計を持ってきてくれた。

熱はなかったが、胃の痛みはひどい。

「すぐに医者に行かなアカン(行かなきゃだめ)。」

そこへ次男が入ってきた。

、お母さんがこんな状態なんやぞ!
悪いことぐらい気付けよ!!」

「え、だって、俺、別の部屋にいたから気が付かんかったし・・・・」
口ごもる次男。

騒ぎを聞きつけてやって来たちび姫
「ママ、大丈夫?大丈夫?」
と、顔を覗き込む。

ようやく義母が帰ってきた。
長男から話を聞くと、
あとは大丈夫だから行きなさい、ということで
私はかかりつけ医に向かった。



不思議なもので、
お医者さんに行って待合室で待っている間に
痛みはどんどん引いていって
診察室に入る頃には、診てもらうのが申し訳ないほど回復していた。

結局、胃腸炎という判断で、整腸剤を処方された。

それにしても、今まで「オレ様」キャラだった長男の変わり様はどうよ!

帰るなり私の異変に気付いて声を掛けてくれ、体温計まで持ってきてくれた。

なんだか胸の辺りがポッと温かくなる。




恋は人を優しく変えるっていうけど、
気になる娘の存在が、彼を変えつつあるのは間違いないと、
確信する母なのであった。